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2015年10月27日 (火)

ダルビッシュ有投手の弟、野球賭博の疑いで逮捕

プロ野球や米大リーグを対象に賭博をしたとして、大阪府警は10月27日、大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手の弟で人材派遣業のダルビッシュ翔容疑者(26)=大阪府藤井寺市沢田1丁目=ら8人を賭博開帳図利などの疑いで逮捕したと発表した。
ほかに逮捕されたのは大阪市生野区巽中3丁目の無職、谷川尚哉(29)と石川県白山市宮永市町の鉄筋工、田中凌(23)の両容疑者ら20~32歳の男女。府警は翔、谷川、田中各容疑者の3人が賭博を仕切る胴元役で、あとの5人が客だったとみている。いずれも認否を明らかにしていない。捜査4課によると翔容疑者は田中容疑者と共謀し、5月12~18日のレンジャーズの1試合を含む米大リーグとプロ野球の公式戦計44試合を対象に、客16人から1口1万円で計1854口の申し込みを受けて賭博を開いたほか、谷川容疑者が開いた34試合の賭博に客として参加した疑いがある。8人は地元の知人関係。胴元は賭け金の1割の手数料を得ていたという。府警は逮捕した5人以外の客についても捜査している。府警は昨年9月末に情報提供を受けて捜査を開始。少なくとも昨シーズンから賭博を開いていたとみている。(朝日新聞:10月27日)


野球賭博について考える。


賭博開帳図利というのは見慣れない罪名であるが、刑法186条2項で『賭博場を開帳し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。』とある。要するに賭博の胴元ということである。問題なのは容疑者が、ダルビッシュ有の弟であることである。警察は暴力団の資金源になっている可能性を考えていて、ダルビッシュ有の名前を宣伝に用いる、もちろん直接的ではなく間接的な手法も含めて、ことにより売り上げを上げていたと考えているのだろう。
報道によると、最近の野球賭博は非常に複雑化しているという。報道機関が野球賭博に詳しいというのも、俄に信じられない話ではあるが、全く根拠のないことでもないだろう。まあ、ソースが一つである可能性は排除できないのではあるが。投手の登板日が分かると有利になることもあるようだが、メジャーリーグは選抜ローテーションが確立しているから、事前情報の入手に価値はないだろうが、メジャーリーグに在籍し、日本でプレーした経験のある選手の弟というのは何か知っているような気にさせる要素にはなる。

容疑者は過去にいろいろと問題を起こしている人物である。賭博開帳図利の初犯というのは、執行猶予が付くのが通例であるようだが、前科があることを考慮すれば、警察の取り調べに協力しないと執行猶予が付かないかもしれない。それをチラつかせて、背後関係を探ることになるのだろう。
プロ野球選手に集金に行った者も理解不能の馬鹿者である。逮捕してくださいに等しい行動である。ダルビッシュ有の弟を必要以上に宣伝に用いれば、当局の関心を集める材料になる。賭博をしのぎにしている専門的なヤクザ者の行動としては、少々浅はかさを感じないではない。容疑者は街のチンピラ (かなりの専門職であるのだろうが) でしかない、大きな組織に繋がっていないという方がありそうに思える話である。指定暴力団になると何も出来なくなるという法律がある中で、暴力団から破門や絶縁となった元構成員は、社会復帰が難しいから半グレになるというのが最近の流れである。そもそも暴力団は気に入らないと半グレに行くのもあるようだ。組織の実態のない半グレでは、秩序もないから当局の監視が難しいという問題もある。継続的に胴元をしていて、広域暴力団が見逃す筈もないから、みかじめ料を支払っていたのは確実だろうが、それ以上にはならないと思うのである。こっちは小さな案件で、読売の選手が関わった方が大きい気がしてならない。


情報提供者は誰なのだろうか。

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