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2016年10月21日 (金)

「走るコンビニ」加速 ローソンが専用車

過疎地や郊外で移動販売する「走るコンビニエンスストア」が広がる。ローソンは11月から順次専用車両を全国14カ所に設置し、加盟店が営業できるようにする。店舗の少ない地域で需要を掘り起こすとともに、企業イメージを上げて集客増につなげる狙い。移動販売はセブン―イレブン・ジャパンやファミリーマートも手掛けており、高齢者など「買い物弱者」の支援に弾みがつきそうだ。(日本経済新聞:10月21日)


コンビニエンスストアについて考える。


コンビニエンスストアの店舗拡大も難しいほど全国に普及してしまった。もちろん、地方には店舗を広げる余地は残されているだろうが、採算に乗るかどうかとなると判断は難しい。ドミナント戦略も既に効果の限界に近いのかもしれない。更に効果を上げるには、店舗当りの売上高を伸ばす効率化という流れに入っているのだろう。店舗面積の小さな店の閉店と、大型店の出店がセブンイレブンで良く見掛ける。既存店の置き換えを行う経済的なメリットは乏しいだろうが、負担はオーナーがするのであればチェーンの側は気にしないということかもしれない。
大型店への流れで取りこぼす市場を拾おうというのが、移動販売ということになる。以前から、バイクでの配達などを行っているが、手間の割りに売上が伸び難いようだ。注文して配達する方式で余分な買い物をする筈もない。そこで、小型トラック、おそらく軽トラックの改造だろう移動販売車を試験運用してきた。交通の不便な地域では買い物に出るのが負担と言う場合がままあるから、効果があると判断したのだろう。移動販売のクルマも軽トラックから、もう少し大型の車両のものもあるようだ。今回のローソンでどのような車両なのかに興味があったが、写真は見付からなかった。

買い物弱者に注目し、販売を考えたのは価値がある。しかし、コンビニエンスストアの店舗オーナーは疲弊している。店舗経営をすると、出資金を数年で巻き上げられるだけとする意見も見掛ける。販売車に商品を積んで、一定のルートを定期的に回るというのは、店員を一人増やすことと同じである。本部の方は売上が伸びると考えているのだろうし、それは正しい判断だと思うが、店舗の側で対応可能な状態なのかが気になる。正直なところ、成功するのはごく限られた場所ではないだろうか。専用車はリース対応するのだろうが、購入するなら200万円程度必要で、維持費も掛ることを考えると、店舗との両立は難しそうだ。
いっそのこと、移動販売専門にしてしまって、移動販売車のオーナーを募集した方が良さそうだ。ローソンの販売テリトリーを決めてその範囲の届け出したルートを回る。届け出するのは、既存店の売上を奪わない為である。販売車への商品の受け取りは、大型のローソン店舗に倉庫を担って貰う。販売車の方は出店に比べれば初期の経済負担が小さいから、個人事業主として行うには最適である。一定の訓練は必要だろうが、大型化の流れに逆らう方法として可能性はあると思う。まあ、他の規則との整合性を確認する必要はあるのだろうが。


コンビニエンスストアの商品価格が、高くなっていると感じる。ここだけはデフレでない。

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