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2016年11月15日 (火)

高齢者の運転事故防止「喫緊の課題」 首相が対応指示

80代の運転者が起こした死亡事故が各地で相次いでいることから、政府は11月15日、高齢者による交通事故の防止対策に取り組む関係閣僚会議を首相官邸で開いた。安倍晋三首相は「痛ましい事故を防止するため、取り得る対策を早急に講じ、喫緊の課題に一丸となって取り組んでほしい」と対応を指示した。
来年3月には、75歳以上のドライバーに対する認知機能検査の強化を柱とした改正道交法が施行される。安倍首相は「高齢運転者の一層の増加が見込まれるため、さらなる対策の必要性について専門家の意見を聞きながら検討する」と述べた。(共同:11月15日)


高齢者の運転について考える。


高齢者の事故発生があると、高齢者が自動車を運転することが罪悪であるかのように報道される。運転免許の返上が美徳のように語られるが、運転免許を取得するのにお金を掛けたのだから、それこそ買い取りでもすれば良いが、ただで止めろというのは如何かと感じる。それではあんまりだと考える人もいて、いろいろなサービスを検討しているが、悪くはないが本質から離れた仕事である。問題の本質は、危険性の高い運転者を放置して良いのかという問題である。地方の公共交通機関も期待できない地域に暮らす人から自動車を取り上げれば、生命の危機がすぐそこに表れる。そんな地域に暮らすのは止めろというのは勝手だが、それは都会の便利なところに暮らすなと命令するのと同じである。不便であるが、ずっと暮らしてきた場所にいたいという気持ちを、制限を課さずに許しているのがこの国の制度である。不便なところでは、行政サービスが行き届かないかもしれないが、その程度は甘受して貰うことを前提にすれば、文句を言う筋合いの話ではない。
11月12日にあった立川市の国立病院機構・災害医療センターの敷地内での交通事故は、82歳の女性が運転していた。夫が入院中であったという。自宅は東京都国分寺市東戸倉というから、病院から7キロメートルというところだろうか。公共交通機関を利用すると、バスで国立駅に行き、立川駅から徒歩 (1キロメートル) といところだろうか。通えなくはないが、82歳の人が荷物を抱えて行くには大変そうである。まあ、82歳になれば生きて行くことが大変であったりもするのだろうが。

ネットで検索して表れるのは、高齢者の運転を制限せよというものばかりである。そうだろう、若い人からすれば運動能力の怪しげな高齢者の運転など、迷惑千万な話で、社会悪だというだろう。年寄りの論理を聞かねばならない。
立川の事故車両はアクアであった。自動ブレーキがないのかと思った。確認すると、2015年11月の価格改定でセーフティセンス C がGグレード以上で標準装備されている。事故車はその前のモデルのようだ。自動ブレーキが万能とは思わないが、人に当たる時の速度を低下させる可能性が高く、有効である場面が多くあるだろう。高齢者にAT車の運転が出来ないという人がいる。厳密には不慣れで好まないに近いのだろう。MT車でアクセルとブレーキを踏み違えるかというと、これはあるが、ブレーキを踏めばクラッチを同時に踏む動作をするから、ここまでの暴走には至らない。便利と一緒に新たな危険を取り寄せたということである。危険回避の為に装備を増やしていけば、大きく重い物体が走ることにしかならない。自動車の安全性がゆがんだ形で進歩すれば90式になると言っていたが、後継の10式は10トンも軽くなっている。動くものには軽さは重要な要素である。

認知検査を行うのも社会の中で存在するのだから必要だろう。しかし、運動能力の問題もあるし、最も重要なのは健康状態になる。タクシードライバーでも年齢制限をしていないのに、一般の運転者の免許に制限を課すことに少しは抵抗を感じて貰いたいものである。


首相は、新自由主義的な雰囲気を出しながら、やることは社会主義的な保守政治家である。

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