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2015年9月28日 (月)

横綱鶴竜が2度目V、照ノ富士との決定戦制す 大相撲秋場所

大相撲秋場所千秋楽は9月27日、東京・両国国技館で行われ、西横綱鶴竜(30)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=が12勝3敗で9場所ぶり2度目の優勝を果たした。
鶴竜は結びの一番で、ただ一人1差で追っていた大関照ノ富士に寄り切られて星数で並ばれたが、優勝決定戦を上手出し投げで制した。今場所は白鵬、日馬富士の両横綱が休場。一人横綱となった在位9場所目の鶴竜は昇進後初めて賜杯を抱いた。人気回復が顕著な大相撲は今場所で5場所連続の大入り。東京開催場所では1996年秋場所以来19年ぶりに、15日間全て入場券完売の「満員札止め」を記録した。(共同:9月27日)


大相撲について考える。


最近のブログが、同じ様な話ばかり書いている気がするので、気分を変えてスポーツの話題にする。横綱二人が休場で、横綱になってから優勝のない鶴竜は優勝したかったということだろう。千秋楽の相手が優勝の唯一の資格者であったが、この照ノ富士は、13日目に稀勢の里に敗れた際に怪我を負っている。休場と思われたが、続けていた。今後に影響がないか心配である。
一方で、優勝した鶴竜は、14日目に稀勢の里に対して、立ち合いで鶴竜が変化した直後に立ち合い不成立で取り直しとなり、その後またも変化して稀勢の里を下した。鶴竜は、11日目の取組で栃煌山を立ち合いの変化で下し、場内からブーイングを浴びている。そんな事情が、千秋楽に照ノ富士に偏った応援を呼ぶのだろう。

明らかになったのは、稀勢の里や栃煌山が変化に弱いということ、鶴竜は変化するのが好きだということである。鶴竜にあって、稀勢の里にないものが、優勝への執念ということか。横綱が立ち合いで変化するのが悪いという意見がある。まあその通りなのだろう。ルールに変化してはいけないとは書いてないのだから、変化するのも作戦の一つだというのもある。まあその通りである。
2013年11月場所で13勝2敗で準優勝であった稀勢の里を横綱に昇進するルールを、相撲協会が設定したつもりでいたら、稀勢の里は期待外れに終わってしまった。一方で、2014年1月場所で鶴竜は準優勝し、3月場所で優勝したのだから、稀勢の里ルールが鶴竜に適用されて昇進ということになった。興業面から、人気力士が適切な地位であって欲しいという協会の都合も見え隠れする。その延長線上で解釈すれば、幕内力士が次々に変化する取り組みをするようでは、これはこれで興行成績に影響しそうである。協会というのは、もっともらしい話をしたところで、その程度のものだろう。

鶴竜に気の毒だと思うのは、稀勢の里昇進ルールを作っていなければ、強い大関として評価された可能性もあるというところだ。結局のところ、弱い横綱と強い大関のどちらを選ぶかという話である。強い大関と言っても、序盤戦に星を落として優勝争いから脱落し、中盤になって星の潰しあいで再浮上したら、負け越しそうな力士に敗れ、翌日には全勝の横綱に土を付けたが、結局準優勝にも届かないという相撲取りである。これでは強くないという指摘もあろうが、横綱にも当然のように勝つのだから弱いと言う称号は馴染まない。百歩譲って個性的な大関というところか。期待したところでめっぽう弱いが、期待しないと最強というのが稀勢の里だろう。日本人の優勝者など現れなくとも、そんな個性的な力士が多ければ楽しめるだろう。
嘉風が両手を土俵にしっかりとついて待ち、相手の呼吸に合わせて立つ。相手が大きくても小さくても同じ作法である。綺麗な立ち合いをする力士が少ない中で珍しい。それで買ったのだから、覚醒したと言われて当然である。年齢からすれば、大関はあってもその先はなさそうである。それでも自分の信じる相撲を取れば、人気も結果も付いてくるだろう。もしかしたら、稀勢の里に足らないのはメンタルの強さではなく、信念もしくは相撲を取る覚悟なのかもしれない。結果を考えるより目の前の相手を見なければならない。明日のことを考えて、今日良い相撲が取れることもあるまい。


昨日と明日を考える者が今日結果を残せる筈もない。相撲では三年先の稽古という言葉があるそうだ。

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