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2015年1月21日 (水)

処分保留で女性を釈放 道路標識にステッカー

大阪地検は1月21日までに、大阪市内の道路標識にステッカーを貼ったとして道交法違反(信号機等移転、損壊等)の疑いで逮捕された自称イタリア・フィレンツェ在住で販売員の女性(43)を処分保留で釈放した。釈放は16日付。地検は「捜査は継続する」としている。(日本経済新聞:1月21日)


道路標識について考える。


ネットで変えられた標識を見ると、ちょっと気の利いたものもあった。今回逮捕されたイタリア在住 (自称) の女性と共謀したのがフランス人の芸術家のようである。この芸術家 (こっちは自称は不要なのか) には、「芸術は守られなければならない」、「標識なんて誰も見ていない」、「標識は権力だから倒すべき」との主張があるそうだ。見ていないことも多いだろうが、全て見ないと限った話ではない。世の中の交通秩序を構築する為の手段に過ぎないのだから、これを権力とするのは行き過ぎを感じないではない。自由を制限する行為は、国家権力による自由への圧力だと捉えるのならその通りだが、そこまで自由にいたいのなら都市での生活は馴染まない。そもそも標識に貼ったステッカーだって、自分自身がすべての加工を拵えたものではない。なかなか自由にはなれないものである。
もう少し調べたら、ちょっと気の利いたものはごく一部で、ほとんどは以前からある交通標識の加工に近いものだった。携帯電話に貼るサイズから鞄に貼るくらいのものまで、いろいろなものがある。最近始まったものというのではなく、質を問わなければ四半世紀前にもあった。交通標識を加工するという世の中の秩序に芸術家が挑戦するというなら、機能の減少を最小限にして、別の大きな表現を加えることが大切である。ほとんどのもので、機能の減少が大き過ぎる。
きっと自動車の運転などしないのだろう。なんといっても運転免許などというものは、国家権力の最たるものである。国家より自由を重視する芸術家には馴染まない。しかし、交通秩序を乱されては芸術の門外漢からすれば困ったものである。大阪という街は、芸術家への許容度がどこよりも高いというなら罪は小さいのかもしれないが、渋滞の多い東京ではそうもいくまい。フランス人の芸術家の話を聞いてみたいものである。


小型のステッカーセットの販売で儲けるというのは、芸術家の仕事ではないのだろうか。

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