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2015年12月24日 (木)

進むマック離れ、戦略転換 米本社も不振 日本HD株、売却検討

外食3位の日本マクドナルドホールディングス(HD)の筆頭株主、米マクドナルドが株を大量に売り、筆頭株主から降りる可能性が出てきた。マクドナルドは日米両国で業績不振に直面し、戦略転換を迫られていることが背景にある。
「コメントできることはない」。株式売却の検討が報じられた12月22日の午後、日本マクドナログイン前の続きルドの広報は自社サイトにそう掲載した。だが水面下では、米国本社が日本の商社などに売却を打診。約5割を握る日本マクドナルド株の最大約33%分を売る交渉を進めている模様だ。日本マクドナルドは2015年12月期に380億円の純損失を計上して2期連続の赤字になる見通しだが、株価は株主優待狙いの個人らに支えられて高値圏にある。このタイミングで手放して売却益を確保する一方、外部の資本やノウハウを入れて日本事業を立て直す狙いのようだ。大手ファンド元幹部は「赤字の日本事業の売却はハードルが高い。株の3割超だけでは経営権を完全に取得できず、金額次第だが魅力は乏しいのでは」と実現性を疑問視する。それでも米国本社が売却を検討するのは、日本を含む世界各地で業績不振が長引いているためだ。昨年7月、仕入れ先だった中国の食品会社で期限切れ鶏肉の使用が発覚して、日本と中国で「マック離れ」が進んだ。14年の通期決算では「世界の既存店売上高」が前年より1.0%減り、02年以来12年ぶりのマイナスに転落した。今年3月、前任者の事実上の引責辞任を受けて登板した米本社のスティーブ.イースターブルック最高経営責任者(CEO)は改革とコスト削減を進め、米国では15年7~9月期の既存店売上高が2年ぶりに増加に転じた。ただ、「客の健康志向の高まりや新興ファストフード店に押され、苦戦は各国で続くだろう」(アナリスト)との見方が多い。(朝日新聞:12月23日)


日本マクドナルドホールディングスについて考える。


株主の状況から確認する。ホームページから2015年6月30日現在のデータを引用した。結果を下に示す。

■ 株式の状況
   発行可能株式総数  480,840,000株
   発行済株式総数    132,960,000株
   株主数            288,128名


■ 日本マクドナルドの主要株主
       株主名                       持株数(百株)   持株比率(%)
マクドナルド・レストランズ・オブ・カナダ・リミティッド     335,800     25.26
マクド APMEA HD PTE Ltd.                   328,850     24.73
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)       12,501      0.94
日本マクドナルドグループ持株会                 9,403      0.71
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)     7,845      0.59
エスアイエツクス エスアイエス スイス ナシヨナル バンク   6,445      0.48
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)     6,319      0.48
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)     4,354      0.33
日本マクドナルド社員持株会                    4,146      0.31
ステート ストリート バンク アンド トラストカンパニー      3,856      0.29

■ 所有者別株式分布状況(2015年6月30日現在)
    所有者         割合       株数
  外国人           54.87%     72,961,085
  個人・その他       41.51%     55,188,117
  金融機関          2.72%      3,617,900
  その他の国内法人    0.63%       831,852
  金融商品取引業者    0.27%       360,177
  自己名義株式       0.00%         869
  合計           100.00%    132,960,000


米国の本社関係の割合が高い。これ以外は1%未満になっている。TOBをして上場廃止にするとなると大変だが、最も大きな口の株主が処分するというのは都合によって生じるものだろう。この株数を市場に流したら大変なことになるから、相対取引ということなのだろう。時価総額が3,400億円ということだから、少し残しても1,500億円支払える会社はそれほどはないだろう。ところで、マクドナルドの株式はどんな価格で、どのくらい取引されてきたかを確認する。結果を下に示す。
Machd_2
いろいろと問題があって株価が下がったかと思ったらそれほどでもなかった。月単位でまとめた結果であるので、もっと短期で見れば激しく上下している可能性もある。傾向としては2009年以降緩やかに値上がりしている。直営店のフランチャイズ化を進めたことで、財務的にプラスに働いたという要素はあるが、営業的な問題を先送りした感は否めない。この大規模チューンはいったいどこに向かうのだろうか。


日本の食べ物屋で不潔なのは受け入れ難いだろう。米国でもCleanlinessを掲げているのだが。

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