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2013年5月 9日 (木)

自動販売機

酒の販売の話が出たので、自動販売機について調べた。

データは日本自動販売機工業会の公表資料による。

■ 飲料自販機普及台数 [千台]                
            2012   2011  2010  2009   2008   2005   2002   1998
清涼飲料      2,179  2,147  2,183  2,148  2,231  2,280  2,144   2,096
牛乳          167   164   173   179   168   181   180    171
コーヒー等(カップ)  183   185   200    202   143   155   173    187
酒・ビール       34    35    37      36    47     59     92    154
飲料小計      2,563  2,530  2,591  2,565  2,588  2,675  2,589   2,608
                

■ 飲料自販機年間自販金額 [億円]
             2012   2011  2010   2009   2008   2005  2002   1998
清涼飲料       19,023  18,947  19,671  18,795  21,505  23,491  22,262   -
牛乳          1,461   1,446   1,553   1,615   1,542   1,724   1,751   -
コーヒー等(カップ) 1,570   1,597   1,815   1,931   1,371   1,526   1,937   -
酒・ビール       506    556    577    569    818   1,031    1,713   -
飲料小計       22,558  22,558  23,615  22,909  25,230  27,771  27,660  30,308
 注: 1998年は飲料区別のデータなし。

上記の計算で、清涼飲料数の自販機は人口1万人で200台くらいの目安となるが、それぐらいの様な気がする。駅前などは多いが、まんべんなくある。牛乳やコーヒー(カップもの)は街ではそれほど見かけないから、商業施設やオフィス内の設置が主なのだろうか。清涼飲料の1/10水準では見かけない。酒ビールはもっと少ないが、規制の関係があるようだ。許可について確認したところ、缶・ビン・PETボトル入りの清涼飲料を販売する自販機を設置するときには許可は必要ない。しかし、販売する商品によっては、設置に際して許可が必要となる。許可を必要とする主な自販機は、下の通り。

 (1) カップ式自販機    食品衛生法に基づく喫茶店営業の許可
 (2) 調理式食品自販機  食品衛生法に基づく飲食店営業の許可
 (3) 牛乳自販機      食品衛生法に基づく乳類販売業の許可
 (4) 酒類自販機      酒税法による酒類小売店免許
 (5) たばこ自販機     たばこ事業法によるたばこ販売人の認可

たばこは別に扱うとして、食品衛生法に係われば屋外の設置は制限されるだろう。酒類は未成年への販売が制限される品目だから仕方がないが、販売免許制があるから設置場所も当然制限されることだろう。
さて、自動販売機の1台あたりの売上高を計算してみた。結果を下に示す。

■ 飲料自販機年間平均販売金額 [千円]
            2012   2011  2010   2009  2008   2005  2002  1998
清涼飲料       873   883   901    875   964  1,030  1,038    -
牛乳          873   883   900    900   915   952   972    -
コーヒー等(カップ) 860   864   909    957   959   988  1,122    -
酒・ビール     1,500  1,579  1,580  1,580  1,748  1,747  1,857    -
飲料小計       880   892   911    893   975  1,038  1,069  1,162

清涼飲料は最近売り上げが下がって、以前の100万円から90万円弱になっている。自宅の前に設置したとして、粗利が三割としたら月2万円程度である。窃盗被害や、いたずら対策をしなければならないとなるとそれほどのうまみはなさそうである。牛乳やコーヒー(カップもの)は、屋内にあると仮定するなら、清涼飲料より良いが場所を選ぶことになるから商売のうまみとは別の要素が入る。一方、酒・ビールは150万円の売上であるから、立派なものである。この自販機は、行政指導で23時から翌朝5時まで停止している。免許があるということは、店舗もある訳だから150万円が店舗販売に比べ効率的かどうかで判断しなければならない。ビールメーカの違うものを二台並べるとして300万円だから、酒販売問屋の営業に勧められれば乗ってもよいと思うかもしれない。

免許制のある品目は、免許があれば ”なんとなく守られている気分” にはなりそうである。世知辛い世の中だから、本当に守られることはないのだろうし、街の酒屋の経営が大変なのは様子で分かる。駅前にあるチェーン店は地元の酒屋で酒を仕入れる規制があれば随分違うだろうが、チェーン店は話題に欠かない会社であるから、少しでも安い酒を仕入れることだろう。
酒よりたばこの方が面白そうだと気付いたので、明日はたばこにする。


自販機の販売台数も明日やろう。(なんでも先に送るのは良くないかな…)

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