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2015年12月22日 (火)

国立市議長が謝罪、辞任 事実婚育児めぐり差別的やじ

東京都国立市議会の委員会で、出生届に嫡出子か非嫡出子(婚外子)かを記載する欄の廃止を国に促すよう陳情した女性が「婚姻届を出さずに子どもを育てることを同僚に『ひどい母親だ』と非難された」と訴えた際、石塚陽一議長(69)が「当然だよ」とやじを飛ばしていたことが分かった。石塚氏は二十一日の本会議で謝罪した後、議長を辞任した。
陳情者の一人、田中須美子さん(68)=武蔵野市=や石塚氏によると、やじがあったのは今月十日。陳情を審査する市議会総務文教委員会で、田中さんが「自分の名前を大切にしたいと思い事実婚を選択し、四十年たつ。職場の同僚たちは『なぜ婚姻届を出さないんだ、子どもがかわいそうだ』『ひどい母親だ』などと繰り返し非難の言葉を私に浴びせた」などと自己紹介した。この時、委員の一人として出席していた石塚氏がやじを飛ばしたという。田中さんは「非婚で共同生活をする女性や婚外子に対する根強い差別意識の表れ」として、十七日に発言の取り消しと陳謝を求める全議員あての文書を市議会に提出。議長預かりになったため、田中さんは十九日、全議員に郵送した。二十一日の本会議で石塚氏は「当事者の置かれている立場や心境を深く考慮せず、差別に傷ついた心を踏み締めてしまったことは痛恨の極み」と謝罪した。同日夜、議長の辞職願が提出され、本会議で許可された。これに先立ち、石塚氏は取材に「当時の社会情勢では当然のことだったのでは、とつぶやいたつもりで、陳情者を批判するつもりはなかった」と話した。陳情は二十一日の本会議において賛成多数で採択され、同じ趣旨の意見書も採択された。(東京新聞:12月22日)


地方議会議員について考える。


石塚陽一は国立市議会議員で3期目である。国立市出身で、国学院大学卒業後、八千代銀行勤務を経て、2003年より市議会議員になっている。自民党所属である。国立市議会の会派としては、自由民主党・明政会となっていて7名 (定数22) が所属して、最大の会派になっている。
石塚の発言の前に、この議員は度々問題発言をしている。報道されるほどのものではないから、新聞などで扱われることはないにしても、いかがなものかというのを過去に見ている。地方議会の議員などその程度と言われればそれまでだが、もう少し発言に気を付ければ良いのにと思うことが多い。10年を超える期間、議員である続けると、特別な人間で市民はひれ伏すものだと思っているのだろうか。それほどのものとも思えないのだが、選挙で当選するという高揚感を経ると、人間というのは変わるのだろうか。大学は付属校から上がったようだし、会社に入ったのも八千代信用金庫時代である。どのくらいの地位までいったかホームページで表記されていないというのは、控えめな性格なのか、32年の勤務以外に誇れるものがないのか、そこらあたりは分からない。

さて、発言に移る。「当時の社会情勢では当然のことだったのでは、とつぶやいたつもり」というのは、議員という職業は難解な言葉使いをするものだとつくづく思う。そうであったということを、ことさらに発言して何があると思ったのだろうか。それは正式に発言する場合になら意味があることだろうが、不規則発言で社会情勢を鑑みれば当然の意味で口にするなら、社会情勢を考えろ、くらいのところが言葉の選択として妥当なところだろう。それとて相応しいかと問われれば首を傾げるものではある。
なぜ、権力のある側の者が、発言を許さないような態度を取るのだろうか。発言を許して徹底的に叩くというなら理解できる。好き嫌いは別にして、正当な方法であろう。発言さえも許さない、それも、自分の思想と異なるものは受け入れないではずいぶんと幼い。おそらく、痛恨の極みと感じているのは、この幼稚なお頭の候補者に投票してしまった有権者なのだろう。まあ、本人も支持者の多くも、そんなことは露程も考えないというのが、議員の面の皮の厚さを示すものではある。報道されなければ気にしないというのは、止めにした方が良い。議員の資質というより、人間性の問題になる。


市議会というのは、老人クラブの会合か、学級崩壊の中学校のレベルだ。

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