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2016年3月15日 (火)

プロ野球金銭やりとり、阪神に加え西武でも

プロ野球・巨人の1軍選手が自チームの試合結果を対象に金銭のやりとりをしていた問題で、新たに阪神と西武が3月15日、同様の事実があったことを明らかにし、謝罪した。野球ファンが見守る公式戦での金銭のやりとりが他球団でも常態化していた実態が浮き彫りとなった。
阪神の四藤慶一郎球団社長は、兵庫県西宮市内で取材に応じ、試合前の野手による円陣で声だし役を務めた選手に対し、チームが3連勝の場合は「ご祝儀」として1人が5千円ずつを出し合っていたと認めた。4連勝でさらに5千円が加算されていく仕組みだった。(朝日新聞:3月15日)


野球賭博のその後について振り返る。


円陣で声出しをすると、ご祝儀が貰えるというのなら普通の話だが、負けると支払いをするというのでは賭けになるといわれて当然だろう。チームが違っても仕組みが同じなのは、選手の交流やトレードがあって方法が移っているということが想像される。ということは3チームに留まることはないだろう。金銭のやり取りに、賭けと扱われる方法から、験担ぎに近いと理解される方法まで幅はあるだろうと思われるのではあるが。もうしばらくすれば出揃うだろうが、これは賭博ではないとしているのだから、こっちより野球賭博を追えという話である。

2015年の状況報告の際に、賭け麻雀などを公表していて、その一方で日本プロ野球機構は賭けでないと判断している事柄を、このタイミングで公表するというのはどういうことなのだろうか。常識的な考えとしては、重い処分になっている野球賭博に関わった選手をこれ以上出すと被害が拡大するばかりだから、どうでも良い話になると見込める円陣ゲームの話にシフトした気がする。野球賭博が追放処分であるのに対し、円陣ゲームなら厳重注意で済むという図式である。

プロ野球機構が捜査権限がないからという言い訳は、いつまでしても仕方ないだろう。機構やチームの調査より制限が大きいであろう週刊文春の取材で結果が出てしまっている。文春の記事に誤りがある可能性はあろうが、機構やチームの受けるダメージからすれば、その程度の調査で幕引きを計るという話ではない。それこそ、捜査権のある司直の手に委ねれば済むだけの話である。
ファンと称する者の意見というのが紹介される。高額な年俸の選手だから数万円程度は、軽い気持ちで行うのだろうという話である。その流れに従うと、年収で百倍あるのだから、競馬に一万円賭けるサラリーマンは普通にいるだろうから、百万円を闇カジノに使って悪くないという話になる。闇カジノは違法行為だから駄目だというのなら、チーム内の百万円の賭け麻雀なら問題ないという話である。この辺りは考え方に差が出る部分であるから、ここまでにする。一つ言えることは、自分自身が関係する事柄には賭けてはならないということである。例えば、中央競馬会の関係者は馬券の購入が禁止されている。これは法律に規定がある。勝つ為に最大の努力を行い、勝った結果、最良の収入を得るという仕組みがプロスポーツである。自分自身に賭けるのは勝つことだけで、これに逆張りすることのみじめさを認識しなければならない。法律に規定の有無に無関係に、これに手を出せば競技者としての人生が終わることを覚悟しなければならないのである。

ものを知らない金持ちというのは、ヤクザものにとって最良のカモである。随分と肉付きの良いカモがいたら、直ちに食うのではなく、他に美味そうなカモを引っ張ってくるようい仕向けるというのが利口な方法である。プロ野球というのは、多くのカモの飼育を行っているということだ。


ご祝儀とは便利な言葉である。読売新聞では他の用法があるのかもしれないが。

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