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2017年3月23日 (木)

政治家達の発言

森友学園問題で、安倍昭恵夫人がコメントを発表した。コメントは以下のとおり。


本日の国会における籠池さんの証言に関して、私からコメントさせていただきます。

(1)寄付金と講演料について
私は、籠池さんに100万円の寄付金をお渡ししたことも、講演料を頂いたこともありません。この点について、籠池夫人と今年2月から何度もメールのやりとりをさせていただきましたが、寄付金があったですとか、講演料を受け取ったというご指摘はありませんでした。私からも、その旨の記憶がないことをはっきりとお伝えしております。
本日、籠池さんは、平成27年9月5日に塚本幼稚園を訪問した際、私が、秘書に「席を外すように言った」とおっしゃいました。しかしながら、私は、講演などの際に、秘書に席を外してほしいというようなことは言いませんし、そのようなことは行いません。この日も、そのようなことを行っていない旨、秘書2名にも確認しました。
また、「講演の控室として利用していた園長室」とのお話がありましたが、その控室は「玉座の間」であったと思います。内装がとても特徴的でしたので、控室としてこの部屋を利用させていただいたことは、秘書も記憶しており、事実と異なります。

(2)携帯への電話について
次に、籠池さんから、定期借地契約について何らか、私の「携帯へ電話」をいただき、「留守電だったのでメッセージを残した」とのお話がありました。籠池さんから何度か短いメッセージをいただいた記憶はありますが、土地の契約に関して、10年かどうかといった具体的な内容については、まったくお聞きしていません。
籠池さん側から、秘書に対して書面でお問い合わせいただいた件については、それについて回答する旨、当該秘書から報告をもらったことは覚えています。その時、籠池さん側に対し、要望に「沿うことはできない」と、お断りの回答をする内容であったと記憶しています。その内容について、私は関与しておりません。

以上、コメントさせて頂きます。

平成29年3月23日
安倍 昭恵



細かいところに拘る一方で、大きな部分については触れないというのが、森友問題に関する関係者の対応である。大きな話というのは、国の財産が特定の誰かに特別扱いをして有利に譲渡されたこと、この特別扱いに政治家が直接乃至は間接に関係していること、といったものである。一方で、細かな話は、講演料だとか、寄付をしたとか、公務員が秘書として帯同しているとか、携帯電話での通話があったとかである。
大きな問題は、直接的に政治家が金品を受け取り、尚且つ、役人に働きかけをしたということなら、刑事犯罪を構成するが、これはないというのが関係者の主張である。刑罰があるのだから、ありますということもない。安倍晋三には黙秘権があり、発言は有利にも不利にも証拠として採用される可能性があることを、野党は告知しなければならない。野党が細部に拘るのは、細部にウソがあり、このウソを付いた理由が明らかになれば、大きな問題があぶり出されると考えているからである。与野党のどうでも良い話をグダグダしているというのは、国の財産の処分に不適当な力の介入があったという大きな事案をあぶり出すのに必要なのだろうが、少し回りくどいし、スピード感に欠けると言える。
籠池の証人喚問に成功した野党は、安倍昭恵を引っ張り出すのは容易だと考えたが、さすがにそうはいかなかった。安倍昭恵のノーガード戦法は、記憶力がないし、理性的な判断は出来ないし、金の価値など分からない、とないないずくしで構成されている。証人喚問に引き出せば泣きだす可能性さえあるが、支離滅裂な怪しい女なら何をしでかすか分からないと国民が思ってしまうことになり、これは困るというものである。逆に、知恵を付けて正しい筋道を発言させるという方法も考えられるが、何せこのお嬢様は何に価値があるかを判断できないから、危険過ぎると考えたのなら、自民党の政権幹部は理性的な対応である。
安倍昭恵は学生時代勉強もせず、バブル時代を謳歌して、系列の大学には進まずに親のコネで大企業に就職し、当然のことながら、有名人と結婚したという、大企業の経営者の子弟の典型例の履歴を持つ。結婚した相手が政治一家であり、選挙に強い地方議員であれば、選挙は番頭任せで、その妻など綺麗な人形飾りの類に過ぎなかろう。結婚前も結婚後も学ぶことをしてこなかったが、歳を取って自信の学びの乏しさを感じたか、立教大学の修士に進んでいる。社会人が大学院に進むのは、比較的容易である。特に私立の社会科学系においては、政治家の関係者はフリーパス状態になっている。ある種の学歴ロンダリングであるが、この学歴が不適切に利用されないのなら良いのだが、選挙活動に活用される状況では問題なしとはしない。それでも、学ぶことは良いことである。
どの年齢においても、大学で学ぶことの価値は、自分自身の能力の低さを実感することと、それでも価値のある仕事をしようとファイティングポーズをとることの二つにある。安倍昭恵は、能力の低さを実感するレベルにすら達せずに、後者の自分の価値を過剰に感じてしまうのではないかと想像する。価値のほとんどすべては、元首相夫人で片付けられるものであった筈だ。その肩書を外して、何ができると自身に問うて、何も出来ないと感じるところがスタートとして然るべきであった。そうしなかったことが、今日の状況である。
典型的な例が、居酒屋経営である。安倍昭恵が人を呼べる理由はない。安倍晋三夫人だから価値がある。その認識がない。そして、それを指摘する者がいない。あるいは、聞かない。


私人か公人か分からない人に、公務員を付けるのも不思議だ。公務員が付いた時点で、公人相当とする判断を出せば良いだけの話である。予算を付けておきながら、都合良く私人に変身する解釈は見苦しい。
そもそも森友問題で集中砲火を安倍が浴びた理由は、、「私や妻は一切関わっていない。もし関わっていたら間違いなく、首相も国会議員も辞任するということを、はっきり申し上げる」などと発言したからである。私はともかく、妻の行動など掌握していた筈もないのに、妙な虚勢を張るのがこの御仁の特徴である。結果、野党はこの挑発に乗るよりない。与党は正しく潰さねばならないのに、制御不能な籠池一家や、発言に安定性の欠ける稲田や、制御も予測も不能な政府公認私人の安倍昭恵と危険材料に事欠かない。
これでは収めようもない。籠池一家は経済的に破綻するのは必定で、潰れれば見捨てられるだけだ。籠池一家は、経済右翼であって、右翼思想を広めようなどとは思っていない。これが金になるからという理由である。これは、稲田にも安倍にも共通している。右翼は怒った方が良い。

政治家の言葉が軽くなっている。何を言っても許されると思っているということは、何を言っても批判されるというのと等価である。唇寒しとなる日も近いということだ。


政府公認私人の選定基準を閣議決定して貰いたいものだ。

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