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2017年9月 4日 (月)

北朝鮮、6度目の核実験 人工地震とみられる揺れ観測

韓国気象庁と韓国軍合同参謀本部は9月3日午後0時29分に、北朝鮮北東部.咸鏡北道吉州郡(ハムギョンブクトキルジュグン)を震源とするマグニチュード(M)5.7の人工地震とみられる揺れを観測したと明らかにした。日本政府は、北朝鮮が2016年9月9日以来、6度目となる核実験を行ったと断定した。
日本の気象庁は揺れの強さをM6.1、米地質調査所はM6.3と発表した。核実験だとすれば、国際社会が強く反発するのは必至だ。トランプ米大統領は「すべての選択肢はテーブルの上にある」として、北朝鮮への軍事力行使も辞さない構えをみせており、対応が注目される。米国などの単独制裁に反対するなど、北朝鮮に対する圧力強化に慎重姿勢を続けてきた中国の対応も焦点だ。
吉州郡の豊渓里(プンゲリ)には核実験場がある。北朝鮮が「水爆実験に成功した」とする16年9月の前回実験では、M5.0が観測された。韓国国家情報院は8月28日の国会報告で、2本の坑道で実験準備が完了したと説明。いつでも実験が可能な状態だと報告していた。北朝鮮は今月3日付の労働新聞(電子版)で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に水爆を搭載できると主張。水爆とみられる装置を視察する金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の写真を掲載した。北朝鮮はプルトニウム型と濃縮ウラン型の両方で核実験が可能とされる。日米韓は北朝鮮がすでに十数個の核爆弾を保有していると分析している。ヘッカー米スタンフォード大教授によれば、20年までに計50個の核爆弾を保有する可能性もある。
日米韓は、北朝鮮が水爆を保有しているとはみていないが、通常の原爆より大きさを4分の1程度にできるブースト型核分裂爆弾(強化原爆)の開発に成功した可能性も否定できないとしている。(朝日新聞:9月3日)


北朝鮮について考える。


国際的なかまってちゃん国家である北朝鮮は、米国と交渉相手にした貰いたいという願望を持っている。米国は金王朝を倒したい気持ちがあるのだが、韓国が北朝鮮を引き受けてくれないから、無理が効かない事情がある。この見方は西側に属する者の考え方で、中国からすれば、北朝鮮が自由主義側に属して、親米国である国と国境を接するというのは避けたい、というよりあってはならない事態である。中国が国境を接する国には、社会主義を1992年に放棄したモンゴルもあるが、面積は大きくても、貿易相手として中国に大きく依存しており、GDPも比較にならないくらい小さい。西側に位置する旧ソ連の国は、遠い国であり、国力も小さい。南側は高い山脈で囲まれているから心配は小さく、唯一問題なのはインドとの国境になるが、これは半世紀以上もめているところなので、すぐに片付く問題でもないし、この地域に限定すれば問題の程度は低い。つまり、都市部に近い東側で、自由主義国と国境を接するというのは中国の悪夢である。

核実験に戻す。核実験の成果を、地震測定技術を応用した手法で評価するのは一般的なようだ。しかし、事前にどこの場所で行うか、どのような種類の実験かを知っていて、最適な測定を行うのなら、その評価は蓋然性の高いものになるだろうが、恐らく、この辺りで実験を行うと言う程度の情報しか持たずに、測定場所も都合で決めている状態では、自ずと精度は上がらないということになる。
地震のエネルギーとしてマグネチュードが用いられる。地震という大きなエネルギーを扱う都合上、エネルギーの対数を取った単位である。マグネチュードが2増えると、エネルギーは1000倍になる。大きな違いがある比較ではこれで問題はないのだが、核実験の結果を外部から推定するのに少々不都合が生じる。今回の核実験に対して、日本と米国の発表ではマグネチュードで0.2の差がある。0.2というのは、エネルギーが2倍違うことになる。つまり、原爆か、強化原爆か、水爆かの判断をするのに、これだけでは情報が不足するか、確かな判断を下せないかが生じることになる。困った問題であるが、もともと西側の国に公開して実験している訳でもない。覗き見るのに限度があるのは当然とも言える。もう少しの時間を与えれば、精度の高い検討結果が発表されることと思う。

かまってちゃんに経済制裁を加えるのに、もう手がない状況になっている。中国、ロシアの協力があれば可能だが、こちらは別の思惑もある。石油輸出の停止はもっとも効果的であるが、これをやれば第二次大戦前の日本のような状況になりそうだ。中国と接続している石油のパイプラインは、石油の質が悪いこともあり、停止すれば詰まって使えなくなるという代物である。再開不能に近いとなれば、中国が引き鉄を引くのを躊躇う気持ちは分かる。ロシアは極東地域での低賃金の労働力として期待しているようだ。ロシア人がどれ程働かないのかという疑問も湧くが、横道にそれ過ぎると止める。
結局のところ、韓国が面倒を見ると言いださないのだから、金王朝を倒した後の図式を描け切れないというのが問題なのである。中国やロシアの都合を尊重しなければまとまらないのだから、米国や韓国の都合は後にする。最も血を流さない方式は、中国人民解放軍が平壌を制圧する方法になるだろう。北朝鮮と中国が戦争をする訳がないという意見はもっともだが、米国に朝鮮半島全体を支配させないのなら、米国から北朝鮮を守るという名目で侵攻し、現在の体制を倒してしまい、軍事政権を打ち立てるというのが実際的な作業になろう。軍のトップになり得る者がいるかどうかの問題があるが、なんとなれば、中国の傀儡国家にしてしまえば良い。国際世論の批判を防ぐには、ロシアと米国に事前に合意を取り付けて置けば済む話だ。こんな方法で検討していると想像するが、どうだろうか。


お坊ちゃんに、火遊びするとおねしょするよ、とスミダのお姉さんが教えなければいけない。

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