« 武藤貴也氏、議員辞職を否定 未公開株報道「内容誤り」 | トップページ | 山口組分裂、離脱団体が新組織 総本部移転に反発か »

2015年8月27日 (木)

味の素、仏などの傘下企業売却で純利益650億円に 16年3月期

味の素は8月27日、日清食品ホールディングスと折半出資するブラジルの即席麺メーカーの全持ち分を売却するのに伴い、2016年3月期の業績予想を上方修正した。売却益150億円を上乗せし、連結純利益は前期比40%増の650億円(従来予想は500億円)となる見通しだ。
同日、フランスの甘味料生産子会社をオランダ企業に1ユーロ(約135円)で売却することも発表した。甘味料「アスパルテーム」は価格下落などで採算が悪化しており、生産拠点を東海事業所(三重県四日市市)に集約する。約70億円の特別損失が発生するが、今期の業績予想には織り込み済みという。(日本経済新聞:8月27日)


味の素について考える。


キユーピーとの比較で、海外進出が進んでいる扱いをした味の素である。その味の素においても、事業の選択と集中を行ったということである。「”味の素ブランド”育成を目指す企業戦略に基づき、ブラジルにおいては調味料他の事業領域に経営資源を集中することが良策と判断した」ということである。この大企業においても、売上の維持と、ブランドの安定化というのは努力が必要ということである。

今回の対象になったブラジル企業について確認する。元の会社名は、ミョージョーアリメントス社といい1965年に設立されている。その後、1972年に味の素が資本参加し、1975年に日清食品が資本参加して、味の素社と日清の合弁事業となった。この時の会社名が、日清味の素アリメントスである。担当の振り分けは、味の素が販売・マーケティングを、日清食品ホールディングが開発・生産を行っている。業績は順調で現在ではブラジルにおいて約65%のトップシェアの即席麺メーカーとなっている。妥当な役割分担であろうが、そもそも味の素がやる仕事かという疑問は出てくるが、順調に成長していれば手を引く必要も感じないものだろう。日清食品ホールディングによると、ブラジルは、南米最大の人口を有し、1年間に約24 億食(世界ラーメン協会調べ)の即席麺需要があり、同社にとって海外事業における最重要地域のひとつだという。残された側の言訳はこうなるものである。

もう一方のフランスの会社について確認する。アスパルテームの国内での主要用途は、炭酸飲料が半分くらい、ガムが三割くらいというところだという。砂糖の置き換えとしてダイエット食品に用いられる。もっとも使用量が多い代表的な人口甘味料だと言える。健康上への影響を指摘する意見もあるようだが、適切な使用量では問題ないというのが多数意見のようである。
人口甘味料の市場規模の確認をしようとしたが、門外漢には難しい作業であったので諦めた。欧州での人工甘味料市場は期待したほど成長していないか、成長を見込んで投資したら供給量が大きくなり過ぎて需給バランスを崩したということか。子会社を処分するくらいだから、今後投資が必要になるのだろうか。甘いものは豊かさが拡大する過程で増加するが、その先においては健康志向により、人工甘味料に置き換わるというのが世の習いである。しかし、その先には自然に返るというのがあるのかもしれない。

味の素のアスパルテームといえば、職務発明特許に関する訴訟があった。十年前に和解したと記憶する。和解によって支払われたのは特許の対価ではなく、解決金であるとしたことで記憶がある。


海外市場を調べるのは難しい。

« 武藤貴也氏、議員辞職を否定 未公開株報道「内容誤り」 | トップページ | 山口組分裂、離脱団体が新組織 総本部移転に反発か »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 武藤貴也氏、議員辞職を否定 未公開株報道「内容誤り」 | トップページ | 山口組分裂、離脱団体が新組織 総本部移転に反発か »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ