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2014年11月21日 (金)

日航と提携交渉 共同運航、国交省は難色

経営不振に陥っている国内航空3位のスカイマークが日本航空と提携交渉に入ったことが11月21日、分かった。スカイマークの羽田発着路線の一部を日航と共同運航することが提携の柱となる見込み。スカイマークは日航の顧客の取り込みが期待でき、日航側も搭乗者が多い羽田の発着枠を実質的に増やせるメリットがあると判断したとみられる。ただ、国土交通省は公的支援を受けて再建した日航による支援に難色を示しており、提携交渉は難航も予想される。(毎日新聞:11月21日)


スカイマークについて考える。


スカイマークがエアバスに対する違約金の支払いの交渉で、他社との資本提携を求められているという記事を以前扱った。違約金の額がスカイマークの経営を困難にさせるくらいのものであるから、他社との提携を考えないといけない状況というのは理解できる。しかし、そもそも支払い能力が乏しいと思える会社から、沢山の受注があっても拒まないというエアバスという会社は与信審査 (この会社は金融業ではないが、そんなイメージの行為) は存在しないのだろうか。
スカイマークと提携するという日本航空は、つい最近破綻して国有化された会社であり、そんな会社に自由な経営活動が許されている筈もなく、公的資金の注入と会社更生法の適用で再生したので2016年度まで国交省の監視下に置かれていて、 新規投資やM&Aなどが制限されている。 公的資金が注入され、民間企業を次々に吸収していったらこの国は社会主義国になる。最近の政府の動きを見ると、もしかしたら社会主義を目指しているのではとも思える。なるほど、それなら憲法改正も必要だ。

違約金発生という見えない債権を抱えるスカイマークと提携するメリットというのは、羽田発着路線の枠を確保するということにあるらしい。日本航空は、ナショナル・フラッグ・キャリアであることだけを唯一の誇りにしていた会社である。何か自社を証明するものを欲しているようで、今回それが発着枠になったということだろう。
エアバスのご推薦は全日空の方だろうが、全日空は興味がないだろう。枠で儲けが決まる小場合ということは、交渉時に利益が決まるということである。もろもろの組織と癒着が強い方が会社が発展するというのは、自由競争とは別の世界の仕事である。せめて癒着が優先するなら、安全を前に置いて貰いたいものだと思う。


潰れるべき会社は潰さなければいかない。潰さないと後に憂いを残す。

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