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2015年8月19日 (水)

自民の武藤衆院議員がおわびのコメント 週刊誌報道受け

自民党の谷垣禎一幹事長は8月19日、「週刊文春」8月27日号で未公開株の購入をめぐってトラブルになっていると報じられた自民党の武藤貴也衆院議員について、党として調査する考えを明らかにした。武藤氏は報道各社に「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりおわび申し上げる。今後関係者らと相談し、きちんと対応してまいりたい」とのコメントを出した。
谷垣氏は19日、東京都内で公明党の井上義久幹事長らと会談し、「(武藤氏の)事実関係を把握した上で報告する」との考えを伝えた。週刊文春によると、武藤氏は昨年、ソフトウェア会社の未公開株について「国会議員枠で買える」と持ち掛け、23人から計約4100万円を集めた。しかし、実際には株は購入されず、6人分の約700万円分が返済されていないという。(朝日新聞:8月19日)


国会議員の行動について考える。


武藤貴也は、資金集めをした部分を否定していないようだ。未公開株に国会議員枠があるというのは不思議な話だが、もしかしたらあるのかもしれないと思わせるところに詐欺の妙があるのだから狙いは良さそうだ。国会議員であることを殊更に主張して、恐らく選挙資金、他にもあるのだろうが、合法的な大きな支出としてはこれくらいしか想像が付かない、として集金するのに、別の目的とするのには法的にも問題がありそうである。返したから良いという話でもない。記事では、資金集めの際に『値上がり確実な』という表現を用いたようだが、金融商品で用いれば問題になる表現である。資金集めの際は、武藤が未公開株を購入するから資金を貸して欲しい、利益の半分は返す、または、見込まれる利益の半分相当の何パーセントを何時までに払うでなければならないだろう。
まあ、後ろ暗い資金集めに正規の手続きもないものだ。逆に、正規の手続きを経ない理由として最大のものが、後ろ暗さということなのだろう。武藤は金儲けを目的に国会議員になったのだろうから、後ろ暗さは感じていないにしても、儲け話には怪しい雰囲気が必要なのは分かっているようだ。東京外語大学を卒業していること、京都大学の大学院を修了していることは公表しているが、その年を明らかにしていないのも、詐欺師に共通する権威付けと、不確かさが同居するという点で合致する。学歴詐称はしていないのだろうが、国会議員なら卒業年くらい公表してもよかろうし、利害関係が生じる可能性がある勤務先は報告義務はある。報告するほどの内容がないということが、最大の秘密であるという推定は正しい可能性が高い。なんといっても詐欺には秘密がついていないといけない。怪しさ満載であるのだから、秘密で覆って底の浅さを感じさせないというのは適切は判断である。底の浅い容器には怪しさしか詰まっていないのだが。

自民党も公認して2回も当選しているのだから、離党の申し出があったからとお気軽に受理して良いものでもない。少しは調査したポーズ (既に済んでいるのだろう) くらいとって、その後処分するのが相当な手続きだが、処分したくない気持ちがあるということだ。本当のところは、他にも似たような議員がいそうだということを掴んでいる可能性がある。
みっともない国会議員は困った話だが、みっともないのを放置するのはやめて欲しい。政党候補でしか当選が困難な法律を作って置いて、個人の問題と政党の責任を逃れるのは間違っている。


選挙に特定の政党が圧勝するというのは、怪しい国会議員を増やすということだ。

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