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2014年10月15日 (水)

土井氏への「売国奴」批判、NHK経営委員長「違和感」

NHKの浜田健一郎・経営委員長は10月14日、経営委員で作家の百田尚樹氏が自身のツイッターで、9月20日に死去した土井たか子・元衆院議長について「まさしく売国奴だった」などと書き込んだことについて、「日本には亡くなられた方に畏敬の念を持ってお送りする文化・風土がある。ちょっと違和感はある」などと述べた。定例の委員会終了後の記者会見で質問に答えた。
一方で、この日の委員会では話題にならなかったといい、「職務以外の場で思想信条に基づいて行動すること自体は妨げられない」と話し、経営委として責任は問えないとの認識も示した。百田氏の書き込みに対して、社民党は「NHKの品位や中立公正性を疑わしめる言動」として辞任を求める方針を表明している。(朝日新聞:10月14日)


お騒がせ発言である。


亡くなった人を美化するのは、この国の悪習であると思っている。しかし、「まさしく売国奴だった」と公表するなら、少しは論理的に説明したらどうかと思うのである。、「日本には亡くなられた方に畏敬の念を持ってお送りする文化・風土がある。ちょっと違和感はある」というのは、その通りだと思うが、嫌いではある。死者に鞭打つ必要はひとかけらも感じないが、正しく評価しないことは死者への冒涜に等しいと考えるからである。ある人の評価を実施するのは、生きているか死んでいるかに関わらず行わねばならない。過去の話を亡くなった人だからと畏敬の念を持って、評価にバイアスが掛けられるようでは正しい歴史認識など生まれようがない。
こっちのことは百田尚樹には無関係であるのだが、百田尚樹は何を主張しないのだろうか。土井たか子やそのグループの政治信条がお気に召さないから、死んで良かったと言う話なのだろうか。それではあまりに幼稚である。深く考えているところがあるのなら、短文で刺激的な表現をするより、もう少し別の表現手段があるのではないかと思う。

NHK経営委としての資質に、この発言をもって欠けるという判断は出し難いだろう。というより、出してしまっては将来様々な問題が起きそうだからやめた方が良いというのが大人の対応である。土井たか子の出身政党の社民党が抗議するのは当然であるが、抗議しない訳にはいかないというものが世の中にはあって、これで百田尚樹が辞任することになるとも思ってはいまい。ということは、他の政党やマスコミがこれ以上騒ぐこともないだろう。結局のところ、注目されたいという思いが極端な発言に向かわせる要因なのだろうか。


この目立ちたがり屋が最も嫌うのは、大衆の無関心なのだろう。

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