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2013年6月 5日 (水)

三菱自:6月6日発売の軽自動車もリコール

三菱自動車は6月4日、補助ブレーキランプが外れる恐れがあるとして、日産自動車と共同開発して6日から発売予定の軽自動車「eK」と「デイズ」計1,456台(2013年4~6月製造)のリコールも国土交通省に届け出た。販売活動で使う試乗車などが対象で市場には出回っていない。 同省によると、車体に固定するランプに塗った潤滑剤の影響で、ランプに亀裂が生じて外れる恐れがあるという。今後は潤滑剤を使用しないことで対応する。(日本経済新聞:6/4)

度々このブログで話題になる三菱自工について考える。

何度も書いている会社はここだけかもしれない。関連する話を五回も書いている。ちなみに、当ブログのページ別アクセス数の上位3つは、1位が早稲田大学の労基法違反で、2位がミラージュの販売が大苦戦、3位がタイヤ会社業績と天然ゴム価格である。(トップページは除く) 他のページと際だった違いがあるとは思えないから、検索ワードのヒットのし易さかもしれないと思っている。結構調べた気がするキユーピーの話は順位が低いが、同じくらい手間が掛った国民健康保険料の資産割は上位10位に入っている。調べた量はアクセスしないことには分からないから、アクセス数と連動しないのは当然である。200を超える数を公開しているからこんな楽しみも味わえるようになった。アクセス数より、ページひとつの質を上げることが大切だが、こちらの方は遅々として進まない。

話が逸れた。三菱自工と日産の軽自動車生産の合弁会社であるNMKVが、DAYZ、DAYZハイウェイスター、eKワゴン、eKカスタムという両社の軽自動車を製造する。三菱自工の水島製作所での製造であるから、NMKVは製造を三菱自工が行うOEMより日産の意見が余計に入っているという姿と考えて良いだろう。しかし、MRワゴン(日産のモデル名モコ)においても、スズキの製造に日産の意見がかなり入っているという話があったから、それほど新しい話でもないと感じる。
今回のリコールを特徴付けているのは、NMKVの最初の生産モデルで発生したこと、販売開始の前であったことである。販売開始前にリコールを届け出るのは過去に例がない訳ではなく、一般的とまでは言わないものの発生するものであるようだ。
三菱自工である水島製作所で製造した軽自動車で、車体に固定するランプに塗った潤滑剤の影響で、ランプに亀裂が生じて外れる恐れがあるというリコールを届け出た。ランプに潤滑剤を塗ることが水島製作所で普通に行われているから同様の作業を実施したのだろうと想像される。それなら製造方法を確定した際に、その方法によって行うことにすれば良かったのだが、そうもいかない理由があるのだろう。その辺が合弁会社に発生し易い問題であると考えられなくはない。考えられるケースとしては、日産が潤滑剤を塗る工程が無駄であると指摘したが、量産してみたら公差の範囲の中心では問題ないが、少し中心から外れたものだと組み立て難くラインで問題になった。そこで、潤滑剤を塗布してクリアランスの小ささを対策したというストーリーだ。外れている部分もあるだろうが、公表されている情報だけで判断するならこの程度でしかない。

三菱自工ならリコールしなかったのではないかという意見もあるようだ。そんなに簡単な話でもないだろうが、ここのところリコール付いている三菱自工ならリコールを出すが、以前のリコール隠し体質の三菱自工なら出さないはさもありそうな話である。そう言ってしまえば、一度間違いを犯した会社はずっと犯すだろうと推定されると言う話になる。そこまでいくと行き過ぎがありそうだ。合弁の会社の最初なので隠すとややこしいことになるという思いはあっただろうが、被害が出る前に処理したかったというところが本当のところではないか。
リコールはともかく、決められた製造工程を勝手に変更してしまう体質が水島製作所にあることが深刻である。簡単な変更だから良いという性質の話ではない。決められた仕事を粛々とこなすことが出来ない工場であるということである。製造の基本である約束事を守る体質が欠けているなら工場の看板を変えて治る話でもあるまい。リコールしたのが日産が三菱自工の体質を改めようと、力技を仕掛けたというのは経済小説としては形になっているが、それほど面白い話にはなりそうにない。
この辺の事情は今後も明らかにされることはないだろう。問題のない製品を出すようにして貰いたいものだと思う次第である。

日産が軽自動車に進出するといってもこの程度のやり方では、本当の意味での市場進出とは言えないだろう。電気自動車(EV)も計画とはかけ離れた結果になっており、失策と言われて仕方ない状況がいくつもある。一方三菱自工は、国内生産で柱になるものが見当たらない。軽自動車についても車種が整理されておらず、競争力がないものを多品種少量生産している状況では経営改善につながらない。軽商用車の開発を止めるのもその最初の一歩であるのだろうが、売れる (魅力的なの方が適当か) 車造りができないのなら事業の継続は困難である。それなら日産と三菱自工は一緒になってしまえば良い。日産社長の未達な目標も、三菱自工を連結対象にすれば達成されるだろう。三菱自工としても、開発資源をEVに集中する格好の機会となる。三菱グループの株式を日産に売れば完了だから手続きは簡単である。財閥の看板への拘りが薄れているのなら可能だが、三菱はまだ菱のマークに愛着がありそうではある。


ワールドカップ最終予選を言い訳に一回休みであった。

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