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2014年10月10日 (金)

木曽路、15年3月期営業益40%減 牛肉偽装問題で下方修正

木曽路は10月10日、2015年3月期の単独税引き利益が前期比71%減の1億8000万円になる見通しだと発表した。従来予想は23%増の7億5000万円だった。しゃぶしゃぶ店「木曽路」の3店舗で価格の安い和牛を松阪牛などと偽って提供していた問題の影響で8月中旬以降に来店客数が減少。売上高が予想を下回る見込みとなったことを反映した。営業利益は40%減の8億3000万円に下方修正した。従来予想は12%増の15億円で、一転して大幅減益となる。 売上高は3%減の443億円に下方修正した。従来予想は2%増の465億円の見込み。牛肉偽装問題のマイナスの影響は売上高約3億円、営業利益約2億円という。出店数が計画に達しないことも収益に響く。 同時に14年4~9月期の単独税引き損益が8億7100万円の赤字となりそうだと発表した。従来予想は6億円の赤字で、赤字幅が拡大する。売上高、営業利益、経常利益もそれぞれ下方修正した。(日経QUICKニュース10月10日)


木曽路について考える。


木曽路の3月期決算推移を下に示す。

■ 木曽路の3月期決算推移 (単位:百万円)
   年度     売上高      営業利益    経常利益  当期利益
  2015年(予)  44,300 (46,500)   830 (1500)   ―       180 (750)
  2014年    45,721       1,390       1,424      612
  2013年    45,391       1,496       1,637      739
  2012年    44,150       1,251       1,362      417
  2011年    43,505        258        408     -1,260
  2010年    44,187        293        386      -550
  2009年    46,748        175        285      -651
  2008年    49,626       2,779       2,876     1,225
  2007年    47,984       3,124       3,209     1,620

記事にある2015年の決算予想と、前回の予想を括弧内に示した。2015年3月期の予想は、売上高が2012年並みだが、営業利益は減少している。2011年以前は更に悪い決算なので判断に困るのだが、昨年度より業績が悪化し、その主たる要因が牛肉偽装問題であるというのはどうやら当たっているようである。木曽路は月度単位で前年比の結果を公表している。店舗数の少ないグループ店を除いて、木曽路の売上高を確認した結果が下である。

■ 木曽路の月度売上高前年当月比 (単位:%)
          2014      2013     2012      2011
  4月     102.38     97.19     108.95     100.18
  5月     103.12     100.19     100.68     101.31
  6月      99.30     101.06     106.09     111.98
  7月     104.28     92.25      96.62     101.93
  8月     103.58     97.34     110.04     100.06
  9月      88.32     98.31     109.01     100.54
  10月             100.55      95.59     101.84
  11月             104.91     102.26     102.72
  12月             104.95     102.05     100.13
  1月             105.65     100.83     102.70
  2月              97.19     102.46     105.39
  3月             101.74      106.24     125.22

9月は確かに悪いがそれ以前は昨年度と同じか良いとみて良さそうだ。牛肉偽装問題が発表されたのは8月14日で、翌日記者会見を開いている。8月は残り半分あったが、その期間に営業成績に響くほどの影響は出なかったものの、9月になると88%とこれまでにない落ち方をしたということである。8月までの5か月間の合計は前年度より良い結果であったと思われるが、3月までの決算期の間に回復するのは難しいというのが経営者の判断のようである。
安い肉を高級品と偽ったのだから、客単価に影響しているかと同じ資料からまとめたのが下である。

■ 木曽路の月度客単価前年当月比 (単位:%)
        2014     2013      2012      2011
  4月    97.87     102.48     103.24      99.04
  5月    98.73     103.99     100.47     100.18
  6月    98.51     104.29     101.63     100.94
  7月   101.44     100.34     101.15     103.68
  8月   103.02     102.45     101.50     101.63
  9月    99.00     106.92       96.87     102.25
  10月           101.66      97.53     103.92
  11月           101.70     100.33     102.98
  12月           101.74     101.58      99.79
  1月           101.21     101.62     101.25
  2月           100.44     101.69      99.06
  3月           101.68     101.25     105.02

実は4月以降客単価が下がって7月に回復している。この辺りは消費税の影響とみて良いだろう。問題の9月においては、99%となっていて悲惨な低下には至っていない。支払金額の大きな客が逃げたということではなく、まんべんなく逃げたということのようだ。どちらかというと、このような状況の方が対策を取り難いかもしれない。信頼回復に時間を要するというのは蓋然性の高い話に思えてくる。
食べ物屋さんでこの手の問題が注目されると、手の付けようがなくなってしまうようだ。


ホテルレストランの偽装の影響はどうなったのだろうか。

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