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2016年10月 4日 (火)

自民・小野田氏が二重国籍状態 米国籍「放棄手続き中」

7月の参院選で初当選した自民党の小野田紀美参院議員(33)=岡山選挙区=が10月4日、米国との二重国籍状態であることを自身のフェイスブックで明らかにした。現在、米政府に対して米国籍を放棄する手続きを進めているという。
小野田氏のフェイスブックによると、民進党の蓮舫代表の二重国籍問題報道を受けて自らの国籍を改めて調べたところ、米政府に対する国籍離脱の手続きが終わっていないことが判明したという。小野田氏は日本人の母と米国人の父の間に米国で生まれた。東京都北区議を経て参院選に立候補するにあたり、2015年10月、日本国籍を選択し、米国籍放棄の手続きを日本で行った。ただ、外国籍の離脱には日本での手続きとは別に、外国当局にも離脱を届け出る必要がある。小野田氏はこれを行っていなかった。小野田氏は取材に「大変ご心配をおかけし、申し訳ない」と陳謝した。国籍法は日本国籍を選んだ場合、「外国の国籍の離脱に努めなければならない」と定めている。この規定は努力義務で、罰則規定はない。(朝日新聞:10月4日)


政治家の二重国籍について考える。


民進党の蓮舫が二重国籍状態であったことが問題視された。国会議員であることを考慮すれば、問題があるとするのは当然である。もちろん、日本国籍を有していなければ国会議員になれないから、加えて別の国籍を有している状態ということだから、出生地が国外であったり、両親のどちらかが外国籍といった容易に自覚し得る事情だから、手続きの遅れはひとまず置くとして気が付かないといった類の話ではある。
小野田紀美の場合においても自覚はあり、参議院議員への立候補前から、「日本国内で米国籍を放棄する」と言っていた。小野田の経歴を見ると、東京都北区の区議に2011年に初当選し、2015年に再選されている。同じ年の参議院選で自民党の候補として岡山選挙区で立候補して当選している。北区は地方自治体だから良いという考えもあるが、自民党は外国人地方参政権に反対の立場であることを2010年に公表している。ここでの外国人は永住外国人を指す。人口の極端に少ない地方では、外国人が投票することで選挙結果に大きく影響することが懸念されるから、これは受け入れ難いとする考え方もあるだろう。選挙対策として引っ越すような行動への対策を考えるなら、選挙権資格について永住外国人に加えて、一定期間の居住実態を加えれば回避可能だろうと思う。懸念されているのは、島嶼部でその地域に多くの外国人が引っ越して、そこの行政権を外国が支配する、民主的な侵略による実効支配が実現されることになる。理論上考え得る状態であるが、実際的な話ではないだろう。永住外国人の資格喪失によって補完できるかと考えてみたが、当然のことであるが資格喪失の規定は厳しい。お気軽に行政が海外に人を追い出しては困る。外国人参政権について心配する人に大丈夫というのは、なかなか大変なことであることが分かる。しかし、外国人に地方自治に何も権利がないというのもどうかと思う。地方の時代という看板倒れというより、偽りの話を疑いを持たずに受け入れれば、都道府県の知事、議員へは制限があっても、市町村なら良いようにも思う。災害発生時に市町村長に重要な決断を求められている状況を考えれば、議員までにしておいた方が良いという考えもあるだろうが、そこまで神経質になる必要もない。実務上の課題は、実務的に解決する手段があるものだ。

話を戻す。小野田は岡山での自民党候補者公募の手続きを経ている。自民党が二重国籍を速やかに解消しないと公認しないとすれば良いだけのことである。小野田のケースは、蓮舫のように相手国を日本が認めていないことで複雑化するものではない。相手国は米国である。自覚していれば、速やかに手続きをするだけのことである。問題は遅れたことではなく、放置していたことである。努力義務で、罰則規定でないから、謝れば済むと認識しているのだろうか。


法律を最上の行動規範と考える思想が理解の外にある。

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