ギャンブル

2013年5月28日 (火)

JRAの結果調査

3月から続けたJRAの結果について、日本ダービーで一区切りだと判断しまとめる。

3月23日から5月26日までに開催された中央競馬会(JRA)の結果について、1着になった馬について調査した。結果として対象レースは672レースであった。3月23,24日のレースは一部の記録を残さなかったので、それを除くレース624の内容は以下の通り。

■ コース  (JRA:2013.3.23-5.26)
  ダート  301
  芝    423

■ 天候 (開催日単位)
 晴    31
 曇    8
 小雨  1
 雨    6

■ 馬場状態 (開催日単位)
       良  稍   重   不
 ダート  33   7   4    2
 芝     39   5   1    1

■ 競馬場 (開催日単位)
  東京  12
  京都  12
  中山   8
  阪神   8
  福島   8
  新潟   6
  中京   2
  合計  56

芝とダートはやや芝が多いのがJRAのようで、天候は春先にしては雨が少なかったようで、晴で、馬場の状態も良好なものが多い。競馬場はJRAの都合で決まっているのでコメントのしようはない。
結果を分析するのは単純な方法でないと作業負担が大きいので、1位になった馬についてまとめた。1位になった馬の単勝払い戻し金の倍率(オッズ)を確認した。まず、1位になった馬の人気順位をまとまた。

■ 単勝人気順位と、1位馬の割合  (JRA:2013.3.23-5.26)
 人気  勝数  累積
  1   220   33%
  2   110   49%
  3    87    62%
  4    57    71%
  5    52    78%
  6    39    84%
  7    28    88%
  8    27    92%
  9    18    95%
 10     13    97%
 11     6    98%
 12     6    99%
 13     1    99%
 14     3    99%
 15     2   100%
 16     3   100%

1番人気と2番人気合わせると半分近くが1着になっている。13番人気まで、人気と勝数は順番になっている。勝馬投票券を買う人の予想は、全体としては正しい結果になっていることが分かる。趣味で買っているのか、人生を掛けているのか分からないが、統計的には投票者の予想と結果は合致していると言える。
1着馬のオッズについて、人気毎に、平均・最大・最小をまとめてみた。出走数が少ない場合もあるので、全体のレース出生数も下に示した。

■ 1着馬の人気順位数と、勝利馬のオッズ平均と、最大最小 (JRA:2013.3.23-5.26)
人気  N    Avg    Max   Min
  1  220   2.52    4.9    1.2
  2  110   4.14    6.9    2.5
  3   87   6.34    14.2    3.8
  4   57   8.87    20.4    6.0
  5   52   10.81    18.3    6.0
  6   39   15.45    31.6    8.1
  7   28   20.54    62.3    9.4
  8   27   23.51    55.1   13.6
  9   18   30.28    78.0   14.4
 10   13   38.07    60.6   19.7
 11   6   41.12    77.7   22.1
 12   6   67.18   182.0   31.3
 13   1   94.40    94.4   94.4
 14   3  112.63   164.0   52.9
 15   2  116.30   167.0   65.6
 16   3  224.33   346.0  135.0

■ レースの出走馬数
18頭   65      12頭  45
17頭   6      11頭  17
16頭  282     10頭  24
15頭   88      9頭  13
14頭   41      8頭   2
13頭   41      7頭   0

これまでの話で当然の結果であるが、人気の順にオッズは上がっている。
1着馬のオッズのヒストグラムをまとめた。グラフの方が分かり易いのは百も承知だが、テキストベースで表現することを原則としているので、気が利かないのは承知しつつ数字の列を示す。

■ 1着馬のオッズのヒストグラム
 オッズ 頻度
   2   77
   4   191
   6   111
   8   59
  10   52
  12   22
  14   30
  16   19
  18   17
  20   11
  22    8
  24   15
  26    8
  28    8
  30    2
  32    5
  34    5
  36    3
  38    1
  40    2
  42    2
 次の級 24

ほとんど電話帳の様な状態になっている。飽きてきたので、実際に機械的に投票券を買ってみた場合を想定して計算してみた。[1] 1番人気のみの投票する、[2] 1番人気と2番人気に同額投票する、[3] 1,2,3番人気に同額投票する、[4] 不人気の下位5頭に同額投票するの4つのパターンですべてのレースに投票したと仮定した場合に、投じた金額(賭け金)と配当の割合を計算した。結果を下に示す。

■ 投票方式と配当/賭け金
     投票方法    配当/賭け金
 [1] 1番人気のみ     82.4%
 [2] 1,2番人気       75.1%
 [3] 1,2,3番人気      77.4%
 [4] 人気下位5頭       75.4%

JRAの取り分は以前の計算で、26%前後(10円未満はJRAに行くルールなのでもう少し多くなると思われる)である。規則に従って投票した場合の結果は、すべてJRAの取り分を引いた額より少し高い結果(74%)になっている。[1]が高い結果になっているが、二週間前は80%未満であったのが、1番人気が続いて買って配当額が大きくなった。82%は、払戻金の割合74%に対し 1.135倍になっているから立派な成績である。しかし、それでも100%に届かないのだから、2割を趣味の費用として受け入れないといけない。
先の勝馬投票券に課税された件で、被告人の主張では利益は1億5,000万円を出しているとなっている。1番人気に投票するだけでは元本割れする。掛け金を基準にすれば、年1%程度の利回りに過ぎないから機関投資家としては失格になる。しかし、100万円の運転資金を自転車操業して増やしたというのなら立派な成績である。年収800万円程度ということだから、投じている金額は名実ともに人生を賭けているといった良いだろう。小さな金を賭けるのを所帯博打といって軽蔑の対象になる。その意味では尊敬される存在なのだろう。

自分は特別だというのが博打にハマる人間の特徴のようだ。特別でない方法で、どのくらいの配当を得られるかを確認したら、統計的な期待値に近い数字に落ち着いた。だからどうというほどの結論ではないが、同じ規則で数ヶ月賭ければ二割程度減る所に留まるのだから、人生を壊すには至らない。これも一種の所帯博打であるが、自分が特別だとする薄い根拠に頼るよりは実務的である。まあ、手を出さないのがもっと実務的なのだが。


調べは時間を要したが、得られた結果は取るに足らないものであった。

2013年3月29日 (金)

勝馬投票券

先日の福山競馬の件に関連して、勝馬投票券の配当がどうなるかを考えた。

中央競馬会 (JRA) の中山、中京、阪神の結果をもとに計算した。開催日は3月23-24日の二日間とした。血統だの、過去の実績だの、そんなことは分からないし、複雑な投票は分析不能なので単純に、単勝で直前のオッズで投票する(以下、賭ける)こととした。
賭け方は以下の三方法で比較した。
 (1) オッズの本命から三位までに各1,000円を毎レース賭ける。
 (2) オッズの本命から二位までに各2,000円を毎レース賭ける。
 (3) オッズの下位五位までに各500円を毎レース賭ける。
3競馬場の2日間、各12レースの都合72レースについて、上記の規則によって賭けた。レースによって出走数が異なり、9から18で平均的には15である。18頭のレースで(3)の場合には、14~18番の人気馬に賭けることになる。賭け金の総額は20万円前後となる。結果を下に示す。

                     投票金額 獲得金額  獲得数 配当率
(1) のケース  216,000   173,200    47    80%
(2) のケース  288,000   224,400    38    78%
(3) のケース  180,000   227,850     5   127%

確実な配当が期待できる(1)は、47レースで獲得し、最も確率が低いと予想される(3)は5レースに留まった。しかし、獲得金額は不確実な(3)が最も多く、配当率 (戻り金/賭け金) は100%を(3)のみが超えた。細かく見てみると、中山で4件当たったが、阪神では1件、中京では0件とばらつきが大きい。72レースも確認すれば傾向が確認できると思ったが、大穴狙いの場合にはもう少し数を確認しないと確からしさに欠けると思われる。堅実な(1)、(2)については、JRAが持っていてしまう26%に対して、近い金額を回収しているので期待値に収れんしていく過程であるように見える。
もう少しレースを増やして確認してみるのも面白いかなと思った。正直なところ、馬に賭ける気にはならないのだが、これに熱中する人間の方は興味がある。上記の3つのケースで、堅実な(1)のような投票傾向をする人は、ギャンブル依存症になると聞く。なぜなら、ほどほど当っていて他人と自分は違うと錯覚してしまうからのようである。(3)のような投票傾向は、はずれた自覚を持つから危険度は低いようである。

昔の博徒が開帳した賭場では寺銭は五分だったと言われる。それに比べて国営の博打は寺銭が二割五分とべらぼうだと言う話がある。博徒は五分だがすべてをむしることに意味がある。手間を惜しまずすべてを巻き上げる。国は厚く任意に巻き上げる。この違いである。しかし、国営カジノで25%はじいたら客は来そうにない。朝夕しか出入りが出来ない場所で、五分だがすべて巻き上げる手法が正しい賭場の経営であろう。

もう少しデータ数を増やして、集計してみることにする。


■ 違憲判断への対応について
成年後見人の選挙権について、政府が控訴したという。選挙の混乱が理由のようだが、選挙権を奪われた人の混乱は無視する根性が理解できない。参議院議員選挙を意識してのことだろうが、九月まで待ってくれと言えば無能が表に出るが誠実だろう。司法制度を利用して時間稼ぎするのは、法律上の正当性を主張できるのだろうが、ただ狡猾なだけで性根が腐っている。この腐った政治家や役人は処罰されることはない。司法手続きとして正しいことが、倫理として正しいとは限らない例として後世に語り継ぐのが良い。正しい道を歩まない者への懲罰は歴史に刻むことに尽きる。

一票の格差を0増5減を行おうとしている。これでは済まないがやるだけやれば良い。しかし、衆議院のことを衆議院で考えることがナンセンスだ。外部の意見を聞くか、参議院主体で行うのが当然だろう。二院制を止めるだとかいう意見があるが、衆議院のブレの大きさからすれば危険な話だろう。下院である衆議院を人口比例に厳密な制度にする一方で、参議院は各県3人+100人の人口比例 (比例) とすればすっきりする。上院の権限は小さくしても良いが、下院の暴走を抑止できる権力は与えたい。参議院のことは衆議院、衆議院のことは参議院が決めるというのも合理的だ。自分のことを自分の都合で決めるというのではまとまらないだろう。この欲の皮の突っ張らかった議員も歴史に刻む必要がありそうだ。


計算までの手間に比べ、結果は少しである。

2017年9月
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