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2016年6月 9日 (木)

刀職人が作った爪切りばさみとやすりのセット ポーラ

ポーラ・オルビスホールディングス傘下のポーラは7月4日、爪切りばさみと爪やすりをセットにした「匠(たくみ)の美 ネイルケアベーシックキット」を発売する。刃物の産地として知られる岐阜県関市の刀職人が1点ずつ生産。爪切りばさみは軽い力で切れるほか、刃の先端部をぎざぎざにし切る長さや形を細かく調節できるようにしたという。
爪やすりは爪の形に合わせて磨きやすいよう、やすり部分にカーブをつけた形状にした。表面にはステンレス鋼の細かい凹凸を均一に配置し、なめらかな爪に仕上げられるとしている。価格は4104円。全国の「ポーラ ザ ビューティー」など同社の専売店で、カタログを通じて取り寄せできる。(日経QUICKニュース:6月9日)


爪切りについて考える。


ポーラのプレスリリース写真を見ると、爪が長い人向けに開発された製品のようだ。女性用の商品を扱っている会社であるから当然ではある。刃物は刃先の仕上がりで性能が決まるが、実際には維持に同じ様に注意を払わなければならないものである。それが刀であっても、包丁でもハサミでも同じである。やすりの方は少し楽で、こちらは汚れを放置しないようにしていれば相応の期間使えるだろう。切ったり磨いたりする相手がタンパク質である。それほど難しい話ではない。
ずっと前に、電子部品に用いられる小型ニッパで爪を切っていた。金属コードを切る用途に用いられるものであるから、切る性能は上等なのだろうが、切り口が少し悪い印象であった。それでも、安い爪切りより仕上がりは良いし、第一使い勝手が良かった。力を掛けずに使えるし、小さく部分的に切ることも容易であった。
ポーラの商品がどのくらいのものかを知る由もないのだが、岐阜県関市の刀職人を表に出し過ぎの観はある。刀職人がそれこそ日本刀を拵えるように作ったとしたら、桁が一つではないくらい違うものになるだろう。それは包丁であっても、髪を切るハサミであってもそういうものである。ステンレス鋼のやすりも、細かい凹凸を均一に配置しているとあるが、やすりで細かくなくて、不均一でもないものは用を足さない。爪磨きように特化された形状ではあるが、性能上の話としてはそれ程のものでもないだろう。何せ相手はタンパク質である。

以前使ったことのある小型ニッパの価格は、2,000円しないくらいであった。これだと、女性の長い爪を切るには少々使い勝手は悪いだろうが、他にも長さや形状の違いで沢山ある。価格はこのくらいである。ガンダムなどのプラスティック製品を切るものがあるが、こちらは価格が少し高くなる。切り口の仕上がりに価格相当の差があるようだ。趣味の世界は門外漢には分からない。専用設計しているものでもないから、刃先は同じというものがあるのだろうと想像させる。参考の為に記すと、普通の爪切りは数百円であった。
ポーラが扱うからその分は高くなるのだろうが、そう言う商売がまだまかり通るのだと思うと少々残念な気持ちになる。良い仕事をした人が評価されるのではなく、好まれるラベルを貼った人にお金が落ちるというのもおかしな話である。


ポーラの資料写真が高級そうに見えないのは、企業努力が足らないと指摘して良い。

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