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2016年7月 5日 (火)

小池氏、都知事選「出馬変わらず」 自民は結論先送り

東京都知事選(14日告示―31日投開票)をめぐり、自民党の小池百合子元防衛相(63)は7月5日、都連会長の石原伸晃経済財政・再生相と党本部で会談した。石原氏は候補者決定は10日投開票の参院選後に結論を先送りする意向を表明。小池氏はこれに強く反発し、出馬の意思は固いことを改めて伝えた。自民党都連が擁立を目指す増田寛也元総務相(64)との分裂選挙の可能性が一段と高まってきた。
小池氏は会談後、記者団の質問に答え、候補決定を参院選後にするとの都連方針について「準備を考えると難しい」と不快感を示した。自民党の推薦を得られなくても出馬の意思は変わらないか、との質問には「全く変わらない」と述べた。ただ、自ら離党する可能性は否定した。これに先立つ記者会見で、小池氏は候補擁立の作業が遅れていることや、都連で増田氏擁立の動きがあることについて「私の手足を縛る封じ込め作戦ではないか」と疑問を呈した。そのうえで「(候補者が)政党の都合で決まってしまう。こういったことへの不満が私に対して大きな風となっている」と強調した。一方、石原氏は会談後、記者団に「(小池氏の推薦書の扱いは)早く検討していきたい」と述べるにとどめた。石原氏は増田氏に候補擁立を正式決定した場合、自民党内の亀裂を招きかねないと判断し、参院選に影響が出ないよう調整を先送りしたとみられる。首相周辺は小池氏の擁立の可能性について「絶対にあり得ない」と否定した。
一方、民進党は5日、都連幹部が会合を開き、同党都議団が出馬要請している長島昭久衆院議員(54)を軸に候補者選びを進めることを確認した。党内には枝野幸男幹事長らが相乗りを否定しており、民進党の独自候補の擁立を目指すべきだとの意見が広がっている。ただ、増田氏の擁立に前向きな意見もあり、今後、調整を急ぐ方針だ。(日本経済新聞:7月5日)


都知事選について考える。


小池百合子の思いは、国会議員をこのまま続けていても明るい未来が見えてこないから、これを機会に都知事に転身しようということである。都知事になれば、その先に新たな道も開けてくるかもしれないし、そのまま都知事の大きな権力を振るうのも良しということだろう。上昇志向の強い人物である。これを悪いとするのは言い過ぎだろうが、余り多くは存在しないという人物と言える。そうなりたい人があっても、なかなかそうはいかないという表現が方々から批判されない表現であるという緯度の知恵は持っている。
日本新党、新進党、自由党、保守党、保守クラブ、自民党と華麗な政党歴を有するのが特徴であるが、要するに様子の良い方に付くという話である。大臣もやって、自民党の総務会長も経験して、自民党総裁選にも立候補してと、こちらも派手である。女性重視の宣伝文句を掲げる現政権で重用されても良いところだが、自民党総裁選で安倍と石破が争った際に、安倍陣営で目立つ位置で応援していたのに、最後の最後で石破陣営に寝返って、結果が石破の負けであったので、現政権では冷や飯を食う破目になったということである。多くの乱暴な勝負に勝ってきたが、負けることもあったということである。
自民党内の扱いは、既に過去の人になっていて、女性議員も若い世代に移っている。女性議員が多くないのだから、順番が回ってくる可能性があるというのは素人の考えで、こいつだけにはやらせないという人には回ってこない世界である。寝返るのはこの人の特徴であるから、安定的な意味での信用というのは有していないようだ。つまり、今回の行動は起死回生というか、乾坤一擲ということなのだろう。

勝負ばかりしてきた人である。博徒のような嗅覚に優れるということだ。自民党が櫻井パパにフラれると見るや、その寸隙に立候補表明した。自民党が自分を推薦しない確信を持っていて、大政党がか弱い女性を苛めるという図式に落とし込み、悲劇のヒロインとして選挙に臨むというストーリーである。政党推薦の資金的、組織的な活動で得られる利益より、悲劇性が優るとする判断があっての行動である。そうはいっても、自民党は相手にすると害があるから、丁重に無視する行動に出るだろう。か弱いイメージでもないし、悲劇のヒロインに仕立てるには、ずうずうしさが勝っていることなど、物語と配役にミスマッチがある印象を持つ。常識的な想像は、小池が被害者になるサスペンスに続きそうな気にさせる。

自民党という歴史のある保守政党を支配する価値観は、様式美に基くプロトコルであろう。延々と続く指定された手順に従っていると、何時か良いことに巡り合えるというもやっとした幸運の予感が組織を支配する。都連方針に従わないとか、適切な幹部に相談し、話を付けて立候補を外部に表明するとかは、プロトコルとして決まったものである。これを守らないのは、教義に反した行動と理解されるのだろう。小池が自民党本部を微妙に持ち上げるのは、教義に反した行動ではないとするアリバイ作りなのである。まあ、信者さらすれば反旗を翻したと思うのだろうが。


自民党が分裂しようとどうでも良い。都知事候補者は自民党からではなく、自民党推薦で立候補するからである。自民党推薦で増田が立候補して、小池が無所属でとなって、どちらが勝っても自民党系であるし、小池を自民党都議団が野党として頑なに反対しても仕方のない話になる。それこそが都議会という組織の問題点ということになる。そう思えば小池の立候補も意味のある行動なのかもしれない。
野党候補については、民進党の長島では共産党は支持できないだろう。長島は共産との選挙協力に否定的な、民進の保守側に位置している。噂される宇都宮の立候補とすれば、これを民進が支持することもないだろう。増田に自民と相乗りするのも憚られるし、小池を推すというのも、有り得ない話ではないにしても、それで良いのかという意見は当然出てくるものだろう。確実なのは、こういう政党内のごたごたで決まるということが、都民が選ぶ知事とは別にある密室に重心があると感じることが、政治不信を増幅させていくことであろう。負けるにしても、負け方というものがあるだろう。プロトコルを重視するなら、そのくらい考えて欲しいものである。


候補者に共通するのは面の皮が厚そうなことである。櫻井息子が出れば決まりそうだ。

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