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2014年10月17日 (金)

小渕氏団体の観劇会、2012年未記載 規正法に抵触か

小渕優子経済産業相の後援会などが、後援会員らの観劇費の一部を負担した疑いが出ている問題で、後援会などが衆院選のあった2012年にも観劇会を開催したにもかかわらず、同年の政治資金収支報告書に記載が無いことがわかった。10月17日の衆院経産委員会で民主党の委員が指摘。小渕氏は12年も会を開いたと認め、「収支の記載がないのは今回知った。しっかり調査したい」と答弁した。
観劇会をめぐっては、朝日新聞の調べで、小渕氏の後援会など四つの関連政治団体の05~11年の収支に、計約5330万円の差額があることが判明。後援会などが12年にも、前年までのように参加者から参加費などを集め、入場料などを支払っていたのに収支を記載していなかったとすれば、政治資金規正法に抵触する疑いが出てくる。小渕氏によると、観劇会を主催していたのは「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」。(朝日新聞:10月17日)


世襲議員で資金管理がルーズというのは不思議な話である。


世襲議員だから管理が行き届いているとは思っていないが、法律に抵触しないような表現に注意する配慮は行き届いているのではないかと想像している。父親の小渕恵三が亡くなったのが2000年5月でその年の6月に国会議員になっているから、スタッフを引き継いだとしても14年前の話であるから法律の変更の度合いはそれほど大きくはないだろう。問題になっている行動の報告の雑な扱いは、四半世紀前だとしても同様に雑である。中選挙区制であった1996年10月以前には選挙にお金が掛り過ぎると、小選挙区制に変更したのが選挙制度の流れであり、政治資金の扱いについても同様にクリアーにしていく流れでルールが設定されている。
小渕恵三が首相になる前の選挙は小選挙区である。小渕優子について確認する。小渕優子は1996年に成城大学を卒業しTBSに入社した。1998年7月に小渕恵三が首相になったことで、秘書になる為に退職している。小渕優子はそれほど主張していないようだが、2年程度の企業経験をもって民間企業の事情を理解しているような発言をする向きがある。小渕恵三には二人の娘がいて、次女の優子の方が政治家になる可能性が高いという判断があったとしよう。TBSは踏み台にされただけだから良い面の皮だが、政治家との付き合いもメディアには必要なことと言えるかもしれない。想像の話はこれまでにする。
小渕優子が父親の組織をそのまま引き継いだとしても、その時点の組織は現在の規則から遠い時代のものではなかったと考えて良い。つまり、組織を世襲したことによる問題ではなく、正しく機能しない組織を世襲したと考えた方が良さそうだ。組織に問題があったにしても、小渕優子の組織になって10年以上の時間が経過していることを考慮すれば、随分と長いこと自分に関わる組織を放置したものだと思う。父親時代の古参スタッフが引退したりして、入れ替えがなされたかもしれないが、これが説明になるような事情が見出し難い。群馬県の選挙は国の制度とは独立して発展してきた経緯でもあるのだろうか。

今回の事件について考える。違反した可能性があるのは、政治資金規正法か公職選挙法の違反である。イメージとしては後者の方が重そうな気がする。調べてみた。政治資金規正法の記載がなかった問題は、三年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金という罰則に当たると思われる。公職選挙法違反となると、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金となる。懲役と禁錮では懲役が重いという考え方なので、公職選挙法違反の方が少し重いということになる。まあ、同等と考えて良いだろう。
どっちが得という話ではないから、どっちでもない、乃至は、片側の問題があったものの適切に修正したというのが落としどころになるのだろう。それにしても適切な回答を直ちに用意できないというのは、そもそも報告書の点検を行っていたのか疑問を覚える。


それに付けても、脇の甘い政治家である。

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