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2016年5月25日 (水)

松山の立てこもり、男を現行犯逮捕 女性も無事保護

松山市美沢2のマンション1階の一室で24日夜、包丁を持った40代の男が20代の女性を人質に立てこもった事件で、愛媛県警は5月25日午後、男の身柄を確保し、人質強要処罰法違反の疑いで現行犯逮捕した。女性も無事保護された。
発生から半日以上かけ、県警が男に女性を解放するよう説得を続けるなど、膠着状態が続いていた。県警によると、女性はこの部屋の住人とみられ、男と以前交際していたとの情報がある。女性の親が24日に行方不明の届けを出していた。捜査員が同日午後8時45分ごろ、現場マンションを訪ねると、男が包丁を見せて「入るな」と言い、立てこもった。現場はJR松山駅の北西約1.3キロの住宅街にある3階建てマンション。防具を着けた捜査員らが警戒を続け、住民の立ち入りも規制された。松山市教育委員会によると、近くの小中学校では、教員が児童らの登校に同行したり、通学路で見守ったりした。近所の30代女性は「小学6年の息子の通学路に近いので不安だ」と話し、50代の女性は「被害者の女性は娘ぐらいの年ごろで、人ごとと思えない」と声を震わせた。(共同:5月25日)


おかしな事件について考える。


恋人から別れ話を切り出されもめて、警察沙汰になるというのは過去に幾らもある事件だ。今回の事件の特徴は、長時間であることと、傷付けようとする行為が見えない点である。単なる痴話げんかに警察が巻き込まれて、騒ぎが大きくなり過ぎて引っ込みがつかなくなった気さえするものである。
警察の対応も困惑が見えていて、近所の住民をすべて排除するまでには至らず、マスコミの警戒線も少し移動させてはいたようだが、現場の近くで報道することを許していた。危険性について判断し難い状況があったということだろう。
マスコミは規制されても、近所の住民の出入りがあるので、これらの人にマスコミがインタビューして、あろうことか生放送するという状況が発生していた。警察は犯人に情報が筒抜けになると憤るだろうが、報道規制が徹底されていなければ、マスコミは報道するのが仕事だから仕方ない。ぜひこれを機会に、松山東署長である警視正には、警察の立場を慮って行動するのがマスコミの義務だと主張して欲しい。

この怪しげな事件のあらましは暫くの後に明らかになることだろう。多分、報道する価値の乏しい内容なのではないかと思うが、これだけの騒ぎである、一度くらいは扱われることだろう。マスコミと警察の関係に少し書いて終わりにする。少し前に熊本での地震災害で、生き埋めになった人を救出した際に、ブルーシートで囲むことを話題にした。実際には亡くなっていたし、生きている可能性がほぼない時間と環境であったにしても、救出活動は生きていることを前提とまではしないにせよ、生きていて欲しいという希望については共通して活動している。マスコミも建前としては同意しても、生きていないという冷静な判断も持っている。ブルーシートで囲うのは、状態の悪いままの亡骸を晒すのは、死者にも遺族にも許されないという当局の判断だろう。無遠慮にタンカーに乗せて移動して報道したら批判されるとも思っているかもしれない。一方で、生中継しているマスコミは、亡骸が映らないことを前提にしている。もし映ったら担当部署は責任を追及されるだろう。警察などの側についても同様である。
映ったら映した側も、映された側も処分される状況がある。こんなことなら談合して、映さない取り決めをすれば作業性は大きく向上する。なぜそれをしないかと言えば、マスコミは警察などの権力に対抗しているというポーズを取りたいからだろう。今回の事件においても、もし犯人が人質を刺すシーンを放送してしまったら大問題になる。そいうしたことがないことが前提になっている。平たく言えば、なれないである。

人質が元交際相手なら、大好きな自己責任と言えなくはない。本当に救出するつもりなら、半径数百メートルを立ち入り禁止にすれば良い。その判断を下せないのは、痴話げんかの可能性を排除しきれないからだろう。記者クラブ制度でもたれあいをしているのに、肝心なところで談合できないでいる。記者というのは協調性に問題があるようだ。そのくせ、警察24時などという番組を制作し、マラソンや駅伝中継では先導の白バイ警官へのおべっかは欠かさない。気の使いようを間違えているようだ。


警察が恐れるべきは責任を取ることではないだろう。

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