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2016年9月28日 (水)

若狭氏「離党も」発言、自民が厳重注意 党内から反発も

衆院東京10区補選(10月23日投開票)で自民党が公認した若狭勝衆院議員が、小池百合子・東京都知事を支援した区議7人の処分撤回を求めて自らの離党に言及したことについて、党都連会長でもある下村博文幹事長代行は9月28日、若狭氏を口頭で厳重注意した。小池知事との対立回避を図る党本部は、若狭氏の言動に振り回されている。
若狭氏は27日、安倍晋三首相(総裁)から公認証を受け取った直後の記者会見で、区議7人に10月中の離党勧告と、応じない場合の除名を決めた都連の処分撤回を要求。「7人が除名にでもなった場合、私は自民党の衆院議員として居続けることはできない」と明言し、自身が補選に当選した場合でも離党を辞さない考えを示した。慌てたのは党本部だ。小池知事とタッグを組む若狭氏が離党すれば、補選を機に知事との関係修復を図る思惑が崩れる。公認を得た直後に離党に言及する若狭氏の姿勢には党内から反発も上がり、選挙態勢に影響しかねないからだ。このため下村氏は28日、急きょ若狭氏を呼んで事情を聞き、厳重注意。古屋圭司選対委員長は若狭氏の公明への推薦依頼に同席後、「誤解を招く発言をすることなく、結束して取り組むことが一番大切」とクギを刺した。(朝日新聞:9月28日)


政党の処分について考える。


若狭は都知事選で自民党公認候補ではなく、小池を応援したことで自民党幹事長から厳重注意処分を受けている。一方、同じく自民党に所属する区議七人は、自民党都連から離党勧告を受けている。随分と処分に差があるが、自民党と都連とでは立場が違うということに尽きる。そもそも自民党の規定に厳重注意処分などというものはない。つまり、勝った方が優先されるという選挙の論理で、負けたなら除名だが、勝ったから不問というのが自民党、それに対して、都連は対立候補を応援した者は許されないという話である。自民党も都連の気持ちを汲めば、補欠選の候補に若狭を公認しないという選択になるが、それだと都知事と自民党が対立することになり、これは避けたいという思惑がある。結局、議員というのは上に行くほど選挙命なのである。
調子に乗った若狭が、区議を処分するなら覚悟があるぞと言ったものの、これから選挙をするのにさすがにそれはないと選対委員長に叱られたということである。こっちは公明党への選挙協力もあるから、辻褄の合わない話を押し付ける訳にもいかない。
若狭が選挙で当選したら、七人の処分も軽いものに変わるのだろうが、厳重注意までは下がらないだろう。それでも離党するほどにはならない。しかし、自民党に留まるのも既に難しい状況だろう。七人は小池新党を期待するのだろうが、小池は将来首相になろうという野心を捨ててはいないし、首相候補と持ち上げられた稲田の無様な姿を見れば、十分に可能性があると確信しただろう。それなら、自民党を離れる理由はない。首相になる可能性は十年の範囲と考えて良いから、この程度の期間で現有の野党や新党が政権を取る可能性は低い。自民と公明で過半数を確保できない状況であっても、実はこれが小池が首相になるチャンスになる、民進が第一党になる可能性はないと見て良い。まして、全国の選挙で新党が比較第一党になるなどありえない=組織の整備に時間を要する。自民と民進が拮抗して、第三局が切り札化する可能性もないだろう。みんなの党や維新の党の姿を見れば、第三局の立ち位置の難しさと、それに伴う混乱の大きさが容易に想像が付く。つまり、小池が日本初の首相になるには、自民党でなければならないということである。

小池は都議会運営で、公明を味方につけて、実質的に公明の都知事のように振る舞い、自民党を制御することになるだろう。議会のと対立が激しくなれば、日程が厳しい問題が山積の中で仕事が滞るばかりである。小池の人気にすがる都議会議員は多いだろう。次の都議会議員選挙は2017年7月になるだろう。来年のことを話せば鬼も笑おうが、鬼でも小池でも頼れるものなら頼るのが選挙命の集団の行動様式である。人気者に優しい世界である。実はこれは自民党都議も事情は同じなのである。そろそろすり寄り始めることだろう。


小池は少ししたら都合で若狭を切るし、区議も切ることだろう。そういう政治人生を歩んできた。

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