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2012年12月 2日 (日)

サッカーJ1降格決定

サッカーJ1の降格チームは最終節に、先に決まっていた札幌の他に、神戸とG大阪に決定した。

G大阪はJ1にJリーグ開幕時より加盟しているチームであるが、今回J2降格となった。J1のチーム数が18になった2005年から2012年までのリーグ戦の勝ち点数をまとめたところ、G大阪は平均で1位であった。この期間J1であったチームの平均勝ち点数を示す。

1 G大阪  59.0
2 鹿島   58.5
3 浦和   55.3
4 川崎   54.9
5 名古屋  54.5
6 清水   51.6
7 横浜F  48.9
8 磐田   46.3
9 新潟   43.6
10 大宮   40.8

上記の3チームと下位の3チームの顔ぶれを眺めると、優勝争いをしているチームと、降格争いに巻き込まれているチームに見える。G大阪が降格するのが不思議に見える理由はここにあるようだ。
シーズンが始まる前の予想で、G大阪、神戸は上位にあり、鳥栖、仙台は下位にあるものが多かった。これが逆になったのだから、予想は難しいというより、当たらない。
予想の上位と下位が入れ違った理由は、戦力の均衡が進んだことによるのだろう。以前はJ1とJ2には大きな力の差があったが、2011年の柏が昇格後に優勝したように接近している。この柏も2012年には中位に埋もれた。資金が豊かであれば有力な選手の獲得も可能であるが、選手の欧州志向が強いことから年俸より夢を叶える(その先にはもっと大きな金銭があるのだろが)となると、引き留めの抑止力に事欠くことになる。2009年オフシーズンから移籍金制度が改められ、契約期間中であればチームに移籍金が入るが、契約が切れていれば選手は自由に移籍できるようになった。欧州移籍でチームに移籍金が入るように選手と長期契約をすれば、その資金で育成に力を入れることが可能であるのだが、チームはリスクを背負うことになる。
降格になった3チームで、G大阪はパナソニックを親会社に持つが、神戸は楽天の三木谷の資産管理会社が株主で、札幌は多くの企業に分散している。G大阪が安定しているように見えるが、パナソニックの本業が業績不振であるので楽観視できない。J2では収入が大幅に減ることが予想される。チームを去る選手も出ることだろう。J2で上位に入るのも簡単ではないという。どんなチーム構成をするのだろうか。

Jリーグは地域に根差した活動が定着する一方で、全国的な注目は弱い。日本代表のサッカーの注目度が高いことと、Jリーグの人気が連動していない。全国的な人気を高める努力をJリーグはしなければならない。既にしているというところだろうが、全国的な宣伝活動はチームの責任ではない。


降格決定時期だけ注目されるチームは寂しい。

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