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2014年6月25日 (水)

他のヤジ発言者の特定求めず 都議会が再発防止求め決議

東京都議会で晩婚化対策について質問していた塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいい」とヤジを浴びた問題で、都議会は6月25日、女性蔑視のヤジについて再発防止を求める「都議会の信頼回復に関する決議案」を可決した。
決議案では「女性議員に対し、人権侵害と言われかねない不規則発言が発せられ、都民の信頼を損ねた」と指摘し、再発防止を求めた。自民、公明など5会派が共同提出した。ヤジを認めて自民会派を離脱した鈴木章浩都議(51)以外のヤジには触れず、発言者の特定も求めなかった。
塩村都議が所属するみんなの党は「早く結婚した方がいい」以外のヤジの発言者も名乗り出るよう求める決議案を提出したが、否決された。共産は鈴木都議の辞職を求める決議案を提出したが、否決された。
塩村都議は20日、「まずは自分が産めよ」「子どもを産めないのか」とのヤジも聞いたとして、発言者の特定を求める要求書を吉野利明議長に提出していた。自民などは「ほかのヤジは聞いていない」と説明していた。都議会は25日が定例会最終日で閉会する。(朝日新聞:6月25日)


幕引きを計るということのようだ。


外国のメディアからも注目されるに至って、なんとも中途半端なまま終わりにしようとしている。議員というより個人の人権に関わる問題と位置付けて考えるのであれば、共産党の提案が妥当だろう。可決された決議は、結局のところ何もしませんというものである。これは都議もマスコミも承知していることで、もういいでしょうということで合意しているという話である。
自分の党の所属議員が侮辱されたのだから、みんなの党は共産党案に乗っかっても良かろうにと思うのだが、議員という職業人の感覚は違うようだ。
そこで、みんなの党で当選した議員を下に示す。

■ みんなの党で当選した都議会議員
     氏名      年齢  性別      前職
【 結いの党 】
    野上ゆきえ   44   女    都議会議員
    宮瀬英治    37   男    無職
    田中朝子    54   女    元杉並区議、政党支部役員

【 みんなの党Tokyo 】
    両角穣      52   男    元八王子市議、政党支部役員
    上田令子    49   女    元江戸川区議、会社役員
    塩村文夏    35   女    放送作家
    音喜多駿    30   男    政党役員

昨年の七月に、みんなの党と都議会みんなの党に分裂している。その後、国会の方でも分裂して、上で結いの党と書いてある側は、結いの党と維新の会で合流した会派として都議会結いと維新で活動している。この分裂騒ぎに対する皮肉として、結婚の話があるという説もあったようだが、鈴木の説明には一切触れられていないので的外れな分析だろう。
共産党案に乗らない理由は、国会でみんなの党は維新や自民に近いので、共産と共同歩調を取るのを好ましくないと考えたのかもしれない。つまり、議員はひとりひとりが意思を持って行動するのではなく、上からの指示によって動くものであるということを示している。ここが問題の本質であるのに、そこを迂回して別の議論に入って、故意に袋小路に入って何も出来ないと言訳を始めている。
個人を傷付けるヤジは許されない。ヤジを議会の華だというなら、それに見合った仕事をした上で言って貰おう。それより問題なのは、誰かの指示で動く土壌があって、それからはみ出す行為を嫌っていることなのである。自党に対する反対意見を言う少数政党が発言したら、目障りだから邪魔をしろとボスから命ぜられ、それに従わないと次の選挙で党は協力しないというのが当り前になっているのである。だから、自民党は発言者を探すのに非協力的で、発言者が特定されれば命じた者も問題になるという図式にはまるのは困るのである。
事件の後にマスコミの取材に自民党都議がどのように答たかを拾ってみた。対象となったのは鈴木の周辺であるが、日ごろからヤジが多いことで高名な方もいらっしゃるようである。

■ 自民党都議の発言
吉原修     誰が言ったのか特定することは難しい       自民党幹事長の言訳、鈴木のすぐ後ろの席だが
高木啓     歌舞伎(のひいき役者へのかけ声)と同じ     いつもやっていることを正当化しているのか
来代勝彦    そんなヤジは聞いていない。聞こえなかった。  自分が発言していれば、聞き取り難いということか
村上英子    トイレ休憩していました。              議会に居ることはないのだろうか。鈴木の二つ隣

学級崩壊した教室のような場所が都議会の議場ということである。大騒ぎして収拾がつかなくなると、議場とは別のところで善後策を練るというのが通常の対応なのだろうか。物が投げられないだけましと思った方が良いようである。吉原修、秋田一郎、高木啓、来代勝彦のヤジが多いのはこれまでも有名だったようである。今後、妙に静かになると、問題発言をしたのではないかと疑われてしまうから、程よく上品なヤジを継続しなければならないから、なかなか大変な仕事になる。きっとそんなときも、村上英子は、トイレ休憩していましたと言うのだろう。


女性議員の超党派の集まりがあっても、党の親分の言うことに従う。自主性など欠片もない。

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