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2013年10月24日 (木)

三菱自動車: ミラージュ 改良

三菱自動車は10月24日、小型車 ミラージュ を一部改良したと発表した。女性を意識し紫外線を99%遮断するフロントドアのガラスに採用し ハローキティ のデザインをあしらった限定車も用意。月1,400台の販売を目指す。
エンジン排気量1リットルの小型車で燃費性能はガソリン1リットル当たり23.2キロメートルとハイブリッド車を除くガソリン登録車で最高。価格は99万9600~129万9900円。キティのデザインはプラス11万6970円。
リコール(回収・無償修理)対応を強化するため品質管理プロセスなどを見直した「クオリティー・アップグレード」と呼ぶ品質改革宣言も同日発表。2014年度から始まる中期経営計画に具体策を盛り込む。(日本経済新聞:10月24日)


以前扱ったミラージュについて再度考える。


日本自動車販売協会連合会の資料から国内の新車販売台数の推移を確認した。ただし、今回議論したいミラージュは販売台数が少なく記録が見えないことから、2013年2月以降のデータには輸入車新車登録台数から三菱自動車の小型車の輸入台数をミラージュ分とみなして採用した。同じサイズに相当する各社のモデルを比較用に載せた。結果を下に示す。

■ 国内新車販売台数
           ミラージュ   フィット   ヴィッツ    デミオ    スイフト    マーチ
  2013年 9月   1,137     19,388     6,869     4,240     3,724     2,590
  2013年 8月    670     6,193     5,324     2,999     3,236     2,089
  2013年 7月    835     11,553     9,181     4,346     3,978     2,701
  2013年 6月    846     12,189     7,122     3,224     3,606     2,546
  2013年 5月    940     9,419     5,873     3,174     3,072     2,142
  2013年 4月    820     9,176     6,904     2,792     3,363     1,720
  2013年 3月   2,446     20,327    12,301     6,577     5,176     4,023
  2013年 2月   1,409     12,246     7,974      4,573     3,431     2,843
  2013年 1月   1,373     8,834     5,822     4,068     2,448     2,348
  2012年12月   1,359     8,380     4,175     2,581     2,584     1,623
  2012年11月   2,467     9,320     5,889     2,794     2,631     1,708
  2012年10月   3,054     9,318     5,359     2,651     2,557     1,959
  2012年 9月   4,483     12,511     5,990     4,112     3,608     2,753
  2012年 8月   1,392     12,249     6,274     4,277     3,308     2,692

ミラージュはタイで製造して日本に輸入されている。4月から8月までの販売台数は千台に届かないという状態で、モデルチェンジ末期の様相を示している。価格も安いし、もう少し売れても良い気もするが、自動車に百万円払うのだから安いといってもテレビを買うのに比べればはるかに高い。買いたくない気持ちにさせる要素があれば他のモデルに流れるものなのだろう。
各モデルのフルモデルチェンジを確認すると、ミラージュ(2012.8)、フィット(2007.10/2013.9)、ヴィッツ(2010.12)、デミオ(2007.7)、スイフト(2010.9)、マーチ(2010.7)となっている。フィットを除いてはミラージュは絶対的に新しい。しかし、街で見るミラージュはもっと古く感じる。デミオより古いと思ったら、デミオは意外に古く、2011年6月にマイナーチェンジをしてその印象が残っているのかもしれない。
以前から販売台数の多いフィット、ビッツを別にして、デミオ、スイフト、マーチは毎月2,000~3,000台を販売している。販売網の違いはあるにしても差は大きい。マツダ、スズキの販売網に三菱は劣る状態になってしまったということなのだろうか。
改めて眺めてみるとマーチの販売台数が少ない。以前のモデルではもう少し多かった気がするが、どうしたものなのか。ミラージュと同じくタイでの製造であることが足を引っ張っているとしたら、日本市場の特徴として考えなければならないことがある。ドイツ製のクルマでも南アフリカやアメリカでの製造であった場合は影響があるのだろうか。もちろん少数の販売モデルと量販品との違いはある。気にはなる。
製造国は横に置くとして、クルマは高い買い物である。その買い物で、安い物は買いたいが、安っぽい物は買いたくないというのは確実にある。ミラージュは安く売る為に、安っぽい物を作ってしまっていないか。販売力があるとは思えないスズキの小型車に大きく離されている点でそう感じてしまう。


ハイブリッド車が売れるのは燃費が良いからではなく、環境性能に気を使っている良い人のイメージではないか。

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