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2016年9月30日 (金)

コカ・コーラ東西、経営統合を発表 統合効果3年で200億円

コカ・コーラウエスト(2579)とコカ・コーライーストジャパン(2580)は9月30日、2017年4月1日に経営統合すると発表した。清涼飲料業界の競争が激化するなか、顧客基盤や生産効率化のノウハウを持ち寄って収益力の強化を目指す。
新会社の名称はコカ・コーラボトラーズジャパンで、コカウエストの吉松民雄社長が社長に就く。コスト削減などの統合効果は3年間で200億円(税引き前利益ベース)を見込む。統合は株式交換方式で実施。コカイースト1株に対し、存続会社であるコカウエスト0.75株を割り当てる。コカイースト株は17年3月末に上場廃止となる見込み。コカウエストの吉松社長とコカイーストのカリン・ドラガン社長は午後5時から、都内で経営統合について記者会見する。(日経QUICKニュース:9月30日)


国内の清涼飲料市場について考える。


自動販売機での売上はコカ・コーラが他社を圧倒している。その会社をもってしても、この国の市場の将来性は明るくなく、既に芳しくない状況が表れているということである。同じグループの会社が統合されるのは必然ではある。イーストとウエストの決算推移を確認する。結果を下に示す。

■ コカ・コーライースト12月期決算推移 (単位:百万円)
   年       売上高     営業利益   経常利益   当期純利益
  2015年     563,162     10,791     10,411      5,354
  2014年     523,299     9,356      9,606      3,434
  2013年     372,792     7,581      7,732      11,582
  2012年     193,794     3,387      3,274       1,630


■ コカ・コーラウエスト12月期決算推移 (単位:百万円)
   年       売上高     営業利益    経常利益   当期純利益
  2015年     440,476     14,262     13,723     9,970
  2014年     424,406     11,008     10,609     4,482
  2013年     431,711     15,927     16,606     13,625
  2012年     386,637     13,463     13,845     6,031


規模は同じくらいだと思ってよい。過去に吸収した会社があるので、変動が生じている。自販機市場における規模では、他と比較の必要がないほど大きな会社であるが、その会社でも楽観的な見込みはないということだ。同じグループではない会社との統合の方が、合併による効果も大きくなるのだが、見合うような会社は存在しない状況である。独立系の飲料メーカに伊藤園がある。連結の売上高は4,305億円である。イーストの売上高が5,631億円だから比較するに足りる。この会社の主要株主を確認した。結果を下に示す。

■ 伊藤園主要株主
  グリーンコア株式会社                18.84%
  公益財団法人本庄国際奨学財団          5.48%
  本庄八郎(代表取締役会長)             2.82%
  東洋製罐グループホールディングス株式会社  1.69%

筆頭株主のグリーンコア株式会社は本庄竜介氏が代表取締役を務めてる。 要は本庄一族の会社らしい。ということは、本庄一族の了解を取り付ければ合併の可能性も見えてくる。注目すべきは、この会社ということになるようだ。


伊藤園だって、受け身で待つだけでもないだろう。

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