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2016年3月14日 (月)

なでしこJAPAN

なでしこJAPANについて考える。


以前まとめたサッカーのなでしこリーグのページに関するアクセスが多いことに味を占めて、同様の話題を書けばアクセスが増えるかなと考えた。まあ、それほどアクセス数を気にしている訳でもないし、経済的な利益があることもないし、世間の耳目を集めることで喜ぶほどのアクセス数を誇る訳でもない。
さて、2011年のW杯優勝以降の、国内におけるサッカー日本女子代表の試合について確認する。対戦相手、試合の行われた日と、気温・湿度、場所、観客数を下にまとめた。

■ なでしこJAPANの日本での国際試合
   相手          年月日    気温  湿度         場所               観客数
  北朝鮮       2016年3月9日  15.1℃   54%  キンチョウスタジアム 大阪府       4,766人
  ベトナム      2016年3月7日  21.8℃  59%  キンチョウスタジアム 大阪府       3,418人
  中国        2016年3月4日  19.6℃   42%  キンチョウスタジアム 大阪府       6,959人
  韓国        2016年3月2日  10.2℃   45%  キンチョウスタジアム 大阪府       5,605人
  豪州        2016年2月29日  7.2℃   39%  キンチョウスタジアム 大阪府       4,988人
  ガーナ       2014年9月13日  19.3℃  81%  NDソフトスタジアム山形 山形県    12,288人
  ニュージーランド 2014年5月8日  20.6℃  41%  キンチョウスタジアム 大阪府       6,685人
  ナイジェリア    2013年9月26日 19.3℃  53%  フクダ電子アリーナ 千葉県       10,174人
  ナイジェリア    2013年9月22日  28.6℃ 73%  長崎県立総合運動公園陸上競技場   15,206人
  ニュージーランド 2013年6月20日  22.3℃ 86%  ベストアメニティスタジアム 佐賀県    8,881人
  豪州         2012年7月11日  26.3℃ 73%  国立競技場 東京都             22,048人
  ブラジル      2012年4月5日  15.6℃ 67%  ホームズスタジアム神戸 兵庫県    12,862人
  アメリカ       2012年4月1日   5.6℃ 39%  ユアテックスタジアム仙台 宮城県    15,159人


W杯優勝で世間の注目を集めるようになったサッカー日本代表ではあるが、国内の国際試合で集まる客数は1万人レベルというところである。今回のようなオリンピック予選という重要な大会であっても、5千人程度に過ぎない。男子の大会なら3万人集まるのは不思議ではないから、結果についての関心はあっても、ゲームを観たいというタイプのものではない。
オリンピック予選の結果と関連付けるなら、国際試合の数が極端に少ない。年間3試合程度に留まっている。2015年は1試合もなかった。もちろん海外での試合があるので、これがすべてではないのだが、国内リーグに所属する選手が多く、特にW杯優勝メンバーでない若手の育成が重要な課題と位置付けられるなら、国内での国際試合は重要なテーマになるものである。国内リーグに外国の選手が多く活躍する状況があれば違った部分もあるのだろうが、外国人選手は限られている。なでしこリーグの外国人枠はチームで5人までで、同時出場可能なのは3人までとなっている。
女子のプロチームの集客力を確認してみよう。以前ブログで扱ったのは2014年実績であったが、今回は2015年実績をまとめた。結果を下に示す。

■ 2015年のホーム・ビジターの観客数2015_nn横方向が主催者であるホームチームの観客数である。一方、縦方向は、ビジターとして行った試合の観客数となる。代表選手が多く所属する神戸と、浦和、湯郷、日テレ、ベガルタと続く。それでも神戸以外の4チームは年間総観客数が2万人程度であり、チームに観客1人で千円が入ったとしても2,000万円に過ぎない。一般の大人が自由席の当日券が千円前後である (チームにより違う) 。日本のトップリーグでそのくらいの集客力だから、代表といってもそれほど大きな違いはないということである。
入場者数の下位のチームになると、千人に満たない入場者数である。高校の女子サッカー全国大会の観客数が平均700人というレベルである。高校野球の観客数がパ・リーグの試合より多いというのは昔からあった話ではあるが、プロに進んでも待遇も、注目度も良くならないというのでは夢がない。各チームの年間観客数推移をまとめたのが下である。

■ チーム毎の年間観客数推移
             2011      2012      2013      2014      2015
  I神戸       70,966     56,701     41,500      29,185     43,037
  日テレ      14,558     38,254     12,274      13,345     16,465
  湯郷ベル    18,935     30,624     22,479     18,326     19,096
  浦和L      18,658     22,879     19,865      23,598     20,160
  新潟L      37,151     18,190     15,806      9,272     12,767
  ジェフL      14,749     10,584      8,471      8,820     12,751
  伊賀FC     11,683     13,979      9,569      6,957     10,718
  大阪高槻     -       18,339      9,638       -       6,079
  AS狭山      4,388     10,908      -       8,680      6,951
  ベガルタ      -        -       20,235     16,093     16,052
  吉備国大     -        -        7,972      9,432       -
  福岡AN     10,202      8,046      -        -        -
   合計     201,290     228,504     167,809    143,708    164,076


神戸を例外とすれば、なでしこリーグの実力は1万人強というところに留まる。浦和と湯郷が2万人前後で推移しているので、これくらいのチームを過半数にするのがリーグの目標になるのだろう。入場者数と代表チームの成績が直接結びつかないという考えもあるだろう。しかし、海外派遣されている選手の資金は、入場収入などによっている。選手強化の原資は日常的な活動とひも付きになるものである。日本代表が弱くなった理由を詮索するより、注目度が全体として低いままであることを嘆くのが順番である。マスコミの取り上げ方が情緒的であるのは、受け手の要求に応えたものであるとしても、その先に何もないのに戦犯探しに終始するようでは明るい未来は描けない。


何度調べても、女子サッカーはかなりのマイナー競技である。

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