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2016年6月15日 (水)

首相・官房長官ともに地方へ 官邸の危機管理に批判

安倍晋三首相と菅義偉官房長官が6月15日、そろって都内を離れ、首相官邸を空けた。首相は参院選の遊説で東北、菅氏は公務視察で宮崎県を訪問。両氏は12日にも遊説で同時に地方に出ており、首相官邸の危機管理体制を問題視する声も上がっている。歴代政権では首相か官房長官のどちらかが東京に残るという慣例があった。
民進党の岡田克也代表は15日の記者会見で、同日未明に中国海軍の情報収集艦が日本の領海に侵入したことに触れ「最終的な責任を負うべき2人がいないのは非常に問題がある」と批判した。官房長官の職務を代行した萩生田光一官房副長官は会見で、緊急時の連絡手段などに万全を期しているとして「政府全体の危機管理体制は何ら問題ない」と強調した。官邸の危機管理を巡っては、2001年の米原子力潜水艦と実習船「えひめ丸」の衝突事故の際、当時の森喜朗首相と福田康夫官房長官が共に都内を離れ、対応が遅れたとの批判を招いたことがある。(日本経済新聞:6月15日)


危機管理について考える。


首相と官房長官が揃っていないというのは問題がある。記事にある中国海軍の動きは、日本政府の行動を確認して行われている可能性もある。えひめ丸の衝突事故とはこの点が大きく異なる。過去に起きた問題で経験したことを活かすという姿勢は大切なことである。
さて、そんなことは分かっていながら二人ともいないという状況が発生するのだろうか。単純な理解としては、自民党が選挙で苦しいということである。民主党政権時代の悪かった印象はなお消えないでいる状況である。共産党との選挙協力により接戦になる選挙区もあるだろうが、民進党に迷いがある状況では限定的である。大勝は難しくても、負けることはないというように見える。それに、安倍は勝利ラインを低く設定している。舛添処理を急いだのも、選挙への影響を心配してのことなのだから、一応済んだことに出来たことで、心配としては大きくはなっていない筈だ。これも本来は東京都限定の問題と当初は信じていたものの、それでは済まないと慌てたふしもある。極めて限定的と思って良い。これが自民党と関係していて怪しからんと考える有権者は、自民党の支持基盤とは重ならない、いわば浮動票の存在であろう。
それでも、選挙命の連中が行動しているのだから、自民党の思惑と異なる動きになっているということだろう。人気に陰りが見えたという説もあるが、内閣支持率は高いままであり、安倍が遊説するのは価値があろう。しかし、甘利明は起訴猶予になっているとはいえ、選挙応援に行ける訳もなく、麻生太郎を自由にすれば新たな問題発言をすると決まっている。適当な応援となると、菅を使うよりないという事情があるのだろう。

緊急時の連絡手段などに万全を期しているとしているというのは、緊急時が通信系には影響しないこと、一定の移動手段が確保されている前提になっていて、何やらマンガの様な設定になっている。現在の国防の問題として、通信手段が攻撃されることの重要さは増している。首相や官房長官は特殊な通信手段を持ち歩いているのだろうか。もっとも、持っているか否かが重要な情報である場合もあるから、質問しても答えないかもしれない。
安全保障を声高に叫ぶ割りには、自分自身が平和と安全の中心で安穏と暮らしている様が、なんとも牧歌的である。とすると、安全保障の話も、ネット右翼の小僧と同じレベルの、バーチャルな世界の話なのかもしれない。


安倍はお気に召さない結果になったら、リセットボタンを押せばよいと思っているのだろうか。

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