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2014年8月26日 (火)

紙に書くだけで電子データに コクヨがデジタルノート

コクヨは、紙のノートに書くだけで文字や絵を電子データ化できるデジタルノート「CamiApp S」を9月5日に発売する。ノートカバーに内蔵されたセンサーが、専用ペンの動きを認識することで電子データに変換。自分のスマートフォンなどに転送できる。書き込んだ文字の検索も可能。参考価格は税抜き2万円。(朝日新聞:8月26日)


いつもと目先を変えて、特許の確認をしてみる。


特許検索を、『コクヨ 電子 データ』で行った。26件がヒットするが、記事に関連すると思えるものが三つあった。

■ 特許公開2004-48296
出願番号 : 特許出願2002-201907 (出願日: 2002年7月10日)
手書きメッセージシステム、筆記具、メッセージ用紙、手書きメッセージ方法、手書きメッセージプログラム

■ 特許公開2004-70515
出願番号 : 特許出願2002-226524 (出願日: 2002年8月2日)
手書き情報読取システム、筆記用具、手書き用紙、機能用紙、手書き情報読取方法、手書き情報読取プログラム

■ 特許公開平7-225643
出願番号 : 特許出願平6-15482 (出願日: 1994年2月9日)
ペン入力形電子文具の入力用ペン

最後のがペンの側の特許で、二つは装置構成に関するものである。ペンの特許は拒絶査定であったが、この特許の出願日から20年経過している。上の二つの特許はいずれも未審査請求によるみなし取下となっている。特許として成立させるのは難しいと考えたか、成立しても実用化の可能性が乏しいと判断したのか。前者である可能性が高いと思うが、それなら何故特許を出願したのかという疑問も出る。しかし、この国の企業は審査請求をしないみなし取下になることが多くあるから、コクヨに限った話ではない。二つの特許は同じ4名の発明者である。同じ会社で同じ製品に関する特許の出願なら、違う方がおかしいという話である。

10年前に実現可能であった技術の組み合わせで、今日販売されるというのは安く高性能な製品が達成されるからである。これは、この製品に限らず、スマートフォンやタブレットPCでも言える話である。だから大したことはないということも可能だろうが、安くするには量が必要でそれが見込める状況でなければゴーとはならないから、見込があるということである。売るというのは難しい作業である。


類似した製品を他社が出荷するのをどうやって排除するのだろうか。

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