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2016年8月29日 (月)

加藤一億総活躍相「障害者理解へ広報活動」

加藤勝信一億総活躍相は8月29日、相模原市の障害者施設殺傷事件の現場になった「津久井やまゆり園」を視察した。加藤氏は視察後記者団に「障害者への理解が深まるように広報啓発活動を進めたい」と述べた。9月以降、新聞やホームページに障害者施策に関する政府広告を掲載する。
加藤氏はやまゆり園の正門前に設けられた献花台に花束を手向け黙とうした。「加害者の障害者の存在を否定する発言は断じて許すことができない」と強調した。(日本経済新聞:8月29日)


障害者について考える。


加藤勝信は加藤六月の娘婿である。加藤六月は11回衆議院議員当選した自民党の有力議員であったが、ロッキード事件の灰色高官であり、リクルート事件でも名前が出た人物である。自民党から新生党に移るなどして、その後政界を引退している。加藤勝信 (旧姓:室崎) は大蔵省から加藤六月の秘書となり、加藤六月の次女と結婚し (加藤六月が農水大臣であったとき) 、選挙区を引き継いで岡山県選出の衆議院議員となっている。なんだかまとまりがない文章だ。

障害者施設での殺傷事件で、容疑者の思想を支援するようなネットへの書き込みもあるようだ。加藤の障害者の存在を否定する発言を許さないというのは当然である。しかし、自民党の幹部の口から出る言葉が、ある種の差別を肯定するように解釈可能であることを過去にこのブログで扱ってきた。この手の発言が出る局面は、国の予算が有限だから、手厚い対応を期待されると困るという流れで生じる。福祉予算を出せないと差別とは別のことだと解釈していない。発言者の思想の根本に、可哀想な人にはお金を与えてあげよう、あげない行為が差別だというのがあるのだろう。倫理観を決定する思想と、行為とが一体になっているという考えということだ。予定説のような話になってしまう。少なくとも私には馴染まない。
ところで、一億総活躍相が障害者施設を訪問したのはなぜだろう。施設の運営元は神奈川県だし、障害者関係を扱うのは厚生労働省だろう。人権を扱うなら法務省あたりが最適になる。何をやるか分からない担当大臣なので、ニュース性のあるところを訪問しようというなら、人気取り以外の何ものでもない。


妙な名前の大臣ポストを創設するから分かり難くなる。

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