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2015年10月 7日 (水)

よみうりランド、ものづくりテーマの遊園地 日清食品など協力

よみうりランドは10月7日、食品や自動車などものづくりをテーマにした屋内型エリア「グッジョバ!!」を2016年3月に開くと発表した。工場をイメージした施設は日清食品や日産自動車など5社の協力を受けて建設する。年間入園者数を30万人増やす考えだ。
総工費100億円を投じ、文具、ファッションを含めた4業種の工場をイメージした4棟を建設する。食品工場では約300メートルある水路にそってカップ焼きそばの製造工程が再現されており、ボートに乗りながらみていく。遊園地全体のアトラクション数は1.5倍の43機種に増える。料金も値上げする。大人1日券「ワンデーパス」を4千円から5400円にする見通しで、詳細は来年以降発表する。「他のテーマパークの値上げも考慮し判断した」(上村武志社長)
よみうりランドの年間入園者数は14年度は前年度比7%増の146万人。15年度4~9月期も前年同期比5%増の69万人だった。(日本経済新聞:10月7日)


よみうりランドについて考える。


よみうりランドの入場者数の推移を確認する。出所は、綜合ユニコム社の月刊レジャー産業による。結果を下に示す。

■ よみうりランド入場者数推移
  2014     1,342,000
  2013     1,233,616
  2012     1,218,000
  2011     1,017,000
  2010      944,000
  2009      729,000

百万人を超えてから堅調に伸ばしている。新規のアトラクションの導入などいろいろと工夫しているのだろう。よみうりランドの売上高は、172億円ということである。継続的な投資には大変そうではあるが、客が入れば経営が成り立つという事業構造ではある。比較的近くにある向ヶ丘遊園が閉園したのが2002年、多摩テックが2009年である。東京近郊の大規模施設である東京ディズニーリゾートと比べるべくもない。もう少し規模の小さいところで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入場者推移を確認する。

■ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の入場者数推移 (単位:千人)
  2001年度  11,029
  2002年度   7,637
  2003年度   9,889
  2004年度   8,100
  2005年度   8,314
  2006年度   8,698
  2007年度   8,640
  2008年度   8,138
  2009年度   7,500
  2010年度   7,500
  2011年度   8,800
  2012年度   9,750
  2013年度  10,500
  2014年度  12,700

こちらも開業直後の入場者数を上回る結果を得ている。よみうりランドに比べて十倍大きいのだから比較は難しいが、テレビCMで見る新しいアトラクションの導入効果があるのだろうし、それを広める宣伝活動も欠かせないということである。
ということは、入場者数を増やすには、目新しいアトラクションを定期的に導入することと、それを周知することが必要だということになる。自社で投資と宣伝費を捻出するとなると、重い負担と大きなリスクを抱えることになるが、外部の企業に協力を求めれば投資負担は小さくなり、もっとも有難い効果的な宣伝が付いてくることになる。問題は、それが客を呼べるかということだが、相応の確信があるということなのだろう。


高速や高いGを感じても危険はないのだから、危なくないスリルに金を払うということだ。

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