« 石原新党、22人で船出へ 橋下グループは38人 | トップページ | 桂宮宜仁さま逝去 66歳、三笠宮さま次男 »

2014年6月 5日 (木)

サークルKサンクス:カフェ併設店3年で100店に

ユニーグループ・ホールディングス傘下のサークルKサンクスは6月5日、カフェを併設したコンビニエンスストアを全国展開すると発表した。6月25日に首都圏で1号店を開き、3年後をめどに100店に増やす。
カフェ併設店「K's CAFE」の1号店は売り場面積が約250平方メートル。カフェは27席を用意し、コーヒーなど18商品を250~460円で販売する。オムライスやパスタといった料理もそろえる。入り口はコンビニと共通だが、メニューや会計は別々になる。
生鮮食品の品ぞろえを充実した「サークルKフレッシュ」も3年後をめどに100店に広げる。中京圏を中心に出店。既存店売上高の不振が続くなか、特徴のある店で女性やシニアを集客し立て直しを急ぐ。(日本経済新聞:6月5日)


コンビニエンスストアチェーンの中で景気の悪いサークルKサンクスについて考える。


サークルKサンクスは、四国でサンクスアンドアソシエイツ東四国がセブンイレブンに看板が書き換わり (約90店=2013年3月) 、京都・奈良ではローソンに換る (約100店=2014年4月) など、景気の悪い話が多い会社である。コンビニエンスストアは自社開発のPBを充実させ、配達などの工夫で差別化を計るというのが最近の経営手法である。パンやお菓子をコンビニエンスストアブランドにして、いれたてのコーヒーと合わせて売るというのがトレンドである。
K's CAFEは、サークルケイ四国が2003年10月から運営している。名前が似ていてややこしいが、四国でセブンイレブンに鞍替えした会社は、サンクスアンドアソシエイツ東四国で、現在の社名はアイル・パートナーズである。切り替えについて訴訟となり、その後和解している。セブンイレブンが積極出店に動いて、空白地帯であった四国をターゲットとして動いたことによる。四国は人口が少なく道路事情も悪いことから、コンビニエンスストアのドミナント戦略に乗り難いということだろう。やるとなったら集中的に行うというのが、東京の大資本のやり方である。もともとコンビニエンスストアの薄かった地域に、先に進出したサークルKものの他のチェーンに商品サービスが劣っていると判断されたということだろう。店のオーナーにとって、セブンイレブンになったら幸せになれるのなら結構なことだが、なかなか大変なことになりそうな気がする。
さて話を戻す。サークルケイ四国は瀬戸内しまなみ海道の全通によって、航路が廃止されることによる離職者対策事業として始まっている。この辺りが店舗販売に留まらず、カフェを開設した理由なのだろうか。ホームページを見るとK's CAFEの店内の様子が載っている。タリーズやドトールのような雰囲気の店が、コンビニエンスストアの一角に存在するイメージになっている。日本でこの手の店をデザインするとこうなるという典型例があるようだ。チェーンとして展開するなら、そうなる必然性はあるのだろうが、入った客がどこの店に入ったか分からないことがプラスに働くようには思えない。まあ、コンビニエンスストアも横並びになりがちだから、仕方がないのかもしれない。POSシステムと調査会社の報告書に頼れば、ここに行き着く必然性はある。成功するより、失敗したときの言訳が重視されれば、アプローチの手法は固定化され、結果も類似したものになる。

店内で飲食可能なコンビニエンスストアとしてはミニストップがある。ミニストップの店内にはファーストフード等の飲食ができるように数席程度の簡易な椅子とテーブルが備え付けられている。ここを利用するように客用トイレを常設して、ソフトクリームやパフェ、ホットドッグ・フライドポテトなどのファーストフードを店内で加工調理し販売しているところに特徴がある。それで流行っているかというと、期待するほどの効果があるようには見えない。店の立地によって差がありそうだから、見たことがある店舗の印象で語ってはいけないだろう。なにせミニストップは行動範囲にほとんどない。ミニストップの国内店舗数は2,197で、セブンイレブン 16,622店、ローソン 11,606店、ファミリーマート 10,703店に比べ少ない。サークルKサンクスはというと、6,266店という微妙な数である。
少ないから不便とはならないにしても、印象の薄さは否めない。大手のやらないようなやり方を選択するというのは、四番目以降の会社の手法ではあるだろう。
サークルKサンクスは従来から店舗数が充実して、他チェーンとの競争力が相対的に優位な中京地区で重点的に展開する計画とある。資本力や商品開発力で劣る四番手以降の会社なら、特徴的なサービス、営業地域の限定という選択をしなければならないだろう。もっと進んで、営業時間や店舗サイズの在り方についても検討して良い時代だろう。全国くまなく均一のサービスが展開されるというのは、上位の二社がやれば良いことである。聖域を排除した選択と集中の時代にあるということであろう。


女性やシニアという言葉も使い古した感がある。

« 石原新党、22人で船出へ 橋下グループは38人 | トップページ | 桂宮宜仁さま逝去 66歳、三笠宮さま次男 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 石原新党、22人で船出へ 橋下グループは38人 | トップページ | 桂宮宜仁さま逝去 66歳、三笠宮さま次男 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ