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2016年12月 6日 (火)

自民都連、区議7人を除名 「小池新党」の呼び水に?

自民党東京都連は12月6日、都知事選で党の方針に反して小池百合子氏を応援した自民党区議7人を除名した。党に残留する意思の有無などを記した身上書を5日までに提出するよう求めていたが、7人が拒否したため。党内には区議の除名が小池氏による新党結成の呼び水になるとの見方も出ている。
会長の下村博文党幹事長代行は除名決定後、記者団に「7人は処分見直しに向けた党の再三再四のアプローチに聞く耳を持たなかった。処分せざるを得ない」と語った。都連は都知事選後に7人に離党勧告処分を出し、離党届を出さない場合はいずれも除名する方針だった。しかし区議側が党残留の意思を示したことから、身上書の内容次第で処分見直しを判断する構えだった。都連内には「除名すれば小池氏が受け皿となる新党をつくり、来夏の都議選に独自候補を擁立しかねない」(中堅)と警戒する声があった。下村氏は6日、「処分が新党の大義になるというのは都民は共感しない」と述べた。(日本経済新聞:12月6日)


自民党の処分について考える。


処分対象が七人なので、黒澤明の七人の侍に関連付けられている。それもどうかと思うが、マスコミウケ命の小池百合子には最も重要なテーマである。七人の区議について確認した結果を下に示す。

■ 除名処分区議会議員の氏名と2015年区議会議員選挙結果
    氏名     得票数  順位/定数   区     生年       学歴
  ------------------------------------------------------------------------------
  本橋弘隆    3,088     2/36    豊島区   1961年    立教大学法学部
  細川正博    2,600     6/36    豊島区   1978年    法政大学法学部
  星 京子     2,009    14/36    豊島区   1955年    舞台芸術学院中退
  里中郁夫    1,553    34/36    豊島区   1947年    青山学院大学経済学部
  河原弘明    1,540    35/36    豊島区   1956年    早稲田大学社会科学部
  ------------------------------------------------------------------------------
  尾島紘平    5,432     9/50    練馬区   1988年    早稲田大学政治経済学部
  村松一希    2,889    48/50    練馬区   1981年    中央大学法学部


学歴は本人のホームページにあるものを転載した。星京子については選挙公報に年齢があったが、生年は示していなかったので、計算による算出なので一年の違いはあり得る。参考に示した。豊島区議が五名、練馬区議が二名である。小池百合子が衆議院議員時代の選挙区である東京10区が、豊島区と練馬区の一部で構成されていることによるのだろう。小池応援をこの選挙区以外から、表立ってしている議員はいなかった。国会議員の若狭勝が例外であるが、補欠選で勝って比例区選出の衆議院議員から小選挙区の衆議院議員になった。比例区より小選挙区が上だとする価値観が理解不能である。長く議員を生業にする前提、むしろ家業であるのが今日の標準のようだ。それだと、ランク付けがあるのかもしれない。どっちだって国民全体の代表であることは動かない。自民党の憲法草案にはないが、議員は選挙区の代表と記せばよい。また、三親等以内に国会議員経験者がいることを衆議院議員の被選挙権条件に加えれば良い。門地による差別の指摘は必然的に生じるが、差別ではなく必要な経験であるとして、参議院は制限なしなのだから良しと主張するのが良かろう。

話を戻す。豊島区議は定数36である。里中、河原は下位当選である。次点の得票数は1,336票である。豊島区も村松が下位当選だ。定数50で次点は2,356票である。豊島区議の上位二人、練馬区の一人は都議会議員を目指してもおかしくない。下位の三名は自民党の看板を外したら、次回選挙は難しいものになると想像される。
自民党東京都連が、身上書の提出を求めたのは、七人全員を厳重注意 (現実的には資格停止だろうが) に減刑して、問題の収束を計って小池都知事の勢いを削ぐことを考えてのことだろう。最も好ましいのは、都議の地位を守ろうとする者、あるいは、都議を目指す者が出てきて、七人の足並みの乱れが生じることである。一人でも良いし、六人でも良い。分裂すれば、七人側、つまり、小池百合子に問題ありにすり替えられる。七人が揃って、身上書を提出しない可能性も予想されたが、当初の自民党都連の小池と区議いじめの印象は薄らいでいる。自民党幹事長が仲を取り持ったり、会長が事情を聴こうとしたりと、骨折りをしているのだから、区議のわがままだと世の中は思うと考えたのだろう。
区議側からすれば、チラつかせた餌が中途半端で、食いついても次の区議選で自民党の協力は期待できないし、都議会議員など望むべくもない。下位の三名は自民党に残っても苦しい選挙になるのなら、微かにある小池新党に、乾坤一擲、死中に活を求めるというところだろう。有力区議なら、来年の都議選に小池新党で立候補する可能性も出る。小池新党の温度が下がっていれば、おとなしく区議を続けるだけのことである。

自民党東京都連の大人げない行動はこの先も続くことだろう。区議いじめも続くことだろう。それが続けば、区議の存在感は示されるということである。


自民党東京都連は、愚かな大人の集団にしか見えない。恥ずかしい存在である。

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