« 東芝、白物家電を海外企業へ売却も HDD事業縮小 | トップページ | 台湾地震の死者37人に 倒壊ビル、作業は難航 »

2016年2月 5日 (金)

自民、SPEEDの今井絵理子さん擁立で調整

自民党が夏の参院選の比例区に、4人組のダンスボーカルグループ「SPEED」のメンバーで歌手の今井絵理子さん(32)を擁立する方向で調整していることがわかった。今井さんは聴覚障害のある長男(11)をシングルマザーとして育てながら、福祉施設などで手話を交えた音楽活動を続けている。安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」に合うとして「目玉候補」に浮上した。
今井さんは沖縄県出身。1996年にデビューし、90年代にヒット曲を連発した。今夏に改選を迎える参院沖縄選挙区選出の島尻安伊子・沖縄北方担当相は、5日の記者会見で「女性の政治参画は女性議員としては大変うれしい」と歓迎した。党関係者によると、近く発表する予定という。所属事務所の広報担当者は「そういう事実は聞いていない」としている。(朝日新聞:2月5日)


タレント議員について考える。


芸能人やスポーツ選手として有名な人物を国会議員候補にする例は昔からある。現在の選挙制度で、参議院の比例区代表制は、政党に投票制度であって、昔あった個人名を書く全国区とは異なる。しかし、政党名もしくは政党に所属した個人の候補者名を書くことから、有名人が候補者リストに載せることが正当の得票数を増やす手段にはなっている。
さて、今井は長男に障害があることから、テレビの障害者教育番組に出演するなどしているし、講演活動などもしている。最近は、SPEEDのメンバーであった島袋寛子と結成した新ユニットERIHIROでの音楽活動をしているが、昔の様な活躍には至っていないというより、別のレベルの活動になっている。聴覚障害者に向けた活動もあるから、アイドル時代の訳にはいかないのだろう。そんな今井が自民党から、障害者と女性の活躍と沖縄を掲げて選挙に出るという話である。
少し前のタレント議員を確認する。2010年の選挙に立候補した三原じゅん子は、自らが子宮頸癌に罹患した体験から、医療や介護問題に関心を持ち、癌撲滅の啓発活動を行ったり、介護施設を経営したりするなど精力的な活動をしているということであったが、右翼の活動家に変身してしまった。同じ選挙で当選した谷亮子は何を主張していたか分からない。2012年の衆議院選挙では東国原英夫が当選しているが、前宮崎県知事の方が有名になっていただろう。2014年の参議院選の山本太郎もあるが、当選した者だけ拾っても整理がつかなくなりそうなのでこれまでにする。

女性参加も障害者対策も、沖縄問題も重要な問題ではあるが、これを前面に出されると自民党の公約かと疑問を覚える。同一賃金同一労働でもそうだし、最低自給1,000円にしてもそうだが、民主党がやろうとして野党自民党が反対していたものを取り込んでいる。民主党は反対し難くなり、安倍のお決まりの民主党は何もしなかったの出番となる。民主党に対する兵糧攻めなのだが、自民党が反対していたのには財源の事情があったりと容易な話ではないのである。民主党は反対などせず、安倍様のお手柄ですからどんどんお進め下されと流して良い。未達になったことだけ問題にすれば良いのである。国の政策に特許権がある訳でもない。考えたのなら実現するのが議員の仕事である。
今井が立候補するのは結構なのだが、自民党の古手の議員に指図されて何もしないことにならないでもらいたいものである。議員が無知、無能だから何も出来なかったというのは、有権者の責任である。しかし、議員が周囲の顔色を窺って動かなかったというのは議員の責任だ。議員になったら一つだけの成果を上げれば良い。他は何もしないくても良い。事情を抱えて立候補したタレント議員なら、それが本筋だろう。


3年したら今井が東亜新秩序と言い出したら凄いことだと思う。

« 東芝、白物家電を海外企業へ売却も HDD事業縮小 | トップページ | 台湾地震の死者37人に 倒壊ビル、作業は難航 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 東芝、白物家電を海外企業へ売却も HDD事業縮小 | トップページ | 台湾地震の死者37人に 倒壊ビル、作業は難航 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ