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2013年12月10日 (火)

三笠宮家の瑶子女王殿下:慶応大病院から退院

胃腸炎の疑いで慶応大学病院 (東京都新宿区) に入院していた三笠宮家の瑶子さま(30)が12月10日退院した。宮内庁によると、検査の結果、異常はなかったという。6日未明、宮邸で腹痛を訴えて救急車で同病院に搬送された。(毎日新聞:12月10日)


皇室の話について考える。


瑶子女王は、あきこと読むのだが、寛仁(ともひと)親王と信子(のぶこ)親王妃の第一女子である。同じく第二女子に瑶子(ようこ)女王がいる。寛仁親王は、三笠宮崇仁親王と同妃百合子の第一男子である。
三笠宮瑶子女王のような呼称は正しくない。理由は、宮家は当主のみに与えられるものであるからである。一般の苗字のように宮家を扱うのは間違いなのだが、呼び難いこともあり実質的に苗字扱いになっている。どうでも良い話だが、芸能人がファーストネームだけで活動している例がある。これは皇后が、自身の署名で美智子と書くのと同じようで困ったものだ。アルファベット表記やカタカナなら受け入れても良い気がする。世が世なら不敬罪になりそうだが、世が世でなくて良かった話だ。明文化された法律を重視する意見があるが、世の中で生きていくには不文律の方が重要である場合がある。法律を信仰する人の気持ちはよく分からない。

寛仁親王は、2012年6月6日に薨去されている。皇族の死亡の事実を伝える場合に用いられる言葉には崩御と薨去があるが、前者が天皇に用いられる。それ以外の適用は意見が分かれているようだ。宮家の皇族の場合には薨去が用いられるが、寛仁親王の際には逝去と最初報道されていた。新聞の校正でも扱いが少ない語句の選択は迷うようである。
余り扱いのない語句の選択については仕方ないと思うのだが、女性皇族に対する敬称について何とかならないものかと感じる。その最たる例が、「天皇皇后両陛下は……」という言葉は使う一方で、皇后さまと呼ぶ。天皇さまは使われず、天皇陛下となっているから、「天皇陛下と皇后さまは……」とすれば不一致は無くなるが収まりが悪い。皇后陛下というのは差別用語なのだろうか。皇太子についても皇太子さまではなく、皇太子殿下が相応しいと感じるし、それなら、皇太子妃殿下が相当だろう。どうもマスコミは妃殿下の呼称を用いたくないようである。厳密には殿下の呼称がお嫌いのようで、その一方で皇室ネタは大好きのようだ。もっとも気持ち悪いと感じる『 XX さま』を好んで採用している。
敬称は相手との距離を示すことが尺度の基本になっていて、上側に置いたから正しいという単純な話ではない。有名であるが実際には面識のない人に、『XX さん』と呼ぶのはそれ自身が失敬になる場合がある。名前を用いずに、師匠だの、先生だので呼ぶのが普通だ。更に距離がある人であるならば、その人が存命であっても歴史上の人物の様に呼び捨てにする方が敬意を払ったことになるものである。なぜこんな縁のない世界の話に拘るかというと、比較的近い人に敬意を表して様を用いると、皇室に対する敬称と同じになってしまうからである。この国の歴史的な位置付けとして最も高いとされる人への敬称と、隣のおじさんに対するものが同じで良い筈はない。
敬語は摩耗していくものではあるが、上を抑えて下げてしまうと微妙な距離の違いを出すことになって困る。この圧縮は歴史文化への挑戦とも言える。ただでさえまともな敬語を用いる能力を有していないということは、とりあえず個人的な事情であるから別の問題である。だいたい、仕事に関わることと、個人的な事柄には、丁寧な言葉を使うように心掛けるが、敬語の類は使わないようにしている。理由は単純で分かり難いからである。

インドを53年ぶりに公式訪問されていた天皇、皇后両陛下は6日帰国した。彬子女王は羽田空港で両陛下を出迎えられた際に倒れている。瑶子女王は胃腸炎の疑いがあり、出迎えも欠席している。彬子女王は、検査で一時的な血圧低下がみられたが、病院では正常に戻ったが大事を取って入院し、翌日の7日に退院している。
父親である寛仁親王が亡くなって、宮家のあり方についての対応など心労が重なることが両殿下にあったであろうことは充分予想される。そんな中、母親の親王妃は皇室活動に11月から復帰している。娘との確執が噂されているが、そもそも離婚問題を抱えていると言われた人だ。復帰されれば負担が増えるというのは不幸な話ではある。仲良くなるのは大変だろうが、お互いに負担が生じないようにする方法は検討できないものだろうか。


麻生家にお引き取り願うのが現実的な候補というようでは寂しい話だ。

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