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2015年1月23日 (金)

「健二はイスラム国の敵ではない」 後藤さん母が会見

イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束された日本人2人のうち、フリージャーナリスト後藤健二さん(47)の母、石堂順子さん(78)が1月23日午前、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見した。「イスラム国」が告げた身代金の要求期限が同日午後に迫る中、「『イスラム国』の皆さん、健二は『イスラム国』の敵ではありません。解放して下さい」と訴えた。国内外の報道関係者約100人が詰めかけた。
「イスラム国」は20日午後に後藤さんと湯川遥菜さん(42)の殺害を予告する映像を公開した。石堂さんは「この3日間、私の身近で何が起きているか計り知れませんでした」「ただただ悲しくて、泣いていました」と胸の内を語った。(朝日新聞:1月23日)


不思議な会見について考える。


この手の会見としては、ご迷惑をお掛けします、何とか助けて下さい、の二つに少し余分な言葉を加えるというところであるのが相場だと思う。そして、それから外れることはないだろうと思っていた。
想像に反して、実際の会見では唐突に原発反対 (だと思う) について発言したりと不思議な会見になった。イスラム国をISISと呼んでいるので、IAEAと勘違いしたということもあるまい。記者会見に慣れていないからあがってしまって思いもしないことを口にしたというのはありそうである。しかし、この難解な発言は原稿を読んでいるようだ。
一般の人が記者会見をするのは大変なことだと思うが、日本外国特派員協会を選ぶというのは不思議な選択である。外国人の記者にもお見舞い申し上げなければならない会見ではあった。
会見の内容で疑問を持ったことは幾つもあるが、どれもただの好奇心でどうでも良いことである。例えば、姓が違うのはどんな理由か。子供 (会見した母親からすれば孫) が生まれたことを最近まで知らなかったこと。息子の嫁と話したことがない様子。これほど交流がなくて、記者会見をすること。まあ、他人がとやかく言うことでもない。

紛争地域に自分の意思で行ったのだから自己責任だという意見もあるだろう。それでも、政府が邦人の安全確保を放棄してしまったら国の体を成さない。各社の報道で会見の拾った部分は共通している。

「日本国民、日本政府の方々にご迷惑をおかけしていることをおわびします」
「『子どもを置いて、なぜ遠い所へ行ったのですか』と(妻に)質問したら、『拘束されている知人を救出するために何が何でも行かなければ、と飛んでいった』ということだった」
「健二は幼い頃から心の優しい子でした。いつも『戦地の子どもたちの命を救いたい』と言っていました」
「残された時間はわずかです。日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい」


原発反対を大きく扱う訳にはいかない。そこを除いて意味不明としか思えない部分に解釈を加えるというのは事故のもとになる。すると使える部分はここしかないということだろう。
会見の冒頭部分で、記者会見に反対する人があったという発言があった。この人の近しい人に親切心で会見をしない方が良いという考えがあっても不思議は感じないが、発言では圧力を掛けるような立場の人のように思わせるものだった。息子が囚われて考えがまとまらないということがあっても当然だと思う。しかし、それなら会見をしないで声明を公表することで対応しても良い。何がこうさせたかに興味があるが、それは今回の事件とは離れたものであり、他人が干渉するような事柄ではないのだろう。


イスラム教がテロ活動を肯定しているように思われることに不満を感じる人も多いだろう。

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