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2017年3月27日 (月)

高木元投手が球界復帰 巨人、育成で再契約

プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは3月27日、野球賭博に関与したとして1年間の失格処分を受けていた高木京介元巨人投手(27)の球界復帰を認めたと発表した。巨人は育成選手として再契約した。復帰した高木投手は東京・大手町の巨人の球団事務所で記者会見し「非常に罪が重く、簡単に償うことができないと十分に理解している。何で償えるかといったら野球しかない」と神妙に語った。
高木投手は復帰を目指した理由に周囲の支えを挙げ「大学の恩師にお叱りを受け、金輪際、賭け事をしないことをその場で誓った」と話した。処分期間満了後の23日に巨人が意見書を添えて日本野球機構(NPB)に復帰申請書を提出し、NPB調査委員会が本人と面談するなど精査。報告書を受けた熊崎コミッショナーは「痛切な反省の下に家族らへの思いも含め、賭け事に一切手を出すまいと固い決意をしたという経緯を承っている」と復帰を認めた。
野球賭博問題では2015年10月に巨人の元選手ら3人の関与が発覚し、無期失格処分を受けた。高木投手は16年3月に関与が明らかになったが、関わり方などが異なるとして、1年間の失格処分となっていた。(共同:3月27日)


■ 高木京介の投手成績
   年  登板  勝利 敗北 セーブ 投球回  安打 本塁打 四球 死球  三振 失点 自責点  防御率
  2012  34   2    0   1   31.1    16    0    10   1    28    2    2    0.57
  2013  46   3    0   0   47.2    37    8    27   3    40   27   23    4.34
  2014  26   0    0   0   28.1    24    4    9   1    26   15   15    4.76
  2015  33   1    0   0   41     31    4    13   0    43   10   10    2.20
  通算  139   6    0   1  148.1   108    16    59   5   137   54   50    3.03

4年間の通算成績が1年分なら立派な成績である。投手の規定投球回数を超える選手は、チームに2人程度と思って良い。リーグで10人前後というのが通例である。分業制と称する役割分担がシステムとして動いてから、規定投球回数を超えるのは、先発投手の成績の良い者に限られる。先発ローテーションにあっても、成績が悪いと届かないということである。一方で、中継ぎと称される1イニング程度任される投手は、規定投球回数には届かない。高木も中継ぎを主な役割としてきたようだ。

格別良い成績でもないが、一軍の選手として扱われるレベルには達している。野球賭博の容疑で逮捕された現役選手は、高木の他に福田聡志、笠原将生、松本竜也の三名がいる。笠原が、懲役1年2ヶ月執行猶予4年で、松本が罰金40万円、福田が罰金30万円、高木が罰金20万円となっている。機構からの処分としては、高木以外がいずれも無期の失格処分となっている。高木は球団から契約解除されている。高木の次に軽い刑事処分を受けたのは福田であるが、事件の前の2015年は登板なしであったから、引退してもおかしくない。松本は23歳と若いが、一軍登板実績の無い投手である。後から出てきた高木より、松本の方が重い理由は見出せないのだが、罰金の金額に差があることは、裁判中に明らかになった悪質性について松本の方が悪いということなのだろう。単純な理解としては、プロ野球で活躍する可能性の高い高木は復帰し、活躍しそうにない松本は切られたというので良さそうだ。松本本人と関係者はやるかたない気持ちだろうが、高木も同様にすべきだと考えるのが理性というものであるので、松本の不満より、高木への配慮を問題にすべしということである。

NPBが正しく認識しなければならないのは、自分達が生業としている競技を利用した賭博行為で、高木は刑事処分を受けているということである。これだけで永久追放相当で良かろう。松本に対する処分は正しい。一方で、類似した賭け行為が様々なところで行われ、それは士気を高める為の行為の範囲と言い訳していたのだから、これを処分しないで、社会的な批判をかわすには、罰金刑を受けた三人の内、高木以外は切り捨てるという判断になったのだろう。原理原則は見出せないご都合主義である。その程度の団体であるということである。


高木が活躍することもないだろう。賭けても良い?

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