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2014年11月14日 (金)

たばこ販売本数、10月3.4%減 日本たばこ協会

日本たばこ協会(東京・港)が11月14日発表した10月のたばこの販売本数は、前年同月比3.4%減の161億本だった。2カ月ぶりに前年を下回った。販売金額は0.1%増の3448億円で2カ月連続で前年を上回った。価格の高い商品の構成比が高まったため。日本たばこ産業の10月の販売本数は5.5%減の96億本だった。(日本経済新聞:11月14日)


タバコについて考える。


最近タバコを吸う人が減った気がする。屋内の禁煙が増えているのは実感しているし、レストランなどでも全面禁煙が増えた印象がある。屋外においても、路上喫煙の禁止エリアが増えている。路上にタバコを捨てるのは問題だと思うが、受動喫煙を大きな問題とする立場の人は、タバコを抹殺したいと思っているように感じるところもある。禁止したいという思想を否定するつもりはないが、現時点で禁止されていない嗜好品をここまで攻撃して良いのかという点において少々疑問を感じるのではある。
タバコの国内販売数と金額の推移を下に示す。参考の為にマイルドセブンの価格と税金の変化を記す。

■ タバコ販売数量、金額推移 ( ※: 2014年は4-10月の実績を年換算 )
  年度    販売数量(億本)  販売代金(億円)   マイルドセブン価格
  1990      3,220        35,951           220円
  1991      3,283        36,965
  1992      3,289        37,216
  1993      3,326        37,817
  1994      3,344        38,183
  1995      3,347        38,327
  1996      3,483        39,992
  1997      3,280        38,971           230円        消費税5% (1997年4月)
  1998      3,366        40,899                       たばこ特別税創設 (1998年12月)
  1999      3,322        42,600           250円
  2000      3,245        41,681
  2001      3,193        41,037
  2002      3,126        40,187
  2003      2,994        40,660           270円        たばこ税増税 (2003年7月)
  2004      2,926        40,682
  2005      2,852        39,694
  2006      2,700        39,820           300円        たばこ税増税 (2006年7月)
  2007      2,585        39,131
  2008      2,458        37,270
  2009      2,339        35,460
  2010      2,102        36,163           410円        たばこ税増税 (2010年10月)
  2011      1,975        41,080
  2012      1,951        40,465
  2013      1,969        40,744
   2014      1,809        38,762           420円        消費税8%(2014年4月)

税金が増えると販売数が減るというのは嗜好品の宿命ではある。個人的に楽しむもので、周囲に迷惑が掛ると言われ、健康被害があるとされれば税収のターゲットにならない理由はないと言える。健康被害なら必要以上のカロリー摂取や野菜不足でもあるだろうが、こっちは税金を掛け難いからタバコに向かうとすれば、これは徴税のし易さによる、つまりは税務関係者が易きに付いたというに過ぎない。一本一万円しても困らない立場ではあるが、もう少し考えなけれないけない話だと思う。
販売金額は4兆円前後と見積もって良いようだ。販売価格が上がると本数は減るが、金額は価格アップ分と相殺するというレベルのようである。徴税当局の見事な弱い者いじめを見る。繰り返しになるがタバコの健康被害があることは認めるとして、ケーキの食べ過ぎもコーラの飲み過ぎも健康被害はあるだろう。それなら砂糖の摂取量が一定割合を割合を上回ったら禁止税的な措置を取るかというとしない。実務的な問題があるからであるが、健康を錦の御旗にすることに抵抗がある。ニコチンもアルコールも依存性があるのだろうが、ケーキやコーラに手が出てしまうというのも依存症であるだろう。人間はそんなことも制御出来ない弱い存在であるのだ。だから、ニコチンだけ叩くことに抵抗がある。少なくとも、喫煙場所や吸い殻の扱いに対して厳しい罰則を用意するのは受け入れても、高い税金を掛けることには反対する。
沢山の税金を納めることは社会に貢献することであるが、タバコを吸うことに反対しておきながら、タバコをいっぱい吸って社会に貢献したと考える自己矛盾は理解できない。税金はもうこれくらいにしておいていいだろう。シガーバーでヘミングウェイを気取る楽しみくらいは許してやって欲しいと願うのである。


それでも、健康の為なら死んでも良いという思想に反対はしない。

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