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2014年3月19日 (水)

山崎騎手の免許取り消し=JRA

日本中央競馬会(JRA)は3月19日、山崎亮誠騎手(19)=美浦・フリー=の騎手免許を同日付で取り消したと発表した。本人から取り消しの申請があった。
山崎騎手は2月に競馬施行規定147条第20号の「競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者として、ふさわしくない非行があった者」に該当したため、JRAから裁定委員会の決定があるまで騎乗停止処分を受けた。同騎手が取り消しを申請したのは、同委員会が開かれる前だった。一連の経緯についてJRAは、「具体的に説明することはできない」としている。(時事通信:3月19日)


なんだか不思議な報道である。これについて考えてみる。


この記事で山崎亮誠はフリーとあるが、山崎は、2月1日付で美浦・杉浦宏昭厩舎から美浦・フリーに変更となっている。現在では、実力のある競馬騎手はフリー の立場であることが多い。フリーでない厩舎所属の場合には、固定給が支払われ生活がある程度保障される一方で、他厩舎から有力馬の騎乗依頼を受けても所属厩舎の出走馬に優先して騎乗することが求められるなど、不利な面も多いとされる。また、厩舎のスタッフの一員として、馬の世話や厩舎の作業など雑用もこなさなければならない。実績のない若い騎手には、厩舎所属の方が安定性が高く、好ましいこともあるだろうと思う。それがフリーになるということは故あっての話なのだろう。2013年の騎手の成績を確認した。データは、netkeiba.comによる。上位の六名と山崎の着順回数を示す。結果は下の通り。

■ 競馬騎手の成績上位者(2013年)
    騎手名      1着    2着    3着   着外
  1 福永祐一    131    103    103    507
  2 川田将雅    120     95    85    424
  3 浜中俊      119    101    88    554
  4 内田博幸    114    103    77    603
  5 戸崎圭太    113     94    88     571
  6 岩田康誠    111    111    80    552
    山崎亮誠      9      4     16    386

山崎の成績は特別なものではないというより、下位の成績と見て良いだろう。年齢が若く、厩舎所属で自由に優良な馬に乗れない事情もあるだろうが、これは鶏と卵の話で、誰にでも共通の条件である。
2月にJRAが非行を理由に騎乗停止処分を山崎に科し、加えて今回の処分となったのは、刑事事案が確定したと判断したのだろう。茨城新聞によると2月27日窃盗の疑いで、美浦村の少年(19)を逮捕したとある。また、この記事の中で、少年は容疑を認めているとある。未成年なので、匿名であるが、周辺の事情から特定することが可能となってしまっている。JRAの処分について、内容を明かさないのは未成年の刑事事件事案に対する対応として妥当な判断であると考えるが、名前をさらす職業の場合には匿名性の維持は難しい。少年法の精神に則った対応をするなら、窃盗事件の匿名報道さえ全て伏せなければならなくなる。少年の事案で匿名にするといっても、近所の人などは知ってしまう場合が多いことを考慮すれば、過剰なプロテクトを試みる必要はないという考えもあるだろう。しかし、近所で噂になるというのは、それ以外の情報も含めての噂であるのに対し、報道、特にネット上での公開は、情報が一定期間残り、情報が偏ったものになることを考慮すると少年法と最も遠いところに位置するメディアと言えよう。
公営ギャンブルの運営に関わる人間が刑事事件を起こすというのは問題がある。公営ギャンブルがヤクザのシノギと違うというには、運営側がクリーンである、それも世間基準の上をいくレベルで、必要があるだろう。小さな扱いではあるが、過去にも飲酒運転などの問題が話題になったことがある。今回、JRAの処分は早かったと思うが、好ましくは問題を発生しないことである。公営ギャンブルの売り上げが停滞している中で、問題を起こしてしまっては行く末がますます厳しくなるばかりである。


先に扱った記事のその後を加えることにする。
ポルシェ911GT3が車両火災が発生することを理由に、出荷が停止され、ユーザには使用停止を求めていた。この件について、解決策が公式発表された。(2月21日ブログ参照)
車両火災の原因として、エンジン内のコネクティングロッドのボルトが緩み、この状態のコネクティングロッドが、クランクケースを破損する。その結果、ここからオイルが漏れ、火災に至ったと結論付けた。対策としては、該当車両のエンジンを交換するということである。これまでに785台が出荷されていて、車を使わないように呼び掛けていた。911シリーズの他のモデルには影響しないとのことである。
発表を信じるよりないのだが、コネクティングロッドはエンジンを構成する部品の中で最も過酷な環境で使用される部品の一つであり、高い安全率を設定する代表のように扱われている。安全率が10以上とされる部品であるから、自動車部品の中では非常に高いと言って良いだろう。安全率10というのは、エレベータのかごを吊るすロープに建築基準法で求められる数字である。高出力の限定モデルであるので、安全率が相対的に下がった可能性はあるが、その場合にはそれを補って余りある品質管理を実施するのが当然だろう。生産数からすれば、行われていただろうと想像するし、レースを行っているポルシェがその程度であって欲しくないとも願っている。
先のブログでは200bar (20MPa) の高圧燃料噴射システムが怪しいと記した。この圧が非常に高いのは、デンソーの技術資料でもガソリンエンジンでトップレベルとあるから間違いない。こっちも関係していると疑いの目をもってしまうのだが、外部の人間は知る術がないというのが残念なところではある。


競馬もポルシェも関わりがないことで共通している。

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