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2017年6月19日 (月)

首相、加計「深く反省」 内閣改造で人材担当相

安倍晋三首相は6月19日、国会閉幕を受けて首相官邸で記者会見した。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡る国会の議論について「深く反省している」と表明。信頼回復に向け丁寧に説明していくと訴えた。内閣改造・自民党役員人事を検討する意向も言明。今夏に人材投資で有識者会議と担当閣僚を設けると強調した。
国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設計画を巡っては、政府は適切な手続きだったと説明する一方、文部科学省の追加調査で「総理のご意向」などと書かれた文書の存在が判明。野党が「行政がゆがめられた」と批判していた。首相は「文書の問題を巡り対応が二転三転し、国民の政府への不信を招いたことは率直に反省しなければならない」と語った。首相は今国会で成立した「共謀罪」の趣旨を盛りこんだ改正組織犯罪処罰法に関し「国民の命と財産を守るための法律」と適正運用を訴えた。加計問題と合わせ「国会の開会、閉会にかかわらず、わかりやすく丁寧に説明したい」と述べた。内閣改造は「重要政策で大きな推進力を得るには人材を積極的に登用し、政府でしっかりした体制をつくることが必要だ」と検討する方針を示した。党役員人事を含め「これからじっくりと考えていきたい」と語った。首相は「人づくり革命を断行し、日本を誰にでもチャンスがあふれる国へと変えていく」と政府が経済財政運営の基本方針の目玉施策に位置づけた人材投資に取り組む考えを強調。今夏に具体策を詰める有識者会議「みんなにチャンス!構想会議」を立ち上げ、担当相もつくる意向を示した。(日本経済新聞:6月19日)


総理の記者会見について考える。


毎度おなじみの国会閉幕後の記者会見である。安倍は反省を口にするが、反省する前に学習せいと思うのである。反省する必要などない。責任を取れば良いだけである。と思って会見の文章を読み返してみたが、反省などしていない。野党が悪くて議論が進まなかったという論理で言い訳し、改良共謀罪、本当の名前は忘れた、は必要な法律だと自画自賛していた。みっともない話だが、みっともないと感じない感性の持主が政治家稼業に就くことになっている。他の誰かであっても程度の差でしかあるまい。
政治家が、反省を口にして、責任を取るつもりがないのなら、外向きにはそれで良かろうが、本当にしなければならない仕事は、学習することである。学習から最も遠いところを歩んできた様子が経歴から見えるから、これも求めてはいけない話なのだろう。

共謀罪について扱っていなかったので考えよう。一般の市民は対象にならないそうだ。仮出所していて、当然のことながら暴力団組織から足抜けした元ヤクザは、どうだろう。もちろん、暴力団は指定団体であるとする。そんな元ヤクザといっても、偽装足抜けである可能性もある。足抜けが事実か否かの判断は、警察が行うことになっている。共謀罪が公安調査庁のみが用いるというのなら色々チェックされる可能性もあろうが、これとて当然の如く警察組織も恩恵に与ることになろう。足抜けを警察が判断して、偽装足抜けだとの疑いで対象者になり、警察が共謀罪の適用をするという話になる。
どうせ元ヤクザか現ヤクザかの違いで、堅気ではないから良いではないかという論理もあろう。しかし、この元ヤクザが沢山出入りする家があったらどうだろう。これらに仕事を与えようとしている企業経営者はどうだろう。これらは表面上堅気であると思われている。
元ヤクザの出入りが多い家は保護司の家である。元ヤクザを雇用しているのは、更生活動に理解のある篤志家の方である。どちらもボランティアである。恐らく、辛い思いも多く経験していることだろう。冗談のような話であるが、これらのプログラムは共謀罪を説明している法務省の担当である。物を知らないフリか、真に知らないかしている法務大臣は、こんなこともご存じないと語るのだろう。
保護司は法律で定められている。定員に満たない状況が続いているが、全国で47,939人の保護司がいて、26.1%が女性であるという (定員は52,500人)。全国保護司連盟は、法務省に更生の妨げと、再犯増加の心配を法務省にしたほうが良い。ヤクザは嫌いだし、世の中にいない方が良いと確信するが、差別を固定化して良いこともないことが先人の経験である。篤志家の思いをねじ伏せる行為である。法務省は、ヤクザなどずっと刑務所に居れば良いと思っているのだろうか。それだと、刑務所の収容人数が足らないという現実がある。刑務所の収容定数は9万人程度である。指定団体の22暴力団の構成員数は17,000人強とされる。大丈夫だというのは難しい。だって、ヤクザは出所しないことになるのだから。
共謀罪の趣旨説明をしたのも、刑務所を所管するのも、保護司を委嘱するのも法務省の仕事である。保護司に定年制を設け、76歳未満(新任時65歳以下)としたのも、保護司を実質的に活動停止し、叙勲目当ての形式的な職にして、刑務所は民間委託して、という考えを法務省が持っているのなら、それを表明すれば良い。無給のボランティアである保護司をするのが、例えそれが叙勲目当てであったにしても、誰が批難できようか。もし批難されるのなら、保護司の仕事を行わなかったことである。正しい仕事を評価するのが役所の本来の業務というものだろう。無能大臣の答弁を聞くと、その役所の役人が皆等しく無能に見えてくるから不思議である。安倍は文科省だけでなく、法務省の役人にも弁明の機会を与えるのが良かろう。

獣医学部新設の問題で、既得権益の壁に穴を開けたと主張する。しかし、実態は、既得権を自分に近い人物に移し替えたという、新たな既得権が発生したと言うことに過ぎない。お友達に優遇措置が取られると言う行為、百歩譲って、そう疑われてしまうような行為は、真に既得権益を公平公正に作り変えると主張する者の取るべき策ではない。愚かである。

みんなにチャンスというのは、電通に発注したのだろうか。それにしてはお粗末である。みんなというのは、安倍やその周囲の人に近しい人に対し、等しくチャンスを与えるということである。安倍が国民を指導し、豊かに導く政策として、アベノミクスを実行している。これをありがたく思うようにということである。国民を指導する立場にある、安倍家の皆さまに失礼のないようにしなければ幸せになれません。失礼があった場合には、共謀罪で処罰されます。安倍家というのは、共産主義国家の共産党より高い地位を有しているようである。
共謀罪で、警察は一般市民をこの罪で逮捕しないと説明する。警察はいつでも正しい仕事をする。これを疑うのは、やましい行動をしているからだと批判される。権力は暴走するものである。そして、権力は必ず腐敗する。暴走しない仕組みと、腐敗しない風通しの良さの必要性を歴史から学ぶ。正しい仕事をする人は、未来永劫犯罪に手を染めない。一方で、犯罪に関わる人は、高い蓋然性をその生い立ち、乃至は遺伝的特性にある。よって、犯罪者の家族は隔離されるべし。日本で、この手の差別が当然にされていたのは、最近ではないが、それほど昔のことでもない。北朝鮮を笑う理由も見出せないくらい、安倍王朝は似通ってきている。


安倍お友達券は、どこで買えるのだろうか。

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