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2016年8月25日 (木)

手術後、女性患者にわいせつ容疑 医師を逮捕

手術後で麻酔が残る女性患者にわいせつな行為をしたとして、警視庁千住署は8月25日、柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医、関根進容疑者(40)=文京区本駒込2=を準強制わいせつ容疑で逮捕した。同署によると、関根容疑者は「やっていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は5月10日、30代の女性会社員を手術した後、全身麻酔の影響で身動きが取れないことにつけ込み、病室で診察を装ってわいせつな行為をした疑い。女性から相談を受けた会社の上司が同署に通報した。(日本経済新聞:8月25日)


わいせつ事件について考える。


医師のような専門職がわいせつ行為をしようと思えば、患者がそれが医療行為とは別のものだと判断するのは難しいから、結果として、わいせつ行為に気が付かないままになる可能性がある。今日の医療の現場では、患者の意思が尊重される傾向が強いから、何かの医療行為の前には適切な説明を行うものだろう。全身麻酔を受けた患者であれば、手術終了後も血圧や心肺機能に関する状態を適切に監視している、ということは、麻酔医とナースが継続的に患者を見ている状況であり、この段階でわいせつ行為など生じようもない。そもそも、患者の意識は朦朧としているだろう。記事にあるように、手術室から病室に移動した患者に、医師がわいせつ行為をしたというのが記事の状況である。
記事では病院名は伏せているが、病院は不当逮捕であると声明を公表している。ということは病院名は公表して良いのだろう。足立区の柳原病院の公表文章に従って、事件の状況を確認してみる。
被害者である患者は、右乳腺腫瘍摘出手術を予定して一泊入院していた。手術終了直後の2016年5月10日16時頃、四人部屋の病床にて、術後診察に訪れた非常勤医師からわいせつな行為をされたとして、友人を通じて警察通報した。同日、通報により千住警察署員が来院した。病院は患者本人や他の入院患者の症状に配慮しながら、求めに応じて当該医師との面談の為に場所を提供し、病床にも案内をしたという。
病院側の容疑者に関する説明は分かり難いので省略する。というより、公表されている文章が理解が難しい表現になっている。医療関係の特殊な語法ということもあるまい。法律家の手によるものかもしれない。どっちでも良いが、分かり難くては用を足さない。病院側は本件事件の被害者である患者が、手術後せん妄状態であるとし、警察は信憑性に疑問がある証言に対して明確な証拠を示さないまま逮捕したと主張する。また、証拠隠滅の恐れもないのに、逮捕し勾留するのは自白強要を目的だとしている。また、多数の患者の健康をあずかる医師の職業に配慮がないとも主張する。事件の特性からすれば、証拠隠滅の恐れはないかもしれないが、医療関係者だから特別扱いするというのもおかしな話である。医療関係者が窃盗で逮捕された場合になら配慮もあり得ようが、医療の現場でわいせつ行為をした容疑である。それが事実で、そのまま患者に接することを院長が許可したら、そのほうが理性を疑われることだろう。推定無罪の原則というのは動かしようがないが、別の患者に余計な不安を生じせしめないように配慮するというのも、管理責任者の理性的な判断というものである。
病院は、医療現場に混乱を与え、患者、利用者、職員やその家族に不安を招くとし、今回の事案においては、正当な医療行為に制約を付すことになりかねないとしている。その通りではあるのだが、わいせつ行為をした医師を放置して良い話にはならない。病院側で適切な作業がなされていることも主張しないと、普段の業務は医師に任せっぱなしにする一方で、トラブルがあると医療への不当な介入とするのは半世紀は遅れがある。
警察の動きが早いのは、過去に通報があった事例が残っていたからという可能性もあるが、医師が非常勤であることからすると少々飛躍が大きい気がする。ほうぼう無理があるには、相応の訳があることだと信じるが、違和感ばかりが残る事件である。


芸能人の関係する事件があった。高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕された。高畑裕太は女優の高畑淳子の息子であり、最近人気が出た俳優である。裕太の姉も女優として活動している。被害者は四十代のホテル従業員である。深夜にホテル従業員を部屋に呼ぶ手口は、何か手慣れた者であるような印象を持つが、警察発表というのは一定の方向に誘導する傾向があるものである。逆にネットでは、被害者が金目当てで仕組んだのではないかという書き込みも見掛ける。
強姦被害にあうのが、若い美しい女性で、事件を誘うような身なりをしているというのが、書き込みを行う者の頭に刷り込まれているということだ。なかなかのアンティーク振りである。きっと口からは、男の子は強姦するくらい元気なのが良いと続いて出てくるのだろう。若くも美しくもない女性で、男を誘うような服装でもなかったら、被害者に非はなく、その逆にあったら、加害者に大いなる情状酌量をしなければらないという価値観はどこからくるのだろう。また、強姦罪が親告罪であることから、示談が成立すれば刑事事件にならなbいという理解もあるようだが、親告罪ではない強姦致傷容疑になっている。罪状が維持されれば、示談成立は量刑に加味される余地はあるだろうが、起訴猶予になる案件ではない。つまり、警察側は悪質であると判断したのだろう。傷害の程度右指打撲で全治一週間とされる。傷害事件で全治二週間に満たない事案で、示談が成立すれば、起訴猶予になるのが相場のようだ。もちろん、前科がないのが前提になっている。つまり、強姦容疑で被害者が訴えてきたときに、警察は怪我があることを確認し、より重い罪である強姦致傷容疑にしている。もし、被害者が金目当てであるのなら、親告罪である強姦罪で示談する方が裁判の手間が要らないから楽である。被害者はそんなことは知らないというのはもっともな反論である。しかし、警察が強姦ではなく、強姦致傷としたところに、悪質性と起訴猶予は許されない事案であるという、強い決意を見るのである。

警察関係者でも、検察でも、あるいは弁護士にも、強姦で被害届を出して、裁判となるともう一度被害のことを説明し、辛い思いをすると説明する者があるという。弁護士や検察の法律に直接関わる者は、被害者の人権を守ろうとする意識を横に置いて貰っては困る。被害にあった者が泣き寝入りして、加害者が何も罰を受けることなく過ごすことに、法の正義があるのかと感じて貰わねばならない。そして、適切な配慮により、裁判での人権は守られねばならない。無論、加害者の人権もあるから、被害者に辛い質問もあるだろう。それを何とかしようともがいてきたのが今日の状況であり、それでも足らないと思うのが被害者関係者だろう。付け加えて、思い出すのも嫌なことを蒸し返される辛さは大きいだろうが、思い出すのも嫌なことを内に秘めたままにするはもっと辛いことなのである。苦しい思いを口にした被害者に、お気軽に説明する言葉ではない。
四十代女性の容姿を明らかにしようとする動きがある。警察は動きなさい。これで動かないなら、無法国家になってしまう。

母親の淳子に対して、毎度おなじみの市中引き回しの刑が始まる。成人の子供の責任をどこまで親が負うのか疑問も湧くが、親子でセットで売ったりもしているのだから、ある程度は受け入れなめればならないのだろう。疑問を持って確認したら、母親と息子は別の事務所に所属していた。姉についても別の事務所である。個人事務所に一緒に所属して、べったりと仕事をセット売りしていたということではないようだ。
自民党憲法草案にあるように、家族は助け合わなければならないということなら、母親は子供が幾つになっても責任を負うものだろうし、逆もまた真ということになる。本当にそれで良いのかいと思うのだが、現在の憲法下でそこまで責任の連鎖が生じることはない。しかし、ネットでは連帯責任が大好きだ。裕太は市中引き回しの上、張り付け獄門、母親も姉も同じ目に合えというところまで行くのだろうか。
芸能人には、幾らで示談が成立すると発言する者もあったようだ。殺人事件でも示談は成立し得るし、民事の裁判など被害をお金に置き換える作業に過ぎないから、死んだことで遺族の遺失利益や慰謝料を計算するだけのことである。強姦でも同様だ。だからといって、刑事責任が免れるものでもない。民事と刑事の違いくらいは理解した方が良い。


大岡越前気取りのレポーターとやらが、淳子に裁きを下す御白洲が始まる。

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