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2017年5月10日 (水)

自民・麻生派と山東派が合流へ 額賀派抜き第2派閥に

自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなった。派閥を率いる麻生太郎副総理・財務相と山東昭子元参院副議長が3月15日に会談し、合流の時期や新派閥の役員人事を巡って詰めの協議をする。
山東氏は3月10日、国会内で記者団に「一緒になる気持ちを固めた」と述べた。両派のほかに、佐藤勉衆院議院運営委員長ら谷垣禎一前幹事長を中心とする谷垣グループの一部議員も加わる予定。55人の額賀派を抜いて、最大派閥の細田派(96人)に次ぐ第2派閥となる。今国会の閉幕を待って合流する方針。合流後のトップには麻生氏が就く見通しだ。麻生、山東両派のほか、岸田文雄外相が率いる岸田派、谷垣グループの議員は「リベラルな保守中道勢力を結集する必要がある」との方針から合流を念頭に協議を重ねてきた。岸田派は派内の結束を優先し、合流には加わらない方針だ。(日本経済新聞:3月10日)


自民党の派閥について考える。


山東派というのは、三木派―河本派と続く流れの派閥である。三木武雄の政治姿勢は難しいものがあるが、山東派の議員は、それに比べれば随分と保守色が強い。麻生派は、河野派の流れで、河野派は宏池会である宮沢派の分裂で、河野洋平と麻生太郎に政治信条での共通点を見出すのが難しいくらいだから、宏池会の流れというものでもあるまい。自民党が右向け右をしているところで、左に寄る政治家も少なかろう。安倍の政治手法が数ありきに依っているのだから、派閥が数に向かうのは当然ではある。しかし、小選挙区制度での議会議員選挙が実施される中で、派閥の役割は急速に衰え、党執行部の裁量が拡大している。この状況であっても、群れを成さないと如何ともし難いのが政治の世界のようである。逆に言えば、大きな群れに属していれば安泰ということでもある。安倍一強の時代に国会議員になると、こういった嗅覚は鍛えられることだろう。

谷垣が自転車事故で入院し、幹事長を辞めて久しい。嗅覚が強くなくても、身の振り方を考える者は現れるだろうし、身の振り方を考えないという選択肢で生き残りをかけるという者もあるだろう。政治家の病状というのは、漏れたらお終いの世界である。強いプロテクトがあって当然ではある。
一方で、山東はまだ議員だったのかという存在だし、麻生も安倍が二回やっているから私もと思ったとしても不思議ではないが、薹が立つという表現を選ぶのに躊躇する経歴である。政治家が生臭くなくなると、政治家としての生命を終えることになるのだろう。引退を口にしないのなら、脂ぎった活動をすることに価値を見出すのが彼らの価値観ということになる。この脂ぎった生臭さアンテナが、安倍政権がこのまま続くとは思えないと受信したということなのだろう。ただのノイズである可能性も高くあるのではあるが。


山東、麻生がリベラルな保守中道勢力では吹いてしまう。

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