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2013年11月 5日 (火)

山本太郎議員、陛下に手紙

山本太郎参院議員(無所属)が10月31日、秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡した。山本氏は「原発事故による子どもの被曝や事故収束作業員の最悪な労働環境の現状を伝えたかった」と記者団に説明した。(朝日新聞:11月1日)


いろいろ批難はあるようだ。まあ、何を考えているのか分からない者の行動は怖いというところだろう。この正体不明の国会議員について考えてみる。

園遊会という行事について確認する。宮内庁のホームページから引用する。

毎年,春と秋の2回,赤坂御苑で催されます。
天皇皇后両陛下は,衆・参両院の議長・副議長・議員,内閣総理大臣,国務大臣,最高裁判所長官・判事,その他の認証官など立法・行政・司法各機関の要人,都道府県の知事・議会議長,市町村の長・議会議長,各界功績者とそれぞれの配偶者約2,000人をお招きになって,親しくお話しになっています。
皇太子同妃両殿下はじめ皇族方が出席されるほか,春の園遊会には,各国の外交使節団の長以下の外交官・各国の領事館の長とその配偶者・令嬢も招待されます。
なお,各界功績者は,産業・文化・芸術・社会事業などの分野で功労のあった人です。


ということである。立法・行政・司法関係者、在日外交官等が春に1,800人、秋に1,000人、各界功績者が春に750人、秋に1,100人で、合計で春が2,500人、秋が2,100人というところのようである。諸事情により催されないことがあり、阪神・淡路大震災(1995春)、香淳皇后の崩御(2000秋)、東日本大震災(2011春)は中止となっている。
天皇皇后両陛下が主催する野外での社交界ということになる。招かれるのは本人とその配偶者などになるから、該当者は上記の数字の半分ということになるようだ。昔は、観菊会と観桜会と呼んだの会流れをくむようだ。昔の呼称の方が風情がある。合理性を貴ぶのが今日の風潮のようだから、現在の呼び方が適当なのだろう。昔が良いとばかり言っていると懐古趣味と言われそうである。皇室のあり方と合理性の辻褄をどのように合わせるかというのは、かなり難解な問題である筈だ。合理性ばかり主張していると、大切なものを失う大きなリスクを負うというのは真実だと信じるから、少しゆとりを持ったら如何かと対応する。逆に歴史的慣習は重大であるという頑なな姿勢には、いろいろな考えがあるから多様性を尊重したらという。まあ、信念がないということは否めない。

その様な会であるから、脂ぎった話をするというより、過去の業績を最近評価された人に皇室がお祝いの言葉をかける (何か適切な表現があるのだろうが、皇室向けの言葉に弱い) というゆるいお祝いの会と理解するのが良かろう。勲章もそうだが、欲しがると見苦しい。招かれたことを誉れとして出席するくらいの器があって欲しいものだと思う。こんなことを書けるのは招かれる心配がないからで、該当する人にはいろいろな思惑が湧いてくることなのだろう。
そんな会に出席して不規則な行動をとった国会議員がいたという話である。大した話ではないので、話題になったテーマにコメントする。

● 足尾銅山事件での田中正造を真似た
この議員に歴史を勉強するということはないだろう。そもそも教養を高めるという意味での教育を受けてきた形跡が見られない。そんな物を考えない輩は世の中でもっとも強い存在で、何をしでかすか分からない。それを楽しむというショーであれば良いのだが、苟も (いやしくも≠卑しい) 国会議員である。真似るなら志の方を真似たいものである。

● 皇室の政治利用か
皇室の行事に呼ばれらたのは、国会議員であったからである。前提として政治的な活動や主張をしないことがあるのだから、政治利用と言われても仕方ない。規則に書いてないという主張は、書いてある規則より、不文律の方が厳しい規定であることを理解していないから言えるセリフである。つまり、教養が無い。

● 国会議員を辞職するか
年収3,000万円の仕事が六年保障なので辞めることはない。それ以外の理屈はない。

● 議員辞職決議を国会は出すか
国民から選ばれた者を気軽に排除しない程度の理性は現在でもあると信じる。

書いてて虚しい作業に思えてきたのでこれくらいにする。
原子力発電に反対するのも、福島の危険性について対策すべしとする心情は、それぞれの価値観で許されるものである。排除される理由はないし、一方で特別に保護されるべき話でもない。また逆の立場で、原発推進を考える者にも同様である。思想良心の自由は守られなければならない。多様性を認める世の中であって欲しいものだと思う。議員なら信じる政策を実現する為に活動すれば良い。
この国会議員の暴挙は、他の考え方を認めず攻撃する態度に特徴がある。教養が無いくせに、ろくな勉強もしないで知ったようなつもりになる驕った態度が最も非難されるべき事柄である。少なくとも、この議員より天皇陛下の方が勉強していると想像される。忙しさは議員の想像を絶するレベルであるにも関わらずである。

馬鹿に付ける薬はない。付ける薬がなくても国民の代表である。

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