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2016年7月22日 (金)

いすゞ、次世代ピックアップトラック単独で開発 米GMとの協業解消

いすゞ自動車は7月22日、米ゼネラル・モーターズ(GM)とのピックアップトラックの共同開発を取りやめると発表した。いすゞが単独で開発することで合意、同日付で協業を解消した。「協議を進めていく中で両社の考え方に違いが生じた」(いすゞのコーポレートコミュニケーション部)という。具体的な開発に着手する前で、業績への影響は軽微という。
いすゞは2014年9月に次世代ピックアップトラックの共同開発を進めることでGMと合意していた。いすゞによると、他の提携業務には変更はないと説明している。(日経QUICKニュース7月22日)


ピックアップトラックについて考える。


ピックアップトラックは、米国で大きな市場を有している。ここでは大型のモデルが好まれることから、ガソリン価格と市場が連動する傾向がある。最近、ガソリン価格の高騰が収まったことで、もともと大好きな大型サイズのピックアップトラックに興味が向いたという事情もあるようだ。北米サイズでは取り回しが悪いという国では小型になるが、もともとが大きなサイズである。重量が2トンを超えて小型でもないものである。
この記事の少し前の7月11日にマツダがピックアップトラックの自社開発・生産から撤退すると発表している。マツダはフォードとの関係があったが、フォードの経営不振による影響で最終的に2015年9月に資本関係を解消している。一方、2010年にトヨタとハイブリッドシステムの技術供与に合意し、2012年にはメキシコ工場における北米向けトヨタ車の生産について合意するなど、トヨタとの関係強化の流れにあった。しかし、ピックアップトラックの撤退の先にあったのは、いすゞからのOEM調達であった。いすゞはGMと長く関係がある。いすゞが単独で動くことを決定した背景には、マツダとの関係も影響した可能性がある。
いずれにしても、トヨタが随分と軽くあしらわれている印象が残る。ハイブリッド車や燃料電池車というのは、都会の金持ちが所有するイメージである。一方、ピックアップトラックは道路事情の悪い地域で、家族皆を載せて移動する使い方がありそうだ。マツダの描く内燃機関の最適化による自動車の将来像と、トヨタの描くものとは少し違うようである。無論、トラック専業であるいすゞの描く世界もまた違うのだろう。ピックアップトラックについてまとめようとしたが、一向に資料がまとまらなかったのでここまでにする。


北米の金持ちがピックアップトラックに乗るのは、温かい家族への憧れなのだろうか。

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