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2016年10月11日 (火)

長谷川豊のその後

長谷川豊のブログ発言のその後について考える。


長谷川は世間からの批判を受けて、ブログに謝罪文を掲載した。下に引用する。

「先日、私が自身の個人的なブログ内で書きました、人工透析患者の方に関する記事にまつわりまして、大変多くの方々に多大なるご迷惑をおかけしております。大変申し訳ございませんでした。
特に今現在、人工透析の治療を受けていらっしゃる患者の方々、その方々を支えてらっしゃるご家族の皆様方、関係者の方々を深く傷つける表現をしてしまったことに関しては、反省をしております。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 心よりおわび申し上げます。
またこの度の騒動を受けまして、ご迷惑をお掛けしました関係各所の方々、皆様にも大変なご迷惑をおかけしました。心よりおわびを申し上げます。今後は慎重かつ責任ある言動を取ること、十分に心がけまして、日々まい進していく所存です。改めましてこの度は誠に申し訳ございませんでした」


問題を起こした後にすることは、反省することではなく学ぶことである。長谷川はブログに刺激的な表題を冠し世間の注目を集めることで、アナウンサーの業務拡大につなげようと思ったのだろうし、副次的にアクセス数による収入を得ることも考えたのだろう。そもそも、数多いるフリーアナウンサーの中で、刺激的な発言、恐らく本人は歯に衣着せぬという思いで、をしていくことで仕事が集まるという芸風と認識していることだろう。長谷川が反省したところで、芸風を維持するというのなら、再び問題を引き起こすことは必定である。ならば、何を学ぶかと言えば、刺激を強めていくという作業には、破壊に向って全力疾走することだと言うことである。
長谷川は、身になるのは、感情論ではなく、冷静に批判分析してくれることだとも記している。冷静な批判を期待するなら、刺激的な表題を採用する必要もない。感情論で炎上することが最大の喜びであった筈だ。それをここに及んで訂正してもしかたない。しかも、訂正などしていないと言わんばかりに。沢山の応援メッセージはもちろんとても力になるともあるが、炎上というのは多くの批判意見によって成立する作業であるから、応援など本来は要らないのだが、炎上を拡大するには、賛成と反対の対立が必要になるから、炎上のエネルギーになることは事実である。力というのは、燃焼力の意味か。
殺せとは書いていないと主張するのだが、殺せと書いたと思わせることが重要で、そうではないという言い訳を用意しておかないと、さすがに反社会的な存在になってしまうという程度の理性は持っている。

今回の事件で長谷川は弁護士に依頼している。それによると、弁護士先生が確認をし監視してくれて、その結果、ごく少数の人間がツイートすることで狙い撃ちされたとある。一般に、ネット炎上で主な仕事をするのは数人であるというのが、大学の研究者などが報告している。それは正しいのだろうが、すべてがそうだという話でもない。弁護士事務所がネット炎上に詳しいとしても、ネットの情報分析を専門にする法律家というのも不思議な呼称である。調査が事実であるのなら、整理して報告書を公表して貰いたいものである。ツイッターのみではなく、様々なツールを使っているだろう。想像としては、弁護士先生が、一部に特定の人による集中的な書き込みがあったこと、加えて、この手の炎上には一般に少人数の人が行うと言われる、という説明をこみこみに理解したと思える。
また、長谷川が出演している東京のローカル局である東京MXで、バラいろダンディの番組スタッフが長谷川を守ろうと苦心したというのがある。放送中の発言に起因する事象については、放送局は出演者を守ることはあるだろう。それが局の利益と合致するから。しかし、出演者が番組とは無関係なところでの行動で守る理由はない。放送局が動く理由は、外部からの不当な干渉に対抗する為だけである。長谷川の替りを探すのは難しくない。しかし、外部の圧力に屈したとなれば、今後の番組制作に影響する。それだけの話である。番組制作を一緒に行っている人は、感情的に動いたり、発言したりすることだろう。しかし、それは局の方針というレベルのものではないから、一過性ないしは局所的な行動に留まる。長谷川が守られていることで心情的に安心することを否定する理由もないが、局のスタッフが誤解されるというのは気の毒な話である。出演停止になったのだから、長谷川には幸せな気分を味わう権利くらい奪ってはならないとする意見もあろう。それには同意する。

民放はスポンサーからの資金提供で番組を作っている。病人を殺せと発言するような出演者がいれば、医療関係のスポンサーは付かないだろう。これはネット民による影響ではなく、生業としていることへの誇りの問題で、冷静に分析すればこの結論に至る。他にもスポンサーはあると主要するだろうが、健康補助食品や保険についても同様であろう。報道番組または報道系のバラエティー番組でこれらがまったくないないというのも難しい。その程度の想像もなかったのだろうか。


もとが保険制度の改革に関する提言とは思えなかった。

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