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2016年1月27日 (水)

小保方氏が手記を出版 28日から書店に

講談社は1月27日、STAP細胞論文の著者だった理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏(32)の手記を出版すると明らかにした。小保方氏が退職後、まとまった主張をするのは初めてという。
講談社によると、手記のタイトルは「あの日」。前書きでSTAP細胞問題について「不勉強であったことを、心から反省し恥じています」と謝罪している。全253ページで28日から書店に並ぶ。(共同:1月27日)


STAP細胞問題について考える。


学問に対する考え方、というか学問の定義についての理解の違いだと思うのだが、小保方は他人が成し得ていないことに対する価値を過大評価し過ぎている。学問とは、小保方の分野でいえば、生物というカテゴリーの科学的な歴史を連綿と綴った書籍に、たった一行を書き加える作業のことを言う。再生医療に対する貢献が大きいということで、学問の価値が上がるというのは、別の誰かが考えることである。
小保方が不勉強を反省するのは勝手にすれば良い。しかし、真に学ばねばならないことは別にある。STAP細胞について科学的に説明できるのなら、別の研究機関に行って実現すれば良い。国内で難しいのなら、海外に求めれば良い。別に、幸福の科学大学でなければできないという事情もないだろう。過去の経緯を出版して、冷たくされた仕返しをしたことろで何になるということもあるまい。もし、それが重要な人生の目標になっているのなら、科学者というより、患者さんになってしまっていないかと心配する。患者さんであるのなら、講談社は理性をもって治療を勧めるべきで、出版を展開するのは商売に気持ちが行き過ぎている。その部分においては、小保方と共通するのかもしれない。

この本にどんな内容が記されているのかは分からない。割烹着や、ムーミンや、黄色の研究室が誰かの演出であった可能性に言及するのだろうか。可愛らしいお嬢さんが、世紀の研究を達成した演出として会議に提案したのなら、電通なら却下されるアイデアである。こざかしい知恵を使ったのが誰なのかの方が、小保方が痛めつけられたと主張して良い内容である。研究成果が稚拙であったのは事実であり、動かしようもない。この責任は小保方にある。(もちろん、他の誰かも関わっていることを否定しない) しかし、若い女性であることを利用した事実があれば、これは若い女性に対する差別があったと言って良い。

結局のところ、小保方にも理研にも良い結果を導き出さない出版になってしまうのだろう。もしかしたら、講談社にとっても、である。


STAP細胞は分裂しないが、SMAPは分裂するか。否、再生するのか。ああ、関係ないや。

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