« 文科省元局長が早大教授辞職 総長陳謝「理解不足」 | トップページ | 自民・二階氏がヤジに応戦「黙って聞けよ」 代表質問で »

2017年1月23日 (月)

初V稀勢の里、横綱確実に 白鵬破り14勝

大相撲の東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の横綱昇進が初場所千秋楽の1月22日、確実になった。日本出身力士として3代目若乃花以来19年ぶりの新横綱誕生となる。21日に初優勝を決めていた稀勢の里は千秋楽で横綱白鵬に勝って14勝1敗の好成績で終えた。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、昇進を審議する臨時理事会の開催を審判部から要請され、受諾した。23日に開かれる横綱審議委員会(横審)を経て、25日の春場所番付編成会議後の臨時理事会で、「第72代横綱稀勢の里」が正式に誕生する。番付編成を担う審判部の二所ノ関部長(元大関若嶋津)は「昨年は年間最多勝という実績があり、今場所も優勝を果たした。(審判部の)全員が賛成した」と述べた。(共同:1月22日)


大相撲について考える。


客を呼ぶスポーツというのは、強い者が勝つという図式が崩れないことが継続する前提になる。運とかあやとか呼ばれる要素で決定されるとなると、賭けの対象としては面白い部分が出るのだろうが、観戦すると言う意味では興味を削ぐことになる。もう少し書き加えれば、弱いから負けたと括れることが必要である。勝った理由をぐたぐだ解説することはなく、解説というのは負けた方で語られる。それを一言で片付けられれば、スポーツの残酷な部分が美しさとして評価される。
さて、大相撲である。人気が回復したとされるが、テレビ中継を見ると、空席が目立つのに満員御礼の札が掛っている。満員御礼の基準は近年緩くなっているようで、75%も埋まっていれば出すようである。仮にチケットが完売であっても、入場者数が九割を超えなければ出さないくらいの気骨のあるところを見せるのが伝統芸能の仕事だと思うが、結構近代化していてショービジネスの作法に従っているということのようだ。

モンゴル人横綱が続いていて、日本人の横綱、それ以前に日本人の優勝も少ない。モンゴル人であった相撲取りが、将来親方になることを考えて帰化している例があり、その優勝者をカウントしたくないばかりに、日本出身力士なる言葉も生まれている。この表現は結構な差別だろうと思う。日本への帰化基準は世界の中で厳しい。英語やフランス語で認められる国に比べれば、日本語を求められるだけで厳しい。そんな国に帰化して、この国で国技とされるスポーツの振興に貢献しようとするものを、元モンゴル人と呼ぶに等しい所業は許してはならないだろう。旭天鵬が帰化してから幕内優勝したことを消し去る様な無様な仕事を、公益法人がしてはならないだろう。
そうは言っても、人気の高い力士が横綱になるのは、相撲協会として喜ばしいことではある。集客効果は出るだろう。結構なことである。しかし、稀勢の里が横綱にならなくても、優勝したのだから次を昇進場所とすれば、相応の集客効果はあっただろう。つまりは、稀勢の里でも他の相撲取りでも、高度な力と技を見せてくれれば客は注目する。逆に、集客の為に作られた話題には感心を持たないということだ。良い取り組みが沢山見られるのならば、繁栄しない筈もない。


相撲好きは、人情話が好きである。

« 文科省元局長が早大教授辞職 総長陳謝「理解不足」 | トップページ | 自民・二階氏がヤジに応戦「黙って聞けよ」 代表質問で »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 文科省元局長が早大教授辞職 総長陳謝「理解不足」 | トップページ | 自民・二階氏がヤジに応戦「黙って聞けよ」 代表質問で »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ