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2013年1月10日 (木)

トヨタ、自動運転技術を公開

トヨタ自動車は1月7日、自動運転システムを搭載した実験車をラスベガスのホテルで公開した。自動制御で衝突を防ぐことで、走行の安全性を高めるのが狙いである。米IT大手グーグルなども同様の研究を進めている。開発競争が活発化しそうだ。

自動車事故を防止することを、自動車製造会社は考えているのだろう。しかし、これで自動車事業の先行きは大丈夫なのかということを考えてみる。

トヨタの見解としては、副操縦士として自動運転技術を目指すという。完全な自動運転には、トヨタは慎重であるようだ。解説によると、開発しているのは、事故を未然に防ぐシステムや、衝突が差し迫った際に自動車側がコントロールをするシステム、乗員の保護を手助けする受動的システムなどだという。これらの技術は完全な自動運転車開発にも利用できるものだが、トヨタは今のところ関心がないという。自動運転を実現する為の装備として、高解像度カメラや最新GPS機能、LIDAR(radar and light detection and ranging)技術を用いたセンサーシステムなどを搭載されている。
ラスベガスで公開された画像を見ると、なかなか厳つい装備である。この装備に歩行者が接触したらケガしそうだが、接触しないのが自動運転技術なのだろう。まだ開発段階の技術にそんなことを言ってはいけない。
Google社は、プリウスやレクサスRXをベースにした自動運転車の開発をしている。これには、トヨタのが用いた技術と同様のものが採用されている。Googleは本格的な自動運転を目指しているのにたいして、トヨタは自動運転には慎重で、運転の上手いドライバーが安全であるとする考えを取っている。衝突が差し迫ったときには介入するということのようだ。それだと、現在の自動車に採用されているものとどう違うかということになるが、もう少し介入が積極的になるのだろう。これに対して、欧州のメルセデスベンツやBMW、アウディなどの自動車会社は、低速の自動運転システムを実現させようとしている。
自動車会社は自動運転を目指さないで、IT会社は自動運転を目指すというのは、現在、生業にしている会社と、理論的な立場で検討できる部外者の違いなのだろう。無論、自動車会社の中にも自動運転をしたいと考える研究者もいるのだろうが。

テレビでは実現には、事故発生時の責任問題があるという指摘があったが、免許なしで乗れるなら製造物責任で、そうでないなら運転者に一定の責任があるというのが現実的だろう。研究段階の技術に随分と間抜けな疑問を投げ掛けるものだと思った。
実際に完全な自動運転を目指すなら、道路や標識・信号に発信器を埋め込んで、走行中の自動車と双方向の情報通信を行って制御する方が簡単そうである。自動車も動力を制御し易い電気モータにすれば尚よかろう。すべての道路を行うのは難しいが、都市部の限定された幹線道路なら出来なくはない。それだけだとメリットもないのだろうが、そんなことから始めないと何も変わらないものである。
と、書いてきたが、自動運転なんて必要なのかと疑っている。自動車は自由に移動できるから嬉しいのであって、安全だから嬉しいのではないのだろう。T型フォードを買って、自由に今まで行けなかった場所に出掛けたことは、その道のりは安全ではなかったろうが、きっと楽しい時間であったに違いない。自動車を運転することは、自由であることが楽しいのである。トヨタが「FUN TO DRIVE, AGAIN.」と広告しているのは、運転する楽しさを求める客を開拓しないと自動車が売れないことを感じているからだろう。
さずがにトヨタが、移動するのも、死ぬもの自由だとは言えないだろうが、安全の為なら死んでも良い人向けには自動車は売れない。自動車に完全な安全を求めるなら、ライセンスのあり方や整備のやり方を見直さなければンらない。
日産がステアバイワイヤと呼ばれる技術の採用説明で、飛行機では普通に使われていると説明していた。飛行機と同様の整備体制を布くのかと思った。まあ、その程度の信頼性があるという話にすぎなかろうが。


毎日書くのは辛いが続く。毎日でなくてよいと書かない。困ったものだ。

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